株式会社プロトソリューション(本社:沖縄県宜野湾市、代表取締役:白木 享)は、沖縄県中頭郡中城村と協働してシェアサイクル事業を実施する運びとなり、2022 年 12 月 22 日(水)より、中城村役場を始めとする新規ステーションを開設いたします。

■ 新設ステーション情報

12 月 22 日に中城村内に以下 12 ステーション、ラック数 119 台分にて稼働をスタートいたします。

・サンエーなかぐすく店 10 台分
・中城城跡 10 台分
・護佐丸歴史資料図書館 10 台分
・中城村役場 9 台分
・山内原公園 6 台分
・石橋原公園 10 台分
・ちゅらばる公園 10 台分
・ゆらてぃく公園 10 台分
・竹口原公園 10 台分
・南上原糸蒲公園 14 台分
・赤森原公園 10 台分
・南坂田原公園 10 台分

※新規投入する自転車の台数は 50 台を予定しております。

ステーション例

■ 本協働の目的

ICT を活用した全ての交通手段による最適な移動を一元的なサービスとして提供する MaaS(マース:Mobility as a
Service)の一環となる取組み、公共交通の機能の補完・代替、地域の活性化や観光振興等に資する新たな都市の交
通システムとしてのシェアサイクルの有効性及び課題を検証することを目的としております。

<8.働きがいも経済成長も>地方の文化振興・産品販促に繋がる持続可能な観光業を促進するための取組み
<9.産業と技術革新の基盤をつくろう>誰もが利用しやすいインフラの提供、クリーン技術・環境に配慮した仕組みの提供
<11.住み続けられるまちづくりを>公共交通機関の補完、誰でもが容易に利用できるプラットフォームの提供
<17.パートナーシップで目標を達成しよう>産学官連携で効果的なパートナーシップ形成をはかり、目的を実現する

■シェアサイクル「CYCY」について

シェアサイクル事業CYCY(サイサイ)

株式会社プロトソリューションが2019年10月より開始したシェアサイクル事業です。

ICTを活用し、地域に根ざしたシェアサイクル事業を行うことで、観光客の利便性向上を図り、交通渋滞緩和、環境への配慮を目指します。

なお、本サービスは、OpenStreet株式会社が提供する自転車シェアリングシステム「HELLO CYCLING」を活用して行います。

沖縄のシェアサイクル CYCY(サイサイ)の料金・概要はこちら

■「HELLO CYCLING」について

HELLO CYCLING

 「HELLO CYCLING」は、事業者や自治体向けのシェアサイクルプラットフォームです。「HELLO CYCLING」を活用したシェアサイクルサービスの利用者は、「ステーション」の検索から自転車の利用予約、決済までの一連の手続きをスマートフォンやパソコンで簡単に行うことができます。また、「ステーション」であればどこでも自転車を返却することができます。「HELLO CYCLING」の詳細はこちら(https://www.hellocycling.jp/)をご覧ください。「HELLO CYCLING」を提供するOpenStreet株式会社は、Zコーポレーション株式会社、ソフトバンク株式会社、ENEOSイノベーションパートナーズ合同会社、双日株式会社が出資しています。

【HELLO CYCLING プラットフォームについてのお問い合わせ先】
OpenStreet株式会社 houjin_support@hellocycling.jp



【株式会社プロトソリューション】
代表者 :代表取締役社長 白木 享(しらき とおる)
本社 :沖縄県宜野湾市大山7-10-25 プロト宜野湾ビル
設立 :2007年4月3日
事業内容:デジタルマーケティング事業、ITインテグレーション事業、ユーザメディア事業、
コミュニケーションサポート事業、人材支援事業
URL :https://www.protosolution.co.jp/

■ 本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社プロトソリューション メディア事業部 広報 玉城 久子(たまき ひさこ)

こんにちは。編集部の福田です。

脱炭素社会へ向けてカーボン・オフセットの取り組みをすることになって2か月。
少しずつではありますが、業務と並行しながら推し進めているところであります。

プロトソリューションでは将来的に、温室効果ガス排出を実質ゼロであるカーボン・ニュートラルの状態を目指し、再生可能な社会作りを目指します。詳しくは前回、前々回の記事を読んでね^^

前回のあらすじ
プロトソリューションで測定した年間の二酸化炭素排出量は●●トン!!それってどのくらいなんだろう??

当社の年間二酸化炭素排出量が918.77トン。それを年間800トンに抑えるべく、電気を消すというシンプルな取り組みを実行していきます。

■電気を消す取り組みの前に

さて、実際に会社の使われてない無駄な電気を消していくわけだが、電気を消すことでどれくらいの効果が見込めるのか?

電気事業者別排出係数※を使って、1本あたりの蛍光灯が1時間でどれだけのkwhを出しているのか算出してみた。

※電気事業者別排出係数とは、契約している電力会社の排出係数に使用したkwhをかけることで、二酸化炭素の排出量を知ることができるもの

32ワットと書いてあるのが見える


蛍光灯に印字されているワット数を調べてみると、、

32ワットと記載されている。

単純にこの32ワットの蛍光灯×本数(使われていない無駄な電気)で出たkwhの数値が二酸化炭素排出量になる。

年間で119トンを削減するには月に10トン減らす必要があるので、10トンに近い数値が出てくれたら嬉しい。

果たして、電気を消すことで無駄な電気の総量が何トンくらいになるのか?

■使用していない電気の調査

とはいえ、無作為に電気を消しまくるのは良くない。

始めに、会社内で散見される“使わない場所”での電気、いわゆる“無駄な点灯”をしている場所を調べてみることにした。

まあ、普段から節電を意識している私からすれば、会社のどこに無駄な電気が使われているかを把握するなど朝メシ前のブランチ後。

さっそく私の頭の中で把握している怪しい場所へ向かってみることに。

①4Fリフレッシュルームのテレビ

社員がお昼休みに利用するリフレッシュルーム


「ほら、やっぱりね。テレビの消し忘れ、多いんだよね。」

ここは社員がランチをしたり、談笑をしたりするリフレッシュルーム。

沢山の人が利用するので、フロアの電気やテレビの電源の消し忘れが多いのである。

ご覧の通り、誰もいないのにテレビだけがついている。これだと、見られる為に存在するテレビも悲しくなるよね。

誰も観ていないのでテレビを消す福田


使い終わったらちゃんと消さなきゃ。

テレビの消し忘れ。これこそ“無駄な点灯”のひとつ。

<排出係数:132.6kwh/年> ※1日10h付いていた場合


②4Fリフレッシュルームフロア

これもよくある光景。ミーティングをしている人がチラホラいるけど、奥のスペースは無人の様なので消すことに。

奥のスペースは誰もいないのに点灯している
フロアの入り口付近にあるパネルで点灯・消灯の操作できる
フロアのスペース毎にで番号が振られているので確認して消灯する。きれいな指です。


使い終わったらちゃんと消さなきゃ。

使わないスペースの電気は消しましょう


フロアスペースの電気の消し忘れ。これも“無駄な点灯”のひとつ。

<排出係数:2,218kwh/年 32W 136本> ※合計136本を2h削減した計算


③男子ロッカー

男子ロッカーに誰もいないのに電気が点いている


「おいおい、、誰のために点けておいてるんだ?そんな優しさは要らないよなぁ~。」

ロッカールームを出る前に指で「ポチッ」とやるだけだ。

地球に優しい男はモテるぜ。次回から頼む!

消してスッキリしたのか、満足気な笑みを浮かべる福田


男子ロッカーの電気の消し忘れ。これも“無駄な点灯”のひとつ。

<排出係数:65.2kwh 32W4本> ※合計4本を2h削減した計算


④4Fロッカー

まるで「ロッカー売り場」のように、照明でディスプレイされているではないか

「おやおや、ロッカールームならぬロッカー売り場に迷い込んでしまったようだ。」

誰もいないのに、ここでも無駄な電気が使われているみたいですね。

これだけロッカーがズラリと並んでいると、確かに異様な雰囲気なので電気を点けておきたくなる気持ちは分かるけど、これも無駄な電気なので消しましょう。

「電気はロッカーのためにあるんじゃないぜ。人のためにあるんだ。」

4Fロッカーの電気の消し忘れ。これも“無駄な点灯”のひとつ。

<排出係数:114.2kwh 32W7本> ※合計7本を2h削減した計算


⑤湯沸室

湯沸室はかなりの頻度で無人点灯しているのを見かける


ここは会社の中でも、頻繁に電気の消し忘れが多い場所のひとつ。

私もよく湯沸室の前を通るので、「ポチッ」と代わりに消しています。

最後に使った人はきちんと電気を消して出ましょうね。(もちろん各階にある給湯室も忘れずに!)

ポチッと消す動作は、何故か爽快な気持ちになれる


湯沸室の電気の消し忘れ。これも“無駄な点灯”のひとつ。

<排出係数:16.2kwh 32W1本> ※1本を2h削減した計算


⑥1Fロッカールーム

デスクに戻ろうと歩いていた福田の目に映ったもの。

「なんと! ここでもか!!!?」

精神が崩壊し、映画『プラトーン』のポーズになる福田


気分爽快から数秒後にこの光景を目の当たりにすると、さすがに情緒がおかしくなってしまいそうです。

「もう、蛍光灯もロッカーも数が多過ぎるんだよーーーー!!!!!」

『過ぎたるは猶及ばざるが如し』。
これならロッカーも蛍光灯も無くしたほうが良いのでは? と、乱暴なことを言ってみる。ダメ?

1Fロッカールームの電気の消し忘れ。これも“無駄な点灯”のひとつ。

<排出係数:97.8kwh 32W6本> ※合計6本を2h削減した計算


⑦ミーティングルーム

まさかと思い、ミーティングルームをのぞいてみる


1Fロッカールームの真向かいにあるミーティングルームから灯が見えている。

中をのぞいた感じ、誰もいないようだ。

福田を突き動かすのは使命感だけである
しばらく落ち込んで佇む福田


「やっぱり、、、誰も使っていないかぁ。はぁ~、、。」

ミーティングルームの電気の消し忘れ。これも“無駄な点灯”のひとつ。

<排出係数:97.8kwh 32W6本> ※合計6本を2h削減した計算

■無駄な電力の数値結果は?

さて、使用していない電気の調査をすべく、当社ビルの4F~1Fを回って来た結果が以下の通り。

①リフレッシュルームのTV 132.6kwh
②リフレッシュルームフロア 2,218kwh
③男子ロッカー 65.2kwh
④4Fロッカー 114.2kwh
⑤湯沸室 16.2kwh
⑥1Fロッカールーム 97.8kwh
⑦ミーティングルーム 97.8kwh
合計:2,742kwh

沢山の場所でこれだけの無駄な電気が使われていることが判明した。
そし合計値のkwhを排出係数に置き換えると。。。?

2,742kwh × 排出係数 = 約2トン

(2トンを分かりやすくすると、同僚家庭の1年間の消費電力と同じ!)

人差し指でポチッと消すだけで、大体ひと家庭分の年間の消費電力が抑えられるんですね~!

明日から社員皆で使われてない無駄な電気を「ポチッ」っと消していくよう努めていきたいところです。

と言っても、なかなか簡単にはいかないもの。

まずは皆の意識を向けることから始めていかないと難しいかな。

やっぱり、一人でやるよりも大勢でやったほうが取り組みとしての効果も大きいよね。

「よし。やるぞ。」

さっきまで落ち込んでいたのに、急に走り出す福田


年間の二酸化炭素排出量を800トンまで抑えるべく、使われてない無駄な電気の場所と数値は分かった。

次は“電気を消す”取り組みをどうやって浸透させていくか?

次回の記事は・・・
「取り組みの成果を倍増させるアクションを考えてみる」

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この記事を書いたひと:福田 聡樹(ふくだ さとき)

株式会社プロトソリューション Webマーケティング部所属。自社ホームページ編集長。ブログ/インタビュー/動画などのコンテンツを使ってプロトソリューションの取り組み、サービスやタレント情報の発信をしています。
好きなもの:爬虫類全般、犬全般、本のにおい。


このたび、株式会社プロトソリューション(本社:沖縄県宜野湾市・仙台市)と東北公益文科大学(山形県・酒田市)は、2021年12月15日に、包括的な連携のもと、相互の発展並びに地域の活性化に資することを目的とし、包括連携協定を締結いたしました。

■ 協定の目的

東北公益文科大学の地域課題及び課題解決に関する研究・人材育成等の知見と、プロトソリューションのIT技術・知見を融合し、東北地方における「地域課題解決への新しい貢献」を行うこと、「地域のITリテラシーの向上、IT及びIT技術の活用」を推進することを目的としています。

■ 東北公益文科大学学長  神田直弥様からのコメント

Society 5.0時代となり、AIやビッグデータの活用を通した問題解決が非常に重要になっている。本学では教員・学生ともさまざまな形で地域課題解決のために取り組んでいるが、地域全体のITリテラシーの向上が一つの課題となっている。今回の協定に基づいて、IT技術を活用した地域の付加価値向上に貢献できれば、と期待している。

■ 株式会社プロトソリューション ITインテグレーション部門 執行役員 鈴木鋭明からのコメント

東日本大震災から10年となり、若手社員を中心に地域課題解決のために何か取り組めないか、と検討してきた。東北地区のお客様との対話から、地域課題の共有と発信の重要性を感じている。公益大の地域課題解決の取り組みと弊社のIT技術を連携させることにより、東北をさらに盛り上げていきたい。

■ 今後の展望

庄内地域をフィールドの一つとして、具体的な地域コミュニティの課題解決プロセスに両者が参画をすることにより、新しいソリューションを提供することを目指します。

■ 酒田キャンパスで行われた締結式の様子

執行役員 鈴木 鋭明

執行役員 鈴木 鋭明

執行役員 鈴木 鋭明

この度、東北公益文科大学様との包括連携協定を締結させて頂きました。今後東北公益文科大学様と協議を進め、地域課題の解決、社会貢献の一つの形として、我々のITの技術を融合させたソリューションを一緒に考えていければと思っております。宮城、山形、そして東北全体で、次世代を担う若者がこういった取り組みに賛同し、地域社会全体で活気ある街づくり、そして新たなビジネスに繋げていければと考えております。

AIテクノロジー推進室仙台 部長 進藤 貴臣

AIテクノロジー推進室仙台 部長 進藤 貴臣

AIテクノロジー推進室仙台 部長 進藤 貴臣

この度は、東北公益文科大学様との包括連携協定という有り難い機会を頂戴しましたこと、大変に光栄でございます。また、東北公益文科大学の卒業生である大石が < JomoNeX(ジョモネックス)> を通じて、母校はもとより地域の皆様に際してお力添えできる機会を創れたことがなによりでございます。東北公益文科大学様の地域課題及び課題解決に関するご経験と知見、当社のIT技術を駆使し、更には地域の皆様と力を合わせ、将来的には「東北から世界をよりよく!」そんな夢に想いを馳せながら、山形・東北のよりよい街づくりに貢献していく所存でございます。

AIテクノロジー推進室仙台 大石 桃菜

AIテクノロジー推進室仙台 大石 桃菜

AIテクノロジー推進室仙台 大石 桃菜

母校である東北公益文科大学様とこのような連携協定を締結させて頂いたことを大変嬉しく思っておりますし、これから始まる東北公益文科大学様との新たな連携関係・取り組みに期待が膨らんでおります。 東北公益文科大学様が持つ地域課題解決の手法や、庄内地方という広大なフィールド、そして活発に活動なさっている学生のお力と、弊社が持つITのノウハウ・テクノロジーを融合させ、地域課題解決への新たなソリューションを生んでいければと考えております。4年間お世話になった大学、そして庄内地方に恩返しをするつもりでこの取り組みを推進して参ります。

■ JomoNeX(ジョモネックス)について

jomonex

地域課題を運営とユーザーがともに解決する CtoC マッチングサービス「JomoNeX(ジョモネックス)」は、2021年8月にリリース。埋もれがちな地域課題をオープンにし、その課題に協働していくことで「新しい地方創生」の実現を目指します。移住者による起業支援やビーチクリーンなどのコンテンツは30件を超え、地域課題を解決したい・解決して欲しいユーザー数は38名(2021年12月時点)となっており、地域課題の可視化とコミュニケーションの場として拡大しています。

jomonex

■ JomoNeX サービスに関するお問い合わせ先

株式会社プロトソリューション AIテクノロジー推進室仙台 JomoNeX担当 大石(おおいし)

お問合せ先 https://jomonex.jp/contact

※掲載許可をいただいております

沖縄県広報誌「美ら島沖縄」12月号において、環境に優しい交通として、シェアサイクル事業「CYCY(サイサイ)」を取り上げて頂きました。

身近で環境に優しい交通手段として、ぜひシェアサイクルをご活用ください。

・沖縄県広報誌「美ら島沖縄」とは

「美ら島沖縄」は、県政についての情報や、県内各地域の情報をわかりやすく県民の皆様に伝えるための雑誌です。

・配布場所

沖縄県広報誌「美ら島沖縄」は、公共機関や学校、銀行、病院などで閲覧できます。
また、沖縄県の出先機関の一部(行政情報センター、県税事務所、福祉事務所、保健所、土木事務所など)や沖縄ファミリーマート各店舗、ゆいレール各駅、イオン各店舗で無料配布しています。

株式会社プロトソリューションのYouTubeチャンネルが更新されました。

今回の動画では、グー沖縄営業の玉城さんが登場!

営業の秘訣は『信頼されること』。お客様のために日々やってきたことが成果に繋がったとき “やりがい”を感じる 。

「お客様には日頃からGIVEを心掛けている」と語る玉城さん。クルマが欲しいユーザーの利便性を高めるために販売店を活用してもらう提案を続ける。そこから販売店の売り上げに繋がり、クルマ業界全体の循環を生む。
熱い志を持つ玉城さんと一緒に働きたい方は以下のリンクから!

SaaSエンジニア

SaaSエンジニア

プロトソリューションでは、一緒に働く仲間を募集しています

新卒採用ページはこちらから

株式会社プロトソリューションのYouTubeチャンネルが更新されました。

今回の動画では、コンバートチームリーダーの大城さんが登場!

自身が掲載に関わった車両がユーザーの目に留まり、購入につながること、そして業務ツールをプログラミングで効率化することでチームメンバーから「ありがとう」と感謝されることが “やりがい” 。

「地道にコツコツと積み上げていく姿勢が評価される環境」と語る大城さん。
プロトソリューションの採用情報は以下のリンクから!

「第15回 ASPIC IoT・AI・クラウドアワード 2021」において、支援業務系ASP・SaaS 部門応募155サービスの中から、「ASPIC会長賞」を受賞した受付クラウドシステム「ラクネコ」。2020年2月よりサービスを開始し、約1年半で150社を超える企業さまに導入いただいた「ラクネコ」について、ユーザーの最前線で活躍する営業担当と、スピーディな開発で要望に応え続ける開発担当の2名に受賞後のインタビューを行いました。

営業担当:鈴木(左)開発担当:櫻井(右)

まずは受賞おめでとうございます!日本国内で優秀かつ社会に有益なクラウドサービスに授与されるアワードの一つを受賞した感想は?

櫻井:自分が携わった仕事が「賞」として外部に認められたことが、純粋に嬉しかったですね。
賞としては(グランプリなど)まだ上があるのですが、伸びしろがあるということで、上を目指して頑張ろうと思います。

鈴木:2006年から続く栄誉ある賞の一つをいただいたということで、サービスの信頼度は増したのではと思います。
サービスサイト上に、今は特許取得の月桂冠があるのですが、受賞によって月桂冠の数も増えたのは嬉しいですね。
サービスとしては後発になるので、その中で対応の細やかさ、柔軟なアップデートが認められたのではと思っています。

櫻井:アワード受賞サービスでは、様々な社会課題を解決するサービスが選ばれていたので、上を目指すためには、さらに社会に貢献できるよう開発も行っていきたいですね。

鈴木:次はグランプリを目指していきたいですね!

受付クラウドサービス「ラクネコ」の一押しポイントは?

櫻井:インターホン機能(2021年10月リリース)ですね。
 「会話ができる」というのはお客さまからの要望も多かったのでイチオシです。

鈴木:この機能はかなり評判がいいですね。そもそもは内線とも連携したい、という声から検討に入りました。ただ、PBXとの連携だと工事も開発工数もかかって、スピーディに対応できない。
そこで、内線連携の代わりに通話機能を持たせることになったんです。

櫻井:もともと既存のラクネコモバイルアプリ間の通話機能があったので、それを受付と通話できるよう拡張しました。当初より拡張性は考えて開発を行っているので、開発自体はスムーズでしたね。
ただ、受付には様々なシーンが存在しますので、そこに通話機能を組み込むためにはどのような課題が存在するかを考えるのは大変でしたね。
通話機能を実装するだけなら簡単でも、総合受付や求職者(面接希望)など、誰に通話を繋げるかなどのユーザビリティ部分は考慮しました。

導入企業が150社超とのことですが、どういう業態が多いですか?

鈴木:実は業種・業態が決まっていないんですよね。
 IT企業だけではなく、不動産や建設業、工場へも導入しています。
とある工場・研究所から「退館記録が欲しい」という要望をいただいて、追加機能を実装したこともありました。
 工場って広いんですよね。だからこそちゃんと退館されたかの管理がしたいという。
 「受付」の枠を大きく超えて、お客さまの課題を解決することができているのは嬉しいですね。

「受付」の枠を超えた思い出深いお客さまのストーリーは?

鈴木:1000人超えの大企業と美容室は思い出深いですね!
 大企業の場合はセキュリティなどもしっかりしているからこそ、独自の資料作成などもありましたね。

櫻井:はい、開発側もクラウドサービスの可用性やセキュリティに関する質問資料への対応などサポートをさせていただき、「こんなところを聞かれるのか」という気づきがあり、他の開発にも役立ちそうな経験ができました。

鈴木:美容室の場合だと、最近はWeb予約が主流なわけですよ。となると、ラクネコで指名したスタイリストを呼び出して受付をする、という使い方をしていただいていたり。
他にも、実は新型コロナウイルス感染症のワクチンでの職域接種で、ラクネコを活用していただいた事例もあるんですよね。自社サービスが少しでもエッセンシャルワーカーの方々の課題解決に繋がっていれば、こんな嬉しいことはありません。

カスタマー担当:新垣(左)営業担当:鈴木(右)

毎月多くのアップデートが行われていますが、対応の際に工夫している点は?

櫻井:日常で使っていただくサービスなので、日々お客さまからご要望はいただきます。
ただ、限られた開発リソースの中で対応していく必要がある中、ただ「要望を受け入れる」のではなく、その要望にどんな背景があるのかを考えるようにしています。
有名な話で、ドリルを買いに来たお客さまが欲しいのはドリルじゃなくて穴だ、というのがありますが、それと同じです。お客さまの要望が本当に望ましい仕様なのかしっかり検討し、本当にやりたいことを考え抜いた上で、シンプルかつ低コストで解決できるよう検討を重ねて開発をしています。

お客さまからの要望を伝える営業担当と、開発担当とで意見の食い違いなどは?

鈴木:営業と開発でバトルすることはないですね(笑)
お客さまの意見は実際にご利用いただいて出てくる課題なので、もちろん解決したいのですが、様々な意見を集約した上で優先順位を決めるよう、密に連携しています。

櫻井:たまに、A社とB社で要望が正反対のものがあがることがあります。ただ、詳しく話を詰めていくと、要望の背景が見えてきます。
一見正反対のものに見えても、より良い改善策が見つかることも。今後もお客さまの要望にはしっかり応えていきたいですね。

カスタマー担当:阿部(左)開発担当:櫻井(右)

ラクネコが目指す今後の展望を教えてください

櫻井:「ラクネコ」がリリースしてもうすぐ2年を迎えます。その中で、いろいろな企業の受付をみてきて、様々な受付の形態・受付シーンがあることを知りました。
今までは、企業のエントランスの受付を想像して開発してきましたが、先ほどの工場や職域接種、美容室など、より多くのお客さまを想像しながら、新しい分野の開発に挑戦していきたいですね。
「受付」を超えて様々な課題を解決していきたいです。

鈴木:約1年半で150社超の企業さまに導入いただいているので、次は1000社を目指していきたいです。
既存サービスにあるからこの機能を入れよう、ではなく、お客さまの課題に真正面から向き合ってそこを解決できるように、いろいろな声を拾っていきたいですね。

インタビューありがとうございました!受付の枠を超えてお客さまの課題解決を目指す受付クラウドシステム「ラクネコ」の今後に、乞うご期待ください。ASPIC会長賞受賞、おめでとうございます!

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受付クラウドシステム「ラクネコ」、総務省後援「ASPIC IoT・AI・クラウドアワード 2021」において支援業務系 ASP・SaaS 部門「ASPIC 会長賞」を受賞

ラクネコは、来客対応の課題を解決し、受付からご対面までをスマートに対応する受付システムです。

プロトソリューションでは、脱炭素社会へ向けてカーボン・オフセットの取り組みを開始します。将来的には、温室効果ガス排出を実質ゼロであるカーボン・ニュートラルの状態を目指し、再生可能な社会作りを目指します。

前回のあらすじ
カーボン・クレジットって何? プロトソリューションが脱炭素への取組みをスタート!

さて、前回では脱炭素の取り組みを会社としてスタートさせることになりましたが、カーボン・オフセットに取り組んでいくにはまず、現状を知るところから。

■当社の二酸化炭素排出量を知る

それでは当社プロトソリューション(沖縄本社)が、実際にどれくらいの二酸化炭素を出しているのか?

自然環境保全の調査・研究分野に詳しい、一般財団法人 沖縄県環境科学センターの方にご協力をいただき、概算数値を割出しました。

二酸化炭素の排出量を調べる方法は、『温室効果ガス排出係数』というものを使うそうです。

この係数は電力会社ごとに異なるので、環境省・経済産業省が出している『電気事業者別排出係数』を見て、契約している電力会社の排出係数に使用したkwhをかけることで、自社が出している二酸化炭素の排出量を知ることができます。

当社が、2020年8月~2021年7月の1年間で使用した二酸化炭素の総量(注)は、

918.77t(トン)になりました。

(注)沖縄本社第1ビル・第2ビルの消費電力および社用車のガソリン代から算出

しかし、この数値を見てもパッとこないですよね?

パッときていない福田

■918.77トンの二酸化炭素排出量ってどのくらい?

環境にどれだけの影響が出ているのかを分かりやすくするために、二酸化炭素を吸収するスギの木を使って算出してみました。

ズバリ、

918.77トンの二酸化炭素排出量は、スギの木65,626本分!!

どうでしょう?パッときました?

樹齢や手入れの状態で1本1本の吸収量は異なりますが、スギの木1本の二酸化炭素吸収量は年間に約14kgと言われています。※あくまでも目安としてご参考にしてください

計算式は以下の通り。

918.77トン(二酸化炭素排出量) ÷ 14kg(スギの木の二酸化炭素吸収量)=65,626本

つまり、当社を運営していくだけでも年間に65,626本のスギの木を植えて初めて、二酸化炭素が相殺(オフセット)されるということですね。

うーん、、具体的な数値を目の当たりにするとゾっとしますね;

■プロトソリューションで出来ることは?

年間の二酸化炭素排出量の数値も、それを補う数値も出たところで、我々が出来ることを考えていかねばなれません。

もちろん、いきなり木を何万本も植えることは人的リソースや植える土地の確保といった新たな課題が生まれます。

すぐに始めていけることは何か?

二酸化炭素の排出を抑えることは出来るかもしれません。

電気を消す。

まずは使わない電気、無駄に消費している電気をこまめに消すことで、
年間の二酸化炭素排出量918.77トン ⇒ 800トンに抑える取り組みを実施いたします。

■まとめ

いかがでしたか?

気候変動による国際会議『COP26』では、「石炭を段階的に廃止する」といった二酸化炭素排出抑制効果のインパクトが大きい解決策が実は、他の問題の足を引っ張るという反対案で採択され大きな波紋を呼びました。

電気を消すという行動は、インパクトこそ少ないですが他に影響も出ず、誰でも簡単に出来る環境に配慮した行動だと思います。

『千里の道も一歩から』

まずは身近なところからスタートしていきましょう!

次回の記事は・・・
「消費電力を減らすため、実際にプロトソリューションでできることをやってみた」

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この記事を書いたひと:福田 聡樹(ふくだ さとき)

株式会社プロトソリューション Webマーケティング部所属。自社ホームページ編集長。ブログ/インタビュー/動画などのコンテンツを使ってプロトソリューションの取り組み、サービスやタレント情報の発信をしています。
好きなもの:爬虫類全般、本のにおい。


プロトソリューションのドローンパイロット資格者が沖縄で撮影した高画質の動画素材を提供する「Drone Movie(ドローンムービー)」の素材が、2021年11月14日(日)放送のMBS/TBS系全国ネット『日曜日の初耳学』に活用されました。

■ 放送内容
・放送局:MBS/TBS系全国ネット
・放送日:2021年11月14日(日)
・番組名:『日曜日の初耳学』
いま知っておくべき話題のトレンドを物知りな林先生とやさしく掘り下げ、日曜の夜をちょっとだけ元気にするバラエティ

■ Drone Movieとは
https://www.protosolution.co.jp/lab/drone/dronemovie/
プロトソリューションのドローンパイロット資格者が沖縄で撮影した高画質の動画素材(4K・HD)100本以上が全て無料でダウンロードできるサイトです。
イベント動画、結婚式の二次会ムービー、動画編集の練習など、様々な用途で沖縄の風景素材(空撮動画)をご活用いただけます。

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