“企業文化を何より大切にした組織を創り、お客さまを支援したい”という想いから誕生した「SENZOKU LAB.」にて、対談コラム記事を公開いたしました。

Webサイトの運用を外部委託するとき、品質管理は重要なポイントです。顧客満足度90%を誇る、「SENZOKU LAB.品質」を構築してきたメンバー2人に聞きました。

SENZOKU LAB.


SENZOKU LAB.


「SENZOKU LAB.」は単なるリソース提供ではなく、お客さまの目指すビジョン、大切にされている価値観(フィロソフィ)を理解したカルチャーフィットする組織をお客さまと一緒に創りあげ、成長させていきます。

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オンライン相談予約を随時受付中です。


生産人口の減少問題をデータとAIで解決する 株式会社プロトソリューション(代表取締役社長:白木 享、本社:沖縄県宜野湾市)は、沖縄の慢性的な交通渋滞緩和CO2排出抑制を目指したシェアサイクル「CYCY」を運営しております。ステーション拡大・稼働自転車数増・コロナ禍による3密回避の移動手段としての自転車利用増を背景に、2022年10月にて累計利用人数5万人を突破したことをお知らせいたします。

沖縄県内の公共交通機関の補完、シェアサイクルという移動の選択肢増加に寄与すべく、今後もステーションおよび稼働自転車数の拡大を目指してまいります。

■シェアサイクル「CYCY」について

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株式会社プロトソリューションが2019年10月より開始したシェアサイクル事業です。ICTを活用し、地域に根ざしたシェアサイクル事業を行うことで、観光客の利便性向上を図り、交通渋滞緩和、環境への配慮を目指します。なお、本サービスは、OpenStreet株式会社が提供する自転車シェアリングシステム「HELLO CYCLING」を活用して行います。

沖縄のシェアサイクル CYCY(サイサイ)の料金・概要はこちら



【株式会社プロトソリューション】
代表者 :代表取締役社長 白木 享(しらき とおる)
本社 :沖縄県宜野湾市大山7-10-25 プロト宜野湾ビル
設立 :2007年4月3日
事業内容:デジタルマーケティング事業、ITインテグレーション事業、ユーザメディア事業、
コミュニケーションサポート事業、人材支援事業
URL :https://www.protosolution.co.jp/

■ 本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社プロトソリューション メディア事業部 広報 玉城 久子(たまき ひさこ)
TEL : 090-9262-4102
Mail : h-tamaki@protosolution.co.jp

株式会社小学館が発行するトレンドマガジン「DIME」が運営するサイト「@ DIME」に、育休取得をしたプロトソリューション社員の取り組みについての インタビューが掲載されました。 

■「@DIME」記事はこちら

「男性育休を長期取得した社員に聞いた、キャリアへの不安や悩みとの向 き合い方」
https://dime.jp/genre/1480337/ 

こんにちは。プロトソリューションの福田です。

プロトソリューション沖縄本社にて、第2回DIP(ダイバーシティ&インクルージョン)座談会が行われたので、その活動を取材してきました。



DIP(ダイバーシティ&インクルージョン)とは、働く女性が輝ける環境作りを目指して立ち上がったプロジェクトで、2018年9月に女性活躍推進企業として「えるぼし(三つ星)」が認定されるなど、大きな実績を残しています。

今回も、既に管理職として活躍している、そして実際に子育てを経験しているDIPメンバー3人が語り手となり、女性のキャリア形成について考えていきます。

DIPメンバー(左から)玉城さん、津嘉山さん、小嶺さん、内野さん、上間さん

語り手
玉城 久子 / メディア事業推進室 広報担当
津嘉山 亜里沙 / Webマーケティング部 課長 人事担当
小嶺 節子 / コールセンター部 係長 人事担当
司会
内野 志奈子 / DIP委員長
オブザーバー
上間 瑠美子 / デジタルマーケティング部門 執行役員

第2回の参加者は主任・一般社員からということで、既に管理職を経験している方の悩みが色濃く現れているテーマとなっています。

■テーマ

①心掛けていることや目標などを聞いてみたい
②モチベーションの維持のしかた(難題やニガテな課題に直面したときの乗り越え方)

今回もオンライン参加者を含めた開催となります!

それでは、見ていきましょう。

①心掛けていることや目標などを聞いてみたい

津嘉山:仕事をしていくうえで、何のために?誰のためにやっているのか?といった目的を忘れないようにしています。
その理由として、業務を進めていく中で手段が “目的” にすり替わってしまい、それに気付かないまま業務を進めてしまいがちだからです。

例えば人事でいうと「採用率を上げたい」という目的のためにSNSで認知活動を実施。フォロワー数を増やすことで認知度が上がり→興味を持ってもらい→応募してもらう。

最終的には応募が “目的” のはずなのに、SNSでの認知を継続するための “投稿” という手段が目的になってしまっている。

「今日、投稿した?」

「まだ。ネタがないんだよね〜」

「じゃあネタを考えよう」

みたいな。

そうなってしまうと本来、達成すべきゴールから遠ざかってしまうし、最悪の場合はゴールが変わるということが起きてしまいます。
それを避けるためにも、「あれ?今何をやっているんだっけ?」と感じたらすぐに “目的” に立ち返ってみるようにしています。

「心掛けていることは?」の問いに、自身の働き方を振り返る津嘉山さん


小嶺:思い込みを捨てる。でしょうか。

私も部署人事を担当していてよくスタッフと面談をするのですが、スタッフからの質問や相談に対しての答えを、自分の物差しで話してしまうことがよくあります。

もちろんそれ自体は悪い事ではないのですが、経験値が勝ってしまって相談する側の真意を見逃してしまうリスクもあるんです。結果、相手が欲しい回答とズレたことを言ってしまったり…。その瞬間、向き合っている人に対して本当の意味で寄り添えていないなって気付いたんですよね。

若い世代の考え方は私の物差しで測れないものもあるし、思いや感じ方・考え方や見方など新しい発見もあります。そんなときは意識的に、自分の「経験値を捨てる」ことを心掛けるようにしています。

玉城:「今。私に求められている役割期待は何だろう?」って考えるかも。

この座談会でも一人ひとりの役割があって、座談会を通して成し遂げたい目的は皆違います。語り手側としては皆さんのキャリア形成の気付きになれるよう伝わりやすく話すようにしていますし、参加者の皆さんは女性管理者としてのキャリア形成の参考にしたいと思っています。

例えば「仕事と家庭の両立は可能か?」という質問一つをとっても、単純に「両立が可能か?」を聞いているのではなく、子育て真っ最中の “母親” として「もっと仕事に踏み込んで挑戦できるのか?」といった回答を求めている事が文脈から分かったりします。

その質問の意図って何だろう?どういう答えが不安を解消してあげられるのだろう?
そういった真意を汲み取って答えを返したり…私が心掛けているのはそういうところですね。その人に憑依する。みたいな(笑)。

目標としては、自分の子供が「働きたい!」と思える会社にしたいですね。
プロトソリューションという会社を、自信を持って人に勧められる様な。

このDIPという活動もそうですが、様々なプロジェクトで色んな話ができたり、前向きな想いをもった仲間を見つけられたりすると「この人たちとより良い会社にしていきたいな」とか、「自分の大事な人たちを働かせたいな」って素直に感じられる。 ですので、働いている中で人との “繋がり” を大事にするようにしています。

内野:どのお話にも共通することは、心掛けていることが “自分” ではなくて “相手” に向いているところですね。相手に寄り添う。どれも語り手の人柄が滲み出ている内容でした。

円卓形式にしたことで、活発な質問が飛び交う

②モチベーションの維持のしかた(難題やニガテな課題に直面したときの乗り越え方)

玉城:う〜ん…難題とニガテなことか〜!実は私、現時点でたくさん課題が降りかかっている状況でして…(笑)。
モチベーションをコントロールする必要が出るケースって、何か「気が進まないな…」ってことに直面したときが多いですよね。「やりたい・やりたくない」「出来るか?出来ないか?」みたいな。

あとは、自身の役職やポジションに変更があって「何をしたらいいか分からない」というケース。やる気はあるんだけど空回りしてしまって「あぁ、自分って何も出来ないんだな…」って凹んだり。

その場合、出来る人の力を借りて見てはどうでしょうか?「自分の苦手は誰かの得意」と言いますし、一人で乗り越えるよりも周りを巻き込んだ方が良いときもあります。

役職が上がるほど見る範囲が広がり、やることが増えていきます。周りの力を上手に借りるのも一つのスキルだと私は思っています。子育ても同じ事が言えますよね!

津嘉山:私が課題に直面した時は「部署のため」という自分自身の軸を大事にしています。
部署の採用担当を任されたときには「部署のために!」「部署の課題を解決しよう!」それが私の役割だというところはブレないようにしていて、何か壁にぶち当たった時「これは部署の為になるのか?」という風に軸を持って動いていました。

よく「モチベーションを上げる」と言いますが、それって意図的に “上げ・下げ” するものではないと思うんです。自分の軸を持っていればそこが源泉となりモチベーションが生まれてくるので、早い段階で自分の軸をしっかり持つことは、後々色んなことで自分を助けてくれると思います。

私にとって初めての採用活動も、そういう軸があったから頑張れたのだと思っています。

在宅勤務で子育て中のスタッフも、オンラインで参加

■質問コーナー

質問:テーマ①の「心掛けていることや目標」のお話の中で「経験値を捨てる」とありましたが、年齢を重ねるとなかなか捨てにくいものです。そういう場合はどうしていますか?


小嶺:話している自分の後ろに、もう一人の自分を置いて聞くようにしています。

「本当にそれでいいのか?」と答えを出した後に自問自答する時間を作るんです。自分が頑なだと周りも相談しにくくなるし、経験値は大事ですが、時に独りよがりになって周りに迷惑をかけてしまうことになるので。

それに、捨てることで新しい発見も手に入るので、自分にプラスになるんですよ。

質問:人が求めていることと自分がやりたいことのギャップを埋めるには?また、そういった気持ちを整理するにはどうしたら良いですか?


津嘉山:私の場合は、上司との会話を増やしていくようにしています。ギャップを埋めるにはまず、やりたいことを素直に伝えて自分の中のモヤモヤを言葉に出す事が大事なので。

それでも一度では埋まらないので、コミュニケーションを重ねて行くことが必要です。
人と話すことで気持ちが整理されて “やるべき事” が見えてくるはずです。

上間:役割や役職が上がったときって、力みすぎて気持ちが付いていかないときがありますよね。私が係長に昇進したときがまさにそれで悩んでいて、役割について自分が出来る事を上司に聞いたことがあって…。

すると「今の君に係長ができると思って昇進させたのではない。やることで出来るようになると思っている」「完璧な自分を目指す必要などないよ」と。
そこで気持ちが楽になったのを覚えています。

なので、役職や役割を完璧にこなす!ではなく役割を理解したうえで、自分のペースでやっていけばいいと思います。

自身の体験談を語るDIP管掌役員の上間さん

まとめ

働くことは一見「自分自身のため」のように思えますが、実は働く中で関わるメンバーやお客様といった周りに意識を向けることで、「働く意味」の軸の1つとなり、モチベーションだったり、やりがいに繋がるようですね。

その軸が形成されていくと、自分自身の役割とやりたいことの重なる部分が見えてくるので、役職といったポジションに左右されることなく働くことが可能になる。

なんだか「自己理解」的なまとめになってしまいましたが、多様な個を尊重し合うには、まず自分を理解することがスタートなのかもしれません。

己を知り、強い軸を持てば、悩みや不安は少なくなりそうです。

DIPの活動は今後も続きますので、またご紹介できればと思います!

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この記事を書いたひと:福田 聡樹(ふくだ さとき)

株式会社プロトソリューション Webマーケティング部所属。自社ホームページ編集長。ブログ/インタビュー/動画などのコンテンツを使ってプロトソリューションの取り組み、サービスやタレント情報の発信をしています。
好きなもの:爬虫類全般、犬全般、本のにおい。


2022年10月3日、沖縄本社、仙台本社および東京支社にて2023年卒内定式を開催いたしました。

■沖縄本社内定式の様子

■仙台本社内定式の様子

■東京支社内定式の様子

今回も沖縄本社ではオンライン・オフラインのハイブリッド型内定式を開催。

内定式の皆さんも最初は緊張した様子でしたが、役員や先輩社員にあたたかく迎えられ、笑顔あふれる和やかな式となりました。

2023年4月に新しくプロトソリューションに仲間入りする皆さんとともに、「KANDOU COMPANY」を目指し、プロトソリューションは更なる成長を続けてまいります。

はじめに

はじめまして。プロトソリューション仙台本社の新里です。
現在は、中古車や新車、業界ニュースなどの最新情報を掲載している「グーネットマガジン」の運用保守をしてます。
今回は私のストーリーをご紹介いたします。

入社までの略歴

高校進学を考えるときにWeb制作・デザインに興味を持ち、沖縄県内では当時としては珍しくWindowsとMacの両方を扱っている商業高校に進学しました。
Web制作・デザインは楽しかったですが、就活しようか迷ったときにデザインセンスが皆無なことに気づいたので、Webデザインは諦めてIT系の職種で幅広く使えそうな資格(ITパスポートや情報処理検定試験)が取得できる専門学校に進学することに決めました。
その後、就職活動中に合同説明会でプロトソリューションの会社説明を聞き、会社訪問を経たうえで2011年12月に新卒としてプロトソリューションへ早期入社しました。

プロトソリューションに入社


沖縄(1年目前半~)

当時は未経験の中途・新卒は、希望が開発チームでもテストチームに所属する流れになっておりましたので、私もWebやスマートフォンアプリのテストを担当しながら業界や業務の知識を学びました。
この頃は早く開発チームに異動してプログラムを書きたくてウズウズしてました。


沖縄(1年目後半~)

当時の上長のおかげで思いのほか早く開発チームに異動することができました。
スキー場と積雪情報を扱っているWebサイトの運用保守を担当することになり、雪が降らない沖縄で誰よりも早く積雪情報を知っている開発者になりました。


沖縄から東京へ(2年目前半)

新卒同期のAさんが大型基幹システムのリプレイス(phase1)で、東京のベンダー企業へ入り込んで武者修行に行っていたのですが、激務すぎる環境でも大活躍だったのでリプレイス(phase2)が動き出す前の人員増強で私にも声がかかり東京へ行くことになりました。
東京で仕事ができる事にワクワクしつつ、配属初日からデスマーチな過酷プロジェクトで新卒2年目ができることは限られており、必死についていくことがやっとな毎日でしたが、今の時代では考えられないほど過酷な、当時のIT業界ならではのプロジェクトに参加できた事は、良いことも悪いことも含めて大きな経験になりました。
また、「リプレイスを成功させる」そのゴールにむけて必要なことを経験問わず意見を言える・聞ける環境にして頂いた開発チームメンバーには大変感謝してます。


東京に残ることにした(2年目後半~6年目)

大型基幹システムのリプレイス(phase2)がリリースされた後、沖縄に戻るか運用保守・新規機能追加のために東京に残るかを上長と面談などで相談して、そのまま東京に残り約5年間、開発担当メンバーの一人として対応しました。


東京拠点で関わった業務


・中古車販売店向けの中古車情報入力WEBシステムの運用保守
・帳票作成機能(見積書・契約書など)
・コールトラッキングシステム
・新車ディーラー向け営業支援ツール
・契約管理Webシステムのへの機能追加
・来店予約機能追加

また、2016年10月に株式会社プロトデータセンター(沖縄本社)と株式会社アイソリューションズ(仙台本社)が合併し、株式会社プロトソリューションに商号変更された時に、仙台本社のメンバーが数名東京・仙台を行き来して業務説明や引継ぎなどで関わりができ、仕事のやり方進め方の刺激を受けることになります。


仙台に行くことにした(7年目~現在)

東京ではプロパー1人(自分)とパートナー様数名で1つのプロジェクトを持つことが当時は多く、東京支社内にも同じ立場のWeb開発者は3名程いましたが、各自同じように1つのプロジェクトをパートナー様と対応するチーム構成だったので、相談するにもお互いに別案件の話なので1人で対応してる感覚があり。開発者として自分の成長効率の悪さが当時の悩みでした。
そんな時に、仙台本社から業務巻き取りで来たメンバーと仕事を進めながら話してるうちに社内メンバーで構成された開発チームでの仕事の楽しさと、経験豊富なメンバーとの情報交換に魅力を感じて「仙台本社に行きたい!」と当時の上長に相談したらタイミングも良く割と早く行けることが決まりました。
仙台に来てからは同じ立場のWeb開発者との会話も増えてたので、Web開発者としての成長停滞の悩みも解消され拠点の皆様には感謝しております。
サービスの立ち上げ時にはPLとして挑戦させて頂き、慣れない立場でPM・開発メンバーに協力頂いて、お客様との要件決めからインフラ・データベース・開発言語などの選定、プロジェクトの進行管理など部分的には経験はありますが、全ての工程を最初から最後まで体験できる機会は少なかったので良い経験になりました。


仙台拠点で関わった業務


・中古車販売店向けの販売管理システムの運用保守
・ディーラー向けの販売管理システムの来店予約機能構築
・車関連のオンラインコミュニティサービスの立ち上げ

今後やりたいこと

力不足なので遠い未来ですが多くの人に利用される新しいサービスを新しい技術を駆使して自分の開発チームで立ち上げてみたいです。
そのために今おかれている環境で出来ることを使い倒していきます。

最後に

入社してから現在を振り返ると環境と人に恵まれた10年だったなと感じます。
プロトソリューションの各拠点で業務をして挑戦させて頂きましたがどの拠点でもやりたいことがあれば挑戦させてもらえる環境があります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ITエンジニア

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仙台本社では、一緒に働くITエンジニアを募集しています

社内インフラ、その他多数募集中!

はじめに

こんにちは。株式会社プロトソリューション・ソリューション開発部沖縄の當山(とうやま)です。

これまで私は新規案件の開発業務を行うことが多く、日々目の前の開発に集中して業務を行っていましたが、最近「Web3.0」という新しいインターネットの概念が話題に上がっている事から興味を持ち、日々勉強中です。

そのため、今回は開発の話というよりも、Web3.0とビジネス展開の話をしたいなと思っています。

Web3.0とは?

まずWeb3.0の大きな特徴としては、これまで特定のプラットフォームや企業に情報が集まっている中央集権型とは異なり、プライバシー情報は個人で管理し、特定の管理者は存在せず、ノード同士が繋がる(P2P)、分散の時代のシステムが作られようとしています。

例えばアプリを開発する時、大きくシェアを占めているAppleとGoogleのストアからリリースをする場合、AppleとGoogleの自社決済システムを使うことが義務付けられています。また、ストアの方針でアプリが公開停止にされても開発者は従うしか選択肢がない状況です。

しかしWeb3.0では巨大企業抜きでも、インターネット上での活動が行える仕組みとなっています。Web3.0のベースになっている技術の一つが「ブロックチェーン」になります。

スマートコントラクトの魅力

ブロックチェーンの詳細は割愛しますが、特に魅力に感じたのは「スマートコントラクト(自動的に実行される契約)」です。

事前に決められたルールに従い、ブロックチェーン上で自動的に動作が執行されるプログラムがスマートコントラクトです。改ざんがされにくく透明性も高いため、現在不動産業界等においても、売買取引が迅速化・簡素化されることが期待されており、実現にあたって幾つかの企業が、実際に実証実験を開始しています。

ビジネス展開アイデア

例えば弊社の場合、中古車販売サービスがありますが、不動産売買と同じように 売買時に発生する契約書類手続きや決済などの業務が自動化されれば、時間や人手のコスト削減が大いに期待できます。

また、中古車を購入する際に気になる年式、走行距離、修復歴などの情報が一緒に記録され、かつ、改ざんもされにくいため、買い手側にもメリットがうまれます。

さらに中古車販売 ✕ 別サービスをかけあわせたCross Creativity  (クロスクリエイティビティ)を活用することで、新たなサービス展開も視野に入れることが出来る可能性もあります。

例として、沖縄ではコロナの影響でレンタカー台数が30%も減ったためレンタカー不足となりました。

その影響もあって最近では個人間でのカーシェアリングサービスの利用が増えています。

例えばペンションや民泊で宿を借りる+中古車レンタルサービスのセット等は既にありますが、さらに車と宿の鍵がスマートキー対応し、その契約手続きや支払いは店舗に訪れることなく、自宅のPCやスマートフォン1つで、事前に自動契約して簡単決済のようなことも実現できそうです。

そのような事が出来るようになったら、より競合会社とのサービス差別化が出来そうだと考えます。

スマートコントラクトのデメリット

そんな魅力的なスマートコントラクトですが、実はデメリットもあるので要注意です。

・処理実行後に、契約の解除やキャンセルができない。

・取引規模が大きくなると処理速度が低下したり、手数料が高くなる場合がある。

おわりに

なお、今回はあくまで仮定の話で、実現にするあたっては税制など含めてまだまだ課題も多く、

日本でも実証実験を数社が始めている程度の新しい取り組みですが、今後を見据えて今から勉強していかないといけない分野だなと強く感じます。

本記事ではWeb3.0の魅力の内の一部分しかお伝え出来ませんでしたが、サービス展開は無限大で、今のうちに参入しようと取り組んでいる所が、今後ビジネスチャンスを掴んでいくんだろうな、と思います。

同様に考えている方がいれば、ぜひ繋がって色々と会話したいですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

おまけ (Web3.0に関するキーワード)

・分散の時代(特定の管理者が存在しない)

・特定のプラットフォームや企業に情報が集まらない

・プライバシー情報は個人で管理

・非中央集権型

・トラストレス(信頼するな検証せよ)

・特定のサーバを介さずに繋がり、ユーザーは同一の取引データを参照

・Web3.0で注目されているサービスや仕組みは、NFT、DeFi、DAO等がある

・NFT:コピー可能なデジタルコンテンツの取引履歴を分散管理する技術

・DeFi:中央管理者がいない形で取引をする、分散型金融

・DAO:自律分散型組織と訳され、共同のビジョンを持つメンバーがプロジェクト成功のために力を合わせる

・上記含むWeb3.0を支えている技術の一つがブロックチェーン

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャー

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