はじめに

はじめまして。プロトソリューションAIテクノロジー推進室 仙台の櫻井です。
現在、自社サービス「受付クラウドシステム ラクネコ」の開発チームリーダーを務めています。
今回は私のストーリーをご紹介いたします。

入社までの略歴

日本三景で有名な宮城県松島町で生まれ育ちました。

幼い頃から機械やモノ作りへの興味が強く、壊れたゲーム機のコントローラを分解して直したり、エレキギターの改造をするのが好きでした。
そんな私が真剣にITの世界に興味を持ち、目指そうと思ったのは高校生の時です。

当時、我が家はPCとインターネットの環境が整ったばかりで、1日何時間もネットサーフィン(死語?)に熱中していました。
プログラミングに初めて出会ったのもその頃で、あまり理解していないながらも、JavaScriptのコードをWebサイトからコピペしてきて動かしたのを友人に見せて自慢していました笑
ただ、その時まだプログラミングは自己満足のお遊びに過ぎませんでした。

運命を変える出会い

高校生活も中盤に入って進路をどうしようかと考え始めた頃、とあるショッピングサイトと出会ったことにより、自分の進むべき道はこれだと決心がつきます。

それまで、買い物するとなれば車や電車で出かけて、店内で欲しい商品を探して購入するというのが自分の中でのスタンダードでした。
しかし、そのショッピングサイトを初めて利用してみて、家の中にいながらPCの画面上で莫大な数の商品の中から欲しい商品を簡単に見つけることができ、購入した後は数日のうちに届くという体験に衝撃を受けました。

そのサイトというのはそう、今や誰もが一度は利用したことがあるであろう「Amazon」です。
周囲での知名度はまだ高くなく、家族や友人にオススメしていたのを覚えています。

この体験をきっかけに、これほどまでに人を感動させるようなサービスを自分も作りたいと思い、情報系に進学することを決意しました。
そして進学先では、Web開発や当時黎明期だったスマホアプリの開発についてみっちりと学びました。

就活シーズンに入り、愛着のある地元で良さそうなIT企業はないかと就職情報サイトを見ていたところ、当時「Javaのスペシャリスト集団」という惹かれるキャッチコピーを打ち出していた、株式会社アイソリューションズ(後に「株式会社プロトデータセンター」と合併し、現在の「株式会社プロトソリューション」へ)に応募しました。
1社目の応募だったので採用面接では不慣れな感じは出ていたと思いますが、とんとん拍子に進んで内定をいただくことができました。

PSに入社後

入社後は2ヶ月程度の新人研修の期間が設けられており、その間は定期的に上長と面談する機会が設けられていました。
もうすぐ研修が終わってOJTだなぁと思っていた時、面談で上長から唐突な質問がありました。

上長「櫻井くんってアプリ開発やったことある?」
櫻井「ありまぁす!」

結果、他の新卒同期と行うはずだったOJTから外れ、より実践的なAndroidアプリの開発案件で単独のプログラマーとしてアサインされることになりました。
案件配属が決まった当初は、開発経験ありと答えたことに少し後悔の念もありましたが、その経験が自分を大きく成長させてくれたため、今では良かったと思っております。

それから、若手の頃は受託開発を中心に経験しました。
中でも印象深いのは、クルマ情報メディア グーネットのAPI基盤を新規構築するプロジェクトへの参画です。
オンプレミスからクラウドへの移行ともに、各種サービスに展開できるようなAPIを開発するという内容で苦い思い出もありますが、無事公開に至った時の喜びはひとしおでした。

自社サービスの開発へ

プロジェクトが運用保守に入って落ち着いた頃、PSでサービスの研究開発チームが発足し、そのメンバーとして合流することになりました。
私は「受付のスマート化」をテーマに、内線電話での受付をリプレイスするシステムの開発を担当することに。
これが後のラクネコに繋がるわけです。

研究開発チームでは積極的に新しいガジェットを触ってみており、当時発売して間もないAmazon Echo Spotを使ってみてはどうかと、音声で対話する形式の受付システムを開発しました。
実際に会社のエントランスに設置して検証してみたものの、結果は失敗。
音声認識の精度や対話の煩わしさから、実運用で使うには厳しいという結論となりました。
(精度の問題は改善していると思うので、今試したらまた違う結果になるかもしれないです)

↑ 受付システムのプロトタイプ
認識した来訪者名がヘンテコな結果だった時は爆笑していました。

検証結果をもとに方向転換、確実性の高いタッチ操作による受付システムを開発することになりました。
試行錯誤を繰り返して完成度を高める中、東京拠点の移転にあわせて受付システムを配備することが決定し、タイトなスケジュールではありましたが周囲の方々からアドバイスや協力をいただき、なんとか実運用に乗せることができました。
1ヶ月ほど東京に常駐してシステムを我が子のように見守り、実際に使われるところを観察していましたが、簡単に受付が済むことに驚いている方もいらっしゃって、苦労が報われた感覚がありました。

↑ 移転した東京拠点エントランスに設置した受付システム(どこかに間違いがあるので探してみてね)

ラクネコはその後正式リリースされ、数年を経て多くのお客さまにご利用いただくまでになりました。
初めはひとりでAmazon Echo Spotと戯れていたのが、次第に人数や役割が増えチーム化し、今では頼もしいメンバーがサービスを支えています。

今後やりたいこと

ラクネコチームはプロトソリューションとしてはまだ経験が少ない、toB SaaS分野に挑戦しています。
営業やマーケティング、カスタマーサクセスといった様々な役割のメンバーがおり、同じ目標に向かって協力して取り組んでいますが、時には衝突することもあります。
ただ、それはお客さまにより良いサービスを提供していくため、成長していくために必要なものだと考えています。

自らがWebサービスで経験した感動を、ラクネコや今後取り組むであろう新たなサービスを通して、今度は誰かに与える側として挑戦し続けていきたいと考えています。
ITの世界に足を踏み入れるきっかけとなったその想いは、十数年経った今も変わりません。

最後に

近年、業界の進歩は著しく、エンジニアは今までより簡単に、堅牢でユーザー体験の優れたサービスを提供できる環境が整ってきていると実感しています。
すなわち、自分が世の中に新たな価値を提供できる可能性が広がっているわけです。
ここまで読んでくださったそこのあなたも、コンピュータが乗ったデスクから世界を変えてみませんか?

SaaSエンジニア

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はじめに

はじめまして!

私は、プロトソリューション AIテクノロジー推進室 仙台に所属しております、阿部と申します。

プロトソリューションの社員の多くは技術職の方が多いのですが、私は少し異色の経歴と言いますか、開発者からカスタマーサクセスへジョブチェンジした職歴となっております。

きっと、他の方とは違った様子を見て頂けると思いますので、是非最後まで見て頂けますと幸いです!

学生時代 〜 入社。 なかなか上手くいかない日々

私は生まれも育ちも宮城県の、生粋の宮城県民です。
小さい頃からモノ作りが好きで、アトリエ教室に通っていたりしました。

学生時代は福祉関係を学び、現場実習や障がいを持たれている方々とのボランティア活動なども経て、「いざ!就職!」となったとき、やはりモノ作りの気持ち等を諦められず、一気に方向転換。

プログラムの勉強はしてこなかったものの、PCの扱いは得意だった為、当時の株式会社アイソリューションズ(後に「株式会社プロトデータセンター」と合併し、現在の「株式会社プロトソリューション」へ)に新卒で入社します。

Java、PHPといった言語を中心に、Androidアプリ、ECサイト、グループ企業の基幹システム作成など、様々な案件に携わらせて頂きました。
しかし、完全未経験で入社した為、右も左も分からず先輩たちをとても困らせた覚えがあります・・・(笑)

そんなある日、偶然にもカスタマーサクセスへのジョブチェンジの話を頂きました。
経緯としては、新たにサービスを展開する自社製品「ラクネコ」のカスタマーサクセス要員を探していたとの事でした。

https://raku-neko.jp/

しかし、当時はカスタマーサクセスというものをよく分かっておらず、「何それ?」という気持ちだった事に加え、長年やってきた開発から離れる事に対して不安な気持ちもありました。

しかし、それ以上に「新しい事にチャレンジしてみたい!」と思っていた自分がいるのもまた事実。
そんなチャンスが手の届く範囲にあるなんて、なかなか無い事です。
まして、新サービスに設置する新しいポジションに抜擢頂くなんて・・・!

私はカスタマーサクセスとして歩みだす決意をしました!

今やっていること

前述の通り、自社開発した受付システム「ラクネコ」のサポート、及びカスタマーサクセス業務を行っています。
カスタマーサクセスは「お客様の成功体験をつくる」ことを目的とした活動を行う職種です。

具体的な日々の業務内容としましては

・お客様からの問合せに対する調査、回答
・各社にあった運用方法の提案
・使い方に関するレクチャー会

といった事を行っています。
「対応のスピード感」「お客様の業務に則した提案力」「契約に至るまでのスムーズさ」等でサービスの良さを知って頂く(= 成功体験を得て頂く)という事を意識しながら業務を行っています。

お客様対応の一定のルールはあるものの、お客様が何に対して「成功」と感じて頂けるかは、お客様の状況に応じて変わります。
よって、お客様毎に都度やり方を変えていく必要があり、日々の業務に正解はありません。
とても難しいのですが、それが楽しい部分だったりもします。

当初、ジョブチェンジに不安もあったのですが、いざやってみると元開発者であるという事が活かせる場面も多々ありました。

例えば「お客様からテクニカルな質問を頂いた際、即時返答できる」といった事が挙げられます。
お客様との会話中、お客様がどのような設定を行ったのか、データを確認したいという場面が発生する事があります。
こういった場合に「持ち帰って後日回答します」と言う事もできるのですが、これでは話が思うように進まず、お客様にとってもストレスでしかありません。
情報提供のスピードも重視したい部分なので、私の場合は「すぐお調べします!」といって、データの確認作業に入り、その場で状況の明確化と、次のアクションまで決めてしまうように心がけています。

この点については、開発者を経ていて良かったと強く感じる部分です。
そして今では、レビューサイトの「サポート品質」の項目で、多くの企業さまで満点を付けて頂けるまでになりました!

(もちろん自分だけの力ではありません。一緒に業務を行って下さっている全ての方に感謝!)

今後やりたいこと

「カスタマーサクセス専門の部門をつくりたい!」と思っています。

プロトソリューションは幅広い分野で活動を行っており、「自社サービスの創出」を意識した活動も多い為、今後どんどん新しいサービスを生み出していくと考えています。

そして、サービスが生まれた後は私の番。

そのサービスをお客様に最大限活用頂き、嬉しさ、楽しさ、感動といったものを届けられるよう、活動していきたいと思います。

最後に

入社してから今に至るまで悩んだ事も多かったのですが、「ジョブチェンジが柔軟に行える環境がプロトソリューションにはある」という事が、私にとっては非常にありがたい事でした。

これは、「開発だけをやっている会社」であったら難しい事で、新規プロダクト開発やマーケティング、デザインなど、様々な活動領域がある会社だからからこそできる事だと感じています。「新たなチャレンジをしたいと思っていた自分」×「社員の適正判断や多様な活動領域を持つ会社」の良い掛け算だったと感じています。

活躍分野の幅広いプロトソリューションで、一緒に新しい事にチャレンジしてみませんか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

SaaSエンジニア

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自己紹介

こんにちは

プロトソリューションにて社内情報システムを担当して7年目になる島袋です。

企業のネットワークを担当した経験から自宅のネットワーク改善に取り組んでみたので、ご紹介していきたいと思います。

現在のお家ネットワークを確認

利用している回線やハードウェア周りは以下となっていました。

  • プロバイダ:auひかり ちゅらホーム
  • ホームゲートウェイ(以下HGW):Aterm BL900HW

現在の速度を計測していきましょう。

Fast.com画像1

快適にオンラインゲームや動画視聴を行うには100Mbpsは必要と言われているため、少し遅いですね。

社内情報担当としては、500Mbpsは超えたいところです。

改善を行うために、どこがボトルネックになっているかを調査します。

私のお家では通信は以下の流れで行われてました。


スマートフォン、PC
  ↓
HGW
  ↓
ONU
  ↓
光ケーブル

上記のHGWには有線LANポートが備えられていたため、PCとHGWを有線LANケーブルで接続し、回線速度を計測すると、

Fast.com画像2

かなり速度が改善されました。

原因は、HGWが出しているWi-Fiが遅いということでした。

調査をしたところ、HGWが出しているWi-Fiは4(IEEE 802.11n)でした。。

最新規格である6の2世代前ですね。

HGWの伝送速度は最大で450Mbpsのため、そもそも私の目標値500Mbpsが出せません。。

そこで、某有名ネット通販サイトからBuffalo製アクセスポイントを購入しました。

購入したアクセスポイントは5(IEEE 802.11ac)に対応しており、製品ページによると最大伝送速度は1,733Mbpsとなっておりました。

早速購入したアクセスポイントとHGWを接続し、初期設定後にWi-Fiに接続しました。

Fast.com画像3

目標としていた500Mbpsを超えることが出来ました!

最後に、ネットワークを改善する際の注意点をお伝えしていきます。

1. LANケーブルはCat5E以上を利用する

LANケーブルには種類がございます。ご自宅で利用しているLANケーブルが古い場合はLANケーブルが原因で通信が遅くなっている可能性がございます。

LANケーブルにCat5と書かれている場合は最大通信速度が100Mbpsとなります。

2. ボトルネックを調査する際は出口から

私のお家ではHGWが出口に近い場所となるため、そこにLANケーブルを指しましたが最近はマンションやアパートにインターネットがサービスで開通していることが多くなってきました。

その場合はお家のどこかに情報コンセント(LANケーブルをさせるコンセント)があるかと思いますので、そこにLANケーブルをさしてPCと接続してみましょう。

一番出口に近いところでPCと接続しても100Mbps以下の場合は、そもそも回線から見直す必要が出てきます。

マンション・アパートのサービスインターネットは住民全員で一つの回線を共有して利用するため、遅くなりがちです。

3. 迷ったら最新規格を利用する!

前述した通り、Wi-FiにもLANケーブルにも規格というものが存在しております。

私が所有している機器は6には対応していないため、5のアクセスポイントを購入しましたが、分からなかったり迷ったりする場合は最新規格の製品を買った方が良いかと思います。

最新機器ではなく最新規格となりますので、ご注意ください!!

皆さんもご家庭のネットワークを見直して良いインターネットライフをお過ごしください!

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャー

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はじめまして。プロトソリューション ソリューション開発部2 仙台の水野と申します。

現在はWebエンジニアとして、サイトの運用保守を担当しています。

今回は私のストーリーをご紹介いたします。

Wantedlyのプロフィールはこちら

入社までの経歴

私は宮城県の仙南地域で生まれ育ち、周りには田んぼしかない大自然で過ごしました。
幼少期には遊ぶものがなくひたすら家の近くの森に行き、昆虫ばかり取っておりました。そんな中PCに出会い段々と素晴らしさに気づき簡単なプログラムを書いてしまうほど、熱中していきました。

小中高はPCを触る時間が少なくなるのが嫌で近場の学校に入学し、高校卒業後はシステムエンジニアになるべく隣の市にある高等技術専門校に入学しました。

2年間様々な言語・システム開発のイロハを学びました。学生時代一番好きな言語はCOBOLでした。2年間学んだ結論は、WEBの開発が一番自分のスタイルにあっており「WEBエンジニアってめっちゃかっこいいし今後必要となるのはWEBエンジニアだ!」とWEBエンジニアにフォーカスをあて就活を行いました。

元々、地元で活躍したいという気持ちがあり、県内で大規模なWEBの開発をしている会社を探していましたが、なかなかご縁に恵まれず途方に暮れていたところ、専門学校の先輩がプロトソリューションに入っているという話を聞き、調べたところ私の探していた条件(大規模なWEB開発(グーネット等々)を行っている、比較的年齢層が若め、駅に近い、オフィスが綺麗)に合致し人事の西野さんと話し「こんなにかっこいい会社他にない」と思い入社を決めました。

入社してから

1年目~

新卒として入社後、3ヶ月ほど研修をしたのちに新規開発チームに配属されました。
配属後、Laravelを使えるようになってほしいと言われ2ヶ月ほど独学でLaravelを学習し、管理者側が使うサイトを一から実装しました。新卒ながら一からサイトを実装させていただいたのはかなり良い経験になり、この経験が今の土台となっていると感じています。

2年目~
中古車の出品などを行うサイトの運用保守を担当し、その後中古車販売サイトの運用保守を担当しました。チームの構成は、PM、PG(私)、PG(新卒)で最後の方は私がお客様と会話をし、簡単な案件を管理をしていました。この時は、気づいたらSEになっとるやん!と日々責任感に追われていましたが、新卒に不安な思いはさせたくないと思いがむしゃらに頑張ってました。運用保守を通じSEO、サーバーサイドといった幅広い開発ができ日々知らないことを調べながら好奇心いっぱいで業務を行えました。

3年目~
2年目と同様、中古車販売サイトの運用保守を担当していましたが、「新規開発やってみない?」というお誘いがあったため新規開発を3年目後半に担当していました。
2年目とは違い、ほぼ上流工程から下流工程まで行っていました。3年目でこんな経験できない!と思い業務を行っていました。1~2年目の経験の集大成のような業務内容で、結果的に問題なくリリースまで漕ぎつけることができ、自分の短所・長所を見つめることができ一段階レベルアップすることができました。

今後やりたいこと

1~3年目までの経験を書かせていただきましたが、毎年私がやりたい仕事でした。
やりたい仕事が出来ているのはとても幸せなことで、とても恵まれている環境だと振り返り思います。上司にはずーっと「でっけぇかっけぇサイトが作りたいっす」と話しています。
規模が大きいサイトを作りたいという気持ちは専門時代から変わっておらず、日々業務を遂行できるモチベーションはこちらからきていると思います。

最後に

私の意見を尊重し、1~3年目のような「でっけぇかっけぇサイト」が作れるよう様々な経験に挑戦させていただいています。新卒でも様々な経験ができるプロトソリューションにはとても感謝しています。

私は経験ありで入社しましたが、後輩は皆経験なし入社で研修やOJTを経て私と遜色のない業務を行なっています。未経験なりでも挑戦できる環境がありますので、この記事を読んだ未経験の方にもプロトソリューションのことを知っていただければ幸いです。

ITエンジニア

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はじめに

はじめまして。プロトソリューションの上里と申します。

私はソリューション開発部沖縄1に所属しており、現在はグーネットに車両情報を掲載する為、大手のメーカー様やディーラー様から頂いたデータを変換するシステム(コンバートシステム)の開発・運用保守に携わっています。

私はコンバートチームに配属後、プログラミング未経験だったこともありテストを中心に業務を行っておりました。私が行ったテストを上長からも認めてもらい、私自身もテストを極めたいと思いテストチームへ異動しましたが、再びコンバートチームへ戻るという他に例の少ない経歴を経て今はコンバートチームのプロジェクトマネージャーをしています。

チームの特徴

プロトソリューションでも古くから存在するチームで、チーム出身者は他チームで主軸として活躍している方が多く登竜門的なチームになります。

私が入社したころはプロパーが多くパートナーさんはプロパーの半分ぐらいのチーム構成でした。現在はプロパーが私ともう1人でパートナーさんが多く、私がテストチームから戻る際に私が担当していたチームも同時に移動し開発チームとテストチームが同じチームにいるという他のサービスとは違うチーム構成になっています。

コンバートシステムとは

大手のメーカー様やディーラー様は自社のサイトを持っていることが多く、そのサイトに掲載されている車両情報を定期的にCSVやtxt等でデータを頂きグーネットの掲載出来るようデータを変換するシステムで、このシステムにより販売店様は自社のサイトのみを更新するだけでグーネットへも反映されるので販売店様の手間が削減されるようになります。

メーカーやディーラーによってそれぞれ変換の仕様が異なっている為、現在40程のアプリが存在しています。グーネットに掲載されている約半数がこのコンバートシステムで登録や更新を行っており、365日データの登録・更新を行っています。普段はメーカー様やディーラー様のシステム改修に伴うコンバートシステムの改修や要望による改修が多いですが、新鮮な情報を反映する為、処理回数を増やしたり、AIを使用してユーザーが興味を持ちやすい文言を付与する等コンバートシステムを利用することで手動で登録するよりも価値を持たせるような取り組みも行っています。

ある社員から言われた一言

プロトソリューションの社員の方が車の購入を検討していてディーラーに訪れた際に「グーネットは情報が載るの遅いので○○を見てください」と言われましたと聞き、これまでコンバートシステムが早くなるような改修や運用をしていたにも関わらずそう思われているのかとショックを受けました。たしかに自社のシステムで登録・更新を行い、定期的にデータを収集し私たちのシステムにデータを送信しているので、いくら私たちのシステムのところを早くしたところで全体の反映時間としては遅いと感じてしまうのも納得です。

理想と現実

これまで長年やってきたシステムの流れの中でどうしたら早く出来るのか、どうするのがベストなのかを検討していましたが、それでは変わらない。プロトコーポレーションの担当者も巻き込んで理想のコンバートシステムって何だろうと改めて話し合い、そして今のシステムの課題をシステム観点やビジネス観点から洗い出すようにしました。

それから半年後、要件が固まり来期から本格的に開発をスタートするというところまでになりました。まだまだ先は長いプロジェクトですが、長いコンバートシステムの歴史を変える為やり切りたいと思います。また、このブログを見てコンバートシステムに少しでも興味を持ってもらえると幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

プロジェクトマネージャー

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プロローグ

はじめまして。
株式会社プロトソリューション沖縄本社のIT部門で人事を担当している山城と申します。
現在は、採用活動を中心に、人の事に係わる業務を行っています。
元々はシステム開発・保守の仕事をしていた私が将来ライフワークとしたい職業とプロトソリューションに出会い、「人事」というチャンスを頂いたことについて綴りたいと思います。

自己紹介・略歴

私は沖縄県本島の北に位置する「国頭村」、なんと面積の95%が森林という自然豊かな土地に生まれ育ちました。
そう。2021年に世界自然遺産に登録された「やんばるの森」がある地域です。
実家は商売を営んでおり、忙しい両親に変わって幼少期から兄弟や自分の面倒を見てきたため、人に助けを求めたり甘えるという事が苦手なのはそんな背景があるからではないかと思っています。
小学校高学年から高校までの約8年間はブラスバンド・吹奏楽部に所属。マーチングも経験しました。
高校卒業後は地元にある大学に進み、その後、1社目となるIT企業へ入社します。
それから2社ほど転職しますが、これが最後の転職という思いで4社目にプロトソリューションへ入社しました。

趣味は旅行、読書、ラテンダンス(始めてから約20年)ですが、
特にラテンダンス(サルサ)との出会いは、その後の私の人生における人間関係や価値観を大きく広げてくれた出会いだったと言っても過言でなないほど重要なところに位置しています。
どこからともなく(カルディーとか)ラテンのリズムが聞こえてくると瞬時に気持ちが高揚し自然と身体が動き出します💃

※ダンスイベントに向けた練習風景

大学時代と就職活動

私は地元の大学へと進学しますが、小中高と部活動が中心の学生時代を送ってきたため、大学では学ぶことに時間を使おうと特定のサークルには所属せず、デートも図書館で勉強という真面目な学生時代を過ごしました。
そして、初めての就職活動の時期がやってきます。
その当時はダイヤルアップ接続のインターネットが普及しはじめ、
将来的には在宅で仕事をする時代が来るという記事を新聞や雑誌でも目にするようになった頃でした。
経済的な自立と精神的な自立を目指していた私はエンジニアを職業にすることを決意します。

そして、時代は就職氷河期。
今でこそあり得ないのですが、「男性のみ応募可」という求人もあり、社会は働く女性にとっては厳しいのかと悔しい気持ちになったこともありました。
そんな中、私は運よくIT企業から内定を頂き、無事にエンジニアとしてのキャリアをスタートさせます。

※キャンパス(図書館前)

エンジニア時代

私が就職した会社は、毎年新卒を約200名ほど採用し、東京郊外に研修施設や社員寮も完備している立派な企業でした。

研修内容も充実しており、 プログラミングやチーム開発の研修だけでなく、英語や簿記の研修もあるなど エンジニアとして総合的なスキルが身に着けられるようなカリキュラムが用意されていました。

落ちこぼれそうになりながらも同期に励まされ、なんとか無事に4ヶ月間の研修を終え大阪支社へと配属。
そこでは約2年ほどLotusNotesというアプリケーションの開発・保守に携わりその後は、VB(Visual Basic)とOracle、PHP、JavaScriptを使った開発を経験しました。
案件としては、半導体(レチクル)などの製造を管理するシステムや製薬会社のMR向け支援システムなどを担当したのでその業種についての基本的な知識も身に付きました。

当時は23時の最終電車の時間まで仕事をし、駅から寮までの間にあるコンビニでショーツやストッキング(洗濯する時間がないため)と栄養ドリンクを買い、寮で同僚と集まり3時ごろまで設計書やコードを書いては、朝は7時に起床・出社、9時から仕事開始し23時の最終電車…(以降ループ)という働き方をしていました。
体力的にも精神的にもつらい時期ではありましたが、この経験が私を成長させてくれたと思っているため、振り返ってみるとエンジニアのキャリアの中では一番輝いていた時代でもあります。

今後について考える

そんな働き方だったため、私の同期の数名は早々にIT業界に見切りをつけ転職していきました。
転職先は教員や、公務員。モノレールの運転手や、警察官になった人もいます。

私はその後も約10年ほどシステム保守を中心にITの仕事に携わり続けますが、
常に同期のような華麗なる転職を思い描いていました。

「キャリアコンサルタント」をライフワークに

私は技術面において優秀なエンジニアではなかったのですが、 どんなお客様とも良好な関係を築くことができたためフロントに立つ機会を多く頂きました。

そこで私は過去を振り返りながら、自分をこう分析しました。
・仕事上で人と関わることはどうやら得意(相手の癖が強ければ強いほど燃える)
・そういえば子供のころから何かと相談されやすかった(仕事や恋愛などの悩み)
・それこそ、旅先で旅行者から道を聞かれる(そこへの行き方、私も知りたい)
・困っている子供は、大勢の大人の中から私を見つけ出して助けを求める(迷子)
きっと私は相手を警戒させず、話しやすい雰囲気を持っているのだろう。(あくまでも主観)
そんな生まれ持った特徴は存分に活かしたい。
そうだ!人の相談に乗るようなことを仕事にはできないだろうか。
けれど、そういった訓練は受けていないしもちろん学んだこともなければ資格も持っていないし…

と、かなりのこぎつけでなんとも安易な考えを巡らせていました。
もちろん何の進展もなく、そのままシステム保守の仕事を続けていましたが、ある外資企業で働いていたとき定年退職後も嘱託として働き続ける方が少なからずいることを知りました。
そういった気力も体力もある優秀なエンジニアの知識や経験を、次世代のエンジニア育成に生かすための活動はできないだろうか。

そう考えるようになりました。
調べてみたところキャリアを手助けする「キャリアコンサルタント」という職業に辿り着きます。
全くエンジニアに向ていない(と思っていた)私がこの仕事を長く続けたことに意味を見出したかった。という事もありますが、この仕事(キャリアコンサルタント)なら私の特徴とこれまでのエンジニアとしての経験が活かせるのではないか!?

プロトソリューションへ入社

そう思い、エンジニアに特化したキャリコンサルティングをライフワーク にしようと決意。
そのためにはもう一度しっかりとエンジニアの仕事に携わろうと、自社メディアをもち自社で開発をしているプロトソリューションへの転職を決めます。

入社してすぐにIT部門の部長と面談があり、その中で「山城さんの夢は何?」というご質問を頂きました。会社とは関係なく個人の夢だったのですが、「将来的にはITエンジニアに特化したキャリアコンサルティングをライフワークにしていきたい」という思いをお伝えしました。

それから1年後。「部門人事」という機会をいただき、現在に至ります。

※新卒向け合同説明会にて、人事お揃いでグーネットTシャツを着用

エピローグ

長々と綴って参りましたが、新たなキャリアをスタートさせる機会を頂けたことは幸運としか言いようがなく、挑戦させてくれる社風は本当なんだと入社1年目で実感しました。
未経験の分野で使い物なるかどうかもわからない私にチャンスを与えてくれた当時の部長(現・沖縄IT部門役員)には心から感謝しており、ガッカリだけはさせたくないという思いで業務に励んでいます。

私の挑戦はまだまだ続きますが、足元(知識)から固めようとキャリアコンサルタントの資格を取得し
併せて部門のメンバーの役に立てるような知識習得のための資格試験にも挑戦中です。

プロトソリューションはやりたいことがある人にとってはとても面白い会社です。
少しでも気になった方はぜひ、私までご連絡ください。面談致しましょう★
お待ちしております。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャー

沖縄本社では、一緒に働くITエンジニアを募集しています

AIエンジニア、システムエンジニア、その他多数募集中!

はじめに

はじめまして。プロトソリューション 沖縄本社の山城です。

2017年に新卒入社後、Salesforceエンジニアとして4年ほど社内外の営業支援や顧客管理システムの開発に携わり、今は自動車整備店の情報サイト『グーネットピット』の運用保守を担当しています。

今回はそんな私の入社してからのストーリーを簡単にお話しいたします。

入社時の思い

プロトソリューションに入社したきっかけは、最も「やりがい」を感じて仕事ができると思ったところです。

私は、自分の仕事が誰かに喜んでもらえたことが目に見えて実感できる環境であることを重要視しています。誰かの喜びを実感することが「やりがい」となり、仕事に対するモチベーションに繋がるからです。

企業説明やインターンを通して感じたこととして、プロトソリューションでは、営業部門や管理職からクリエイター職など幅広い業種がありますが、部署隔てなく社員一人一人の距離感がとても近い印象でした。また、グループ会社であるお客様とも懇意な関係性が築かれているため、近い距離感が故に、社員やお客様からの喜びを実感しやすい環境であると思い入社しました。

入社後には、研修期間中に営業活動への同行や経理業務に触れる機会がありました。その際に、顧客管理や請求処理で利用する社内システムについて、改善を求めるような声が現場職員から上がっていました。

そこで当時の私は、そういった業務改善に取り組むことで周りに喜んでもらえるのではという考えから、業務支援システムを開発したいという思いが芽生えました。

巡ってきたチャンス

しかし、その時はまだ漠然とした思いだったこともあり、まずは仕事に慣れることが重要だということで部署配属後はOJTの流れのままWebサイトの保守チームに所属しました。

それから半年ほど経ったある日、課長から話があると突然呼び出されました。

それは「Salesforceエンジニアにならないか。」というお誘いでした。

Salesforceは、クラウドベースで顧客管理や営業支援ツールなどを提供しているプラットフォームで、世界トップシェアのCRMシステムです。

なんと、私の「業務支援システムを開発したい」という思いにピッタリな話が舞い込んできました。

というのも実は、定期的に行われる面談を通して上司に自分の思いを伝えていたこともあり、会社としてもSalesforceエンジニアを育てたいというタイミングに、真っ先にお声を掛けていただきました。

何も分からない分野ということで正直不安ばかりでしたが、自分のやりたいことを伝えたことで巡ってきたチャンスを逃すまいと、Salesforceチームに異動することにしました。

大変だけどやりがいを感じる

Salesforceチームといっても当時沖縄では私1人だけでした。(募集の成果虚しく・・)

東京の先任者から基本的なスキルを叩き込んでもらいましたが、初めはちょっとした問合せツールを作成するのも一苦労でした。

社内用の問合せツールを作成して改善依頼などを集約したところ、やはり沢山の依頼が飛んできました。

Salesforceは営業部をはじめ経理や各部署の担当者が様々な目的で利用しているため、依頼をこなすためには開発スキルだけでなく請求フローや他部署のプロジェクトなど社内全体の活動を把握することが求められました。

更には社内だけでなく、お客様のSalesforceの運用保守も担当することになり、今考えたらよくやってこれたなーと感じます。

ただ、上司や他部署の方、お客様にも本当にお世話になりました。何も分からないところから始めるということで、お客様も親身になって優しく応じていただいていたため、いち早く期待に応えたいと日々頑張りました。

また、自分の成長に伴い仕事レベルが高くなることで、経理担当者の残業時間が削減したり、顧客満足度が上がったりなど、様々な要素で「やりがい」を感じられる場面が増えていきました。

経験を通して

Salesforceエンジニアとして4年間業務をやってきて、上流から下流までの開発スキルを身に付けただけでなく、幅広い業務知識を得られたと感じています。

そして、自分のやりたいことを伝えることの大切さと、その思いを聞き入れてチャンスを与えてくれた会社に改めて感謝しています。

今私は『グーネットピット』の運用保守チームのITディレクターとして、お客様の要求を聞き入れて要件定義を行う役割を担っています。

環境は少し変わりましたが、仕事に対する「やりがい」は変わらないのでお客様の喜びのため、日々業務に取り組んでいきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

プロジェクトマネージャー

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はじめに

今回OpenSearchを利用する機会があったので、OpenSearchの使い方や検索APIとしての利用法を紹介します。

構成としては、API Gateway + Lambda というおなじみの構成ですが以下になります。

OpenSearchとは

公式からの引用になりますが、以下となります。

>Amazon OpenSearch Service は、AWS クラウドにおける OpenSearch クラスターのデプロイ、オペレーション、スケーリングを容易にするマネージドサービスです。Amazon OpenSearch Service は Amazon Elasticsearch Service の後継であり、OpenSearch およびレガシーの Elasticsearch OSS (ソフトウェアのファイナルオープンソースバージョンである 7.10 まで) をサポートしています。

2021年9月にAmazon Elasticsearch Service の名称が Amazon OpenSearch Serviceに変更されておりますが、基本的にはElasticsearchと大きく違いはない為、調査の際に一部 Elasticsearch の記事などを参考にしても支障はなかったです。

今回利用するデータ

沖縄といえばやはり海!なので、海の情報を使い今回は位置情報の利用と重み付けを行いたいと思います。

おすすめ海ランキングのようなコンテンツは既にありますが、現在地から近い海やアクティビティでの検索ができるようなものはありませんでしたので、海にちなんだデータを扱いたいと思います。

データは以下の情報を持っています。

・ビーチ名

・住所

・駐車場有無

・アクティビティ数

・アクティビティ内容

・設備数

・設備内容

※アクティビティや設備については全ての海に確認しにいくのも難しかった為、私の想像となります。

OpenSearchクラスタの作成などはここで記載せずとも沢山の記事がある為、割愛します。

VPC内につくる際はこちらの記事が参考になります。

VPC 内で Amazon OpenSearch Service ドメインを起動する

Index・Mappingの作成、データ登録

今回はデータ量も少ないのでダッシュボードへアクセスし、DevToolsから操作します。

DevToolsにて以下を実行します。

■index・Mappingの作成

今回は全文検索は行わない為、文字列は全てKeywordにしています。


PUT /sea_data
{
 "mappings" : {
   "dynamic" : "false",
   "properties" : {
     "name": {
       "type" : "keyword"
     },
     "municipalities": {
       "type" : "keyword"
     },
     "address": {
       "type" : "keyword"
     },
     "location" : {
       "type" : "geo_point"
     },
     "parking" : {
       "type" : "integer"
     },
     "activity_cnt" : {
       "type" : "integer"
     },
     "activity" : {
       "type" : "nested",
       "properties" : {
         "name" : {
           "type" : "keyword"
         }
       }
     },
     "facility_cnt" : {
       "type" : "integer"
     },
     "facility" : {
       "type" : "nested",
       "properties" : {
         "name" : {
           "type" : "keyword"
         }
       }
     }
   }  
 }
}

■Bulk APIを使用し一括でデータを登録


POST sea_data/_doc/_bulk
{ "create" : { "_id" : "1" } }
{"activity":[{"name":"シュノーケル"}],"activity_cnt":1,"address":"知念久高","facility":[{"name":"トイレ"},{"name":"シャワー"}],"facility_cnt":2,"location":{"lat":26.1566466,"lon":127.8836075},"municipalities":"南城市","name":"メーギ浜","parking":1}
{ "create" : { "_id" : "2" } }
{"activity":[],"activity_cnt":0,"address":"瀬長","facility":[{"name":"トイレ"},{"name":"シャワー"},{"name":"足洗い場"},{"name":"更衣室"}],"facility_cnt":4,"location":{"lat":26.1770625,"lon":127.6436875},"municipalities":"豊見城市","name":"瀬長ビーチ","parking":0}
{ "create" : { "_id" : "3" } }
{"activity":[{"name":"シーカヤック"},{"name":"バナナボート"},{"name":"ビッグマーブル"},{"name":"体験シュノーケリング"}],"activity_cnt":4,"address":"西崎町","facility":[{"name":"トイレ"},{"name":"ロッカー"},{"name":"更衣室"},{"name":"シャワー"},{"name":"売店"},{"name":"自販機"},{"name":"クラゲ防止ネット"}],"facility_cnt":7,"location":{"lat":26.1323147,"lon":127.6512737},"municipalities":"糸満市","name":"美々ビーチいとまん","parking":1}
〜〜〜 省略 〜〜

■function_score を利用しスコアに重み付け

色々なアクティビティがあったほうが楽しいので、メインとしてはアクティビティの重みを上げたいと思います。

なので、今回は以下のような重み付けをしたいと思います。

1.アクティビティが4つ以上ある場合、5点 加点

2.設備 が2つ以上ある場合、2点 加点

3.なるべく近いほうがいいので、近い方を減衰関数で加点

会社の位置情報を元に検索すると、以下のようなクエリになります。


GET sea_data/_search
{
 "query": {
   "function_score": {
     "query": {
       "bool": {
         "must": [
           {
             "match_all": {}
           }
         ],
         "filter": [
           {
             "geo_distance": {
               "distance": "20km",
               "location": {
                 "lat": 26.284346,
                 "lon": 127.745369
               }
             }
           }
         ]
       }
     },
     "score_mode": "sum",
     "functions": [
       {
         "gauss": {
           "location": {
             "origin": "26.284346,127.745369",
             "offset": "0km",
             "scale": "10km",
             "decay": 0.9
           }
         }
       },
       {
         "filter": {
           "range": {
             "facility_cnt": {
               "gte": 2
             }
           }
         },
         "weight": 2
       },
       {
         "filter": {
           "range": {
             "activity_cnt": {
               "gte": 4
             }
           }
         },
         "weight": 5
       }
     ]
   }
 }
 "_source":[
   "name","municipalities","address","activity_cnt","facility_cnt"
 ]
}

検索APIとしてリクエストする

残りはユーザーの位置情報をAPIで受け取り、受け取った位置情報をLambdaからOpenSearchへリクエストする際に使用します。


curl -H "Content-Type: application/json" \
-d '{"location":{"latitude":26.284346, "longitude":127.745369}}' \
-X POST https://*************/dev/seasearch | jq | grep -e score -e name
 
返却内容
 "_score": 7.9278913,
   "name": "クリード西原マリンパーク"
 "_score": 7.802432,
   "name": "あざまサンサンビーチ"
 "_score": 7.7300305,
   "name": "みーばるビーチ"
 "_score": 7.6743894,
   "name": "美々ビーチいとまん"
 "_score": 2.9979672,
   "name": "トロピカルビーチ"
 "_score": 2.993073,
   "name": "アラハビーチ"
 "_score": 2.9879184,
   "name": "サンセットビーチ"
 "_score": 2.8974116,
   "name": "波の上ビーチ"
 "_score": 2.7723508,
   "name": "瀬長ビーチ"
 "_score": 2.7305648,
   "name": "豊崎海浜公園オリオンECO美らSUNビーチ"
 "_score": 2.6618044,
   "name": "メーギ浜"

まとめ

このように、OpenSearchを利用することでお手軽に位置情報と連動した検索APIを作ることができます。

更に、夏であればBBQ対応しているビーチに重み付けを行ったり、透明度のようなデータも追加することで透明度にも重み付けを行うなど、より使いやすい検索APIが提供できます。

今回はサンプルだった為、簡易的なAPIとなっていますが、条件を組み替える場合もクエリを書き換えるだけですぐに確認が行えるので、スコア調整も比較的簡単に確認できます。

プロジェクトマネージャー

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ごきげんよう!
プロトソリューション沖縄本社の岡田と申します。

今回、私がUターン転職でプロトソリューションに入社して1年半で経験したストーリーをご紹介させていただきます。

自己紹介

私は2021年3月にプロトソリューションに中途入社後、AIテクノロジー推進室 沖縄という部署で主にサイトの流入数やコンテンツサービスの増加など、サービスの価値向上を実現するAIの開発に従事しております。

どうぞよろしくお願いいたします。

入社までの略歴


私は県内の私立高校卒業後、浪人して都内の私立大学に進学いたしました。進学した大学は、都内の私立大学では珍しく文系と理系のキャンパスが同じなのが印象的でした。

大学時代は自分の専門科目以外の講義にも積極的に出席して、学んでいました。私の専攻は数理工学で統計や微分方程式、材料力学や量子力学など数学と物理を幅広く学ぶ学科でしたが、株や証券にも興味があったことから他学部の証券ビジネスなどの講義にも積極的に参加していました。受講した講義の中で興味が湧く内容があれば、その科目をより深い内容まで勉強していました。 具体的に印象深く残っているのは超離散や量子力学といった科目です。 また、所属している研究室の教授とも仲が良かったので、月に1回程度、教授の自宅で宅飲みもしていました。

新卒では空港施設や旅客搭乗橋のメカニズムに興味があったことから、航空業界に就職して空港職員として主要空港に勤務していました。

プロトソリューション入社のきっかけ

私は転職活動時、AIに関わるエンジニアとして仕事をしたいと考えていました。 プロトソリューションのカジュアル面談の際に『MOTOR GATE AI』というサービスの紹介を受け、そのAIサービスは私が学生時代に学んだPythonというプログラミング言語で開発されたものであると知り、PythonでこのようなAIサービスを開発できることに心を打たれました。

また未経験でもAI開発に挑戦できる環境が整っていたので、プロトソリューションでAI開発をしたいと思い志望しました。 さらに、前職では東京に居たので幼少期から育った地元で就職し、これから地元を盛り上げるといった地域・社会の活性化をしていきたいという思いがありました。

AIエンジニアとしてのスタート(入社後の経験)

入社して初めの1ヶ月は機械学習に関する知識の習得でデータ分析や画像分類タスクのアルゴリズムの理解に勤んでいました。
入社1ヶ月後、AIのプロトタイプ開発をするチームに配属されました。
ここからがAIエンジニアとしてのスタートです。

配属されたチームの業務内容は、親会社であるプロトコーポレーションのWebサイトにおけるコンテンツサービスの増加やSEO対策など、サービスの価値向上を実現するAIのプロトタイプを毎月1本開発していくものでした。
私は機械学習やデータ分析に関する知見が浅かったことから、業務のAI開発を通して機械学習の知見を深めました。 初めは覚えることが多く大変でしたが、そこで得た知識をAI開発にアウトプットしていたので自ら成長していると感じていました。

入社1年目の時に自然言語処理の分野で開発した文章を自動要約するAIのリリース化が決まりました。リリースするまでには様々な工程を踏まないといけず、AWSやMLOpsのシステム構築などで何度も壁にぶち当たりました。 その時、経験・知識豊富な先輩方のアドバイスやサポートのおかげで壁を乗り越えることができました。
2022年7月に無事リリースすることができ、AIサービスを組み込んだサイト上で文章を自動要約するAIが機能していることを確認できた時の喜びは非常に大きかったです。

現在と今後について


現在も引き続き、AIのプロトタイプ開発を担当しています。具体的には親会社であるプロトコーポレーションのWebサイトにおけるコンテンツサービスの増加やサービスの価値向上を実現するAIを毎月1本開発と2022年7月にリリースしたAIに対してMLOpsの追加システム構築に従事しています。

今後はAIに関する技術を日々学び続けて、5年後には『社内で膨大にあるデータを駆使して課題を解決したい』と考えている人にデータの分析方法や機械学習についての教育を行い、自ら自然言語処理や画像認識、音声認識の技術を用いて課題解決ができるデータサイエンティストやAIエンジニアの増加を目指したいなと思っています。

終わりに

正直、沖縄にUターン転職して未経験でAIエンジニアになるのは不安なことが多くありました。抱えていた不安を解消してくれたのは高い技術力や機械学習に関して知見が深い頼れる先輩方でした。今では入社して本当に良かったなと感じています。

私と同様に20代半ばで沖縄にU・Iターン転職をしてIT業界に未経験で挑戦したいと考えている人は、思い切って行動した方が良いと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ITエンジニア

ITエンジニア

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