プロトソリューションでの健康経営活動を推進するのは、仙台本社 管理部の山本さん。徐々に取組みの成果が見えてきた活動についてインタビューしてみました。


健康経営を始めたきっかけ

仙台本社で衛生管理者として健康診断の取りまとめをする中で、社員の体調に変化がみられるようになりました。危機的状況というわけではないのですが、このままいったらどうなるんだろうという漠然とした不安がありました。面談の中でも体調に不安を感じる方がいたり、毎年の健康診断で通知が届いていてもなかなか受診しない方もいたり。プライベートな部分なので表立って対応することが難しい状況がありました。

そんな折、専門誌の中で「健康経営」というキーワードに出会い、働き方改革や国の成長戦略などとの時代背景にもマッチしていましたし、会社として推進したいと提言したことがきっかけです。

本社のある沖縄県も宮城県も「メタボ県」(*)と言われていますが、現状社員の状況は平均よりは良いので、将来に向けての取組みに力を入れています。

厚生労働省のデータをグラフ化しても分かる通り、沖縄県・宮城県ともに全国平均を大きく上回る数値となっています。

また、沖縄県は過去10年ワースト1位、宮城県もワースト3位以内となっています。

(*) 厚生労働省「特定健康診査・特定保健指導に関するデータ」より

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_03092.html


これまで実施した健康経営に関する取組み

成功例としては、オンラインでのメンタルヘルスセミナーと、協会けんぽ様とのコラボイベントの2点があります。

オンライン メンタルヘルスセミナー

「メンタルヘルスの必要性、重要性を理解し、ストレス対策やセルフケアを学ぶ」というテーマに、産業カウンセラーの方を講師に迎え、2022年2月10日にオンラインセミナーを開催いたしました。

メンタルヘルスの基礎知識、というと管理部系業務の方以外にはあまり興味がないかと思っていましたが、当日を迎えたら190名の方にご参加いただきました。

一般社員の方も管理職の方も積極的にご参加いただけたのは嬉しかったです。

協会けんぽ様とのコラボイベント

「カラダニイイコト応援フェア」と称し、食生活改善をテーマとした展示・血圧や体組成測定を行うイベントを2022年7月12日~15日の計4日間開催しました。また、沖縄ヤクルト様にもご協力いただき、パネル展示やヤクルトの配布も好評で、約150名の方にご参加いただけました!

1日に必要な栄養素や身近な食品の糖分・塩分量など、フードモデルを見て実感していただく展示に、社員の皆さんも興味津々で参加いただけました。実施後のアンケートでは参加者の8割が「健康意識が高まり、行動に移したいと感じた」と回答いただき、嬉しかったです。

<イベントの感想例>
・体内測定をきっかけにストレッチを始めました!
・保健士の方に気軽に相談できる環境で気になることも質問できたのでよかった
・健康に関して家族の方とのコミュニケーションのきっかけになりました

(参考) 協会けんぽ様とのコラボイベントレポート
https://www.protosolution.co.jp/approach/fuku-lab/20220719.html

大きなイベント以外にも、健康経営に関するメールマガジンや社内報での記事を配信し、日頃より「健康」への意識を高めていただくよう推進しています。

ただ、健康経営をスタートした当初はうまくいかないこともありました。

デスクワークの方が多いため、日頃よりストレッチを取り入れようとストレッチ動画をイントラネットにアップしたのですが、「業務中だと周囲の目が気になるので実践が難しい」「いつでも見れるものにしてほしい」というご意見をいただくことに。

ストレッチに関しては、写真を多用した記事としてアップし直したり、アンケートを全社展開して社員皆さんの声を多く取り入れるように改善しています。

さらに、健康経営委員会の取組みとして婦人科検診の無料化(定期健康診断に追加し会社負担へ変更)を実施したのですが、個人負担時には3割程度の受診率が、無料化後は7割に大きく増加しました。

健康経営を推進してからの社内の変化

アンケートなどでも「結局は会社って人が作るから、健康って大事ですね」というような、健康を意識した前向きな言葉をいただくようになりました。

健康に気遣う人や、ご自身でも前向きに取り組んでいる方が増えたと感じます。

婦人科検診無料化の取組み例など、「病気になってから治療に専念する」ではなく「日常から自身の健康に目を向けて病気を予防する」という観点にシフトしているのはとても良いことですよね。


今後の展望

まずは「健康経営優良法人」の認定を目指しています。求められている点への取組みとしては一通りできているのですが、より深く、そして改善がみられるかというところが問われています。
まだまだ足りないところがあるので、一つずつ取組みを重ねていきたいですね。

もちろん「健康経営優良法人」がゴールではなく、一つの通過点です。とはいえ、認証制度は大きな指針となります。これからも、社員の皆さんが心も体も健康のことで悩まなくていい日常を実現したいですね。
心や体に悩みを抱えていると、創造性・生産性などのパフォーマンスが落ちてしまいます。悩みを解決できて、日々の業務に励むことができるようサポートできればと思っています。

働き盛りで健康なんて関係ない!だったり、健康診断の結果が良かった!だったり、現時点で健康への悩みがない方でも、日頃から振り返るタイミングを設けたり、将来のことを考えるきっかけを作れたりできたらと思います。

会社のイベントや取組みで、いつの間にか健康への取組みが日々できていた、という習慣づくりができるよう、健康経営委員会としてプロトソリューションオリジナルの取組みが推進できるようにバックアップしたいですね。

(取材・文:玉城 久子)

こんにちは。プロトソリューションの福田です。

プロトソリューション沖縄本社にて、DIP(ダイバーシティ&インクルージョン)イベントが開催されたので、その活動を取材してきました。

同期で力を合わせることで得られることは?

当社でフレッシュな正社員1年生が参加するイベントを覗いてきました!

■DIPとは?

DIP(ダイバーシティ&インクルージョン)とは、働く女性が輝ける環境作りを目指して立ち上がったプロジェクトで、2018年9月に女性活躍推進企業として「えるぼし(三つ星)」が認定されるなど、大きな実績を残しています。

■DIPメンバー紹介

DIPメンバー(左から)内野さん、津嘉山さん、小嶺さん、玉城さん、上間さん、松村さん

■イベント概要

今回のDIPイベントは、今年度に正社員として登用・採用されたメンバー全員で、プロトソリューションの社内報にある特集ページを制作していくというもの。
社内報を作る過程で横の繋がりが生まれ、相談し合い励まし合える環境を作ることを目的としています。

DIPイベントの様子。参加者は今期正社員となった皆さん

■自己紹介

参加者は今期正社員登用、採用された同期メンバー。働く部署もビルも違うのでお互いを知らない人も多いはず!

皆に自分のことを知ってもらうため、自身のスキルや得意分野といった専門性を「タグ付け」で表しながら自己紹介をしていきます。

自分にタグ付けをする機会が無いので戸惑う表情を見せる参加者の皆さん

■アイスブレイク

本題に入る前にDIP運営側がちょっとしたゲームを用意♪

グループに分かれ「絵の伝言ゲーム」で会場が盛り上がります!

初めて話す相手と仲良くなるのにゲームはもってこいですね!

■キックオフ

ゲームで緊張がほぐれたら本題の社内報制作のキックオフに移ります。

「何から始めるか?」「誰がやるか?」「いつまでに?」

といったことを参加者が自主的に決めていきます。

リーダーを決めたら、他の役割を洗い出して分担していきます。

会場にあるホワイトボードを活用して自主的に進めていく参加者の皆さん

■企画案出し

次に、特集ページで何をコンテンツにするか?のアイデア出しをしていきます。

正社員1年目という視点から出た企画や、SDGsを絡めた企画など、グループで出し合った案を持ち寄ってホワイトボードに書いていきます。

グループを組んでの案出しは、人数分のアイデアが出てくるので「気づき」も多い

■企画の発表

各グループ代表者から企画の発表をしていきます。

企画の内容は、正社員1年目という立場を活かしたものや、読み手の目線を考えたコンテンツといったものなど、企画の理由も一緒に添えて発表していく皆さん(優秀です)。

最後は、社内報が出来上がるまでのスケジュールとToDoを決めてイベントは終了となりました。


■まとめ

今回のイベントは「横の繋がり」を目的としたもので、社内報を作るという共通のゴールに向かう中で繋がりを作っていくものでした。

社員間の繋がりを持つことは、今後のキャリア形成で欠かすことのできない「無形資産」として重要な意味を持つようになります。

人脈を広げることで、その個人個人が保有するスキルを「ツール」として活用しやすくなりますし、多種多様な人と関わることでコミュニケーション力やリーダーシップといったヒューマンスキルが磨かれる。

そして何より、相談し合い励まし合える仲間がいることで自己成長を感じることができて、結果、組織力を上げることにも繋がりますよね!

今後は皆さん自身が中心となって、社内報のリリースまで力を合わせて進めていきましょう!

成長していく皆さんが楽しみです♪

DIPの活動は今後も続きますので、またご紹介できればと思います!

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この記事を書いたひと:福田 聡樹(ふくだ さとき)

株式会社プロトソリューション Webマーケティング部所属。自社ホームページ編集長。ブログ/インタビュー/動画などのコンテンツを使ってプロトソリューションの取り組み、サービスやタレント情報の発信をしています。
好きなもの:爬虫類全般、犬全般、本のにおい。


株式会社プロトソリューションのホームページ内にあるコンテンツ、『FUKU LAB(フクラボ)』のYouTubeチャンネルが更新されました。

シェアサイクル CYCY OKINAWAを使って、那覇のビーチから歴史までを堪能します。ゆっくり5時間5.1kmコース♪

沖縄のシェアサイクル CYCYとは?

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株式会社プロトソリューションが2019年10月より開始したシェアサイクル事業です。ICTを活用し、地域に根ざしたシェアサイクル事業を行うことで、観光客の利便性向上を図り、交通渋滞緩和、環境への配慮を目指します。なお、本サービスは、OpenStreet株式会社が提供する自転車シェアリングシステム「HELLO CYCLING」を活用して行います。

沖縄のシェアサイクル CYCY(サイサイ)の利用方法はこちら


■コース内容

那覇でのシェアサイクルもCYCYで!今回の動画では、那覇市の様々なスポットを走ってきました。

・波の上ビーチ
 〒900-0031 沖縄県那覇市若狭1丁目25−9
・福州園
 〒900-0033 沖縄県那覇市久米2丁目29−19 営業時間:9:00〜21:00 定休日:水曜日
・GOOD FARMS KITCHEN
 〒900-0033 沖縄県那覇市久米2丁目30−6 営業時間:11:00〜16:00 17:00〜23:00 定休日:月曜日
・旧崇元寺石門
 〒900-0012 沖縄県那覇市泊1丁目9−1
・希望ヶ丘公園
 〒900-0013 沖縄県那覇市牧志3丁目2
・カフェ沖縄式
 〒900-0033 沖縄県那覇市久米2丁目31−11 営業時間:12:00〜19:00 定休日:月曜日
・沖縄海邦銀行旧辻町支店CYCY ステーション
 〒900-0037 沖縄県那覇市辻2丁目3−1

動画の最後にはコースMAPを紹介。詳細については、動画の概要欄を見てくださいね!

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この記事を書いたひと:福田 聡樹(ふくだ さとき)

株式会社プロトソリューション Webマーケティング部所属。自社ホームページ編集長。ブログ/インタビュー/動画などのコンテンツを使ってプロトソリューションの取り組み、サービスやタレント情報の発信をしています。
好きなもの:爬虫類全般、犬全般、本のにおい。


2023年1月1日(日)発行の厚生労働省の広報誌『厚生労働』の特集「男性育休のススメ」にて、弊社Webマーケティング部 アカウントマネージャーの真喜屋さんが紹介されました。

記事の全文はこちらからご覧ください!
男性育休のススメ〜家族で育児を中心とした新たな生活スタイル確立〜


■ 厚生労働省の広報誌『厚生労働』とは

医療、介護、福祉。 年金、子ども・子育て支援。 労働環境の整備や雇用対策。

厚生労働省の広報誌『厚生労働』は、これらの政策が今後どう変わるのか、私たちの暮らしにどんな影響を及ぼすのか、さまざまな制度をどのように活用すればいいのか、わかりやすく具体的にお伝えします。(厚生労働省HP, 広報誌「厚生労働」案内, https://www.mhlw.go.jp/houdou_kouhou/kouhou_shuppan/magazine/index.htmlより)

◆ 毎月1日発行
◆ 定価:660円(本体600円+税)
◆ 編集協力:厚生労働省

日本医療企画『厚生労働』特設サイト
https://www.jmp.co.jp/hlw/

プロトソリューションは、2020年11月に「イクメン企業アワード 2020」の特別賞(地方特別)を受賞し、男性の育児休業取得率は88%(2021年実績)となっており、男女ともに働きやすい環境づくりに力を入れております。

今後もプロトソリューションは、働きがいのある企業 地域No.1を目指し、社内での取組みを推進してまいります。

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