今や、オンライン上でクルマを購入することは当たり前になってきているが、私たちを取り巻く環境がDX(デジタルトランスフォーメーション)化されるなかで、様々なビジネスモデルの変革が起きている。

2020年6月19日、クルマ・ポータルサイト「グーネット」は、販売店へ足を運ばずに商談まで済ませられるオンライン商談SaaSの提供を開始した。

今回は、そのオンライン商談ツール「グーネットLive(ライブ)」の開発に携わった棚原氏、友利氏へインタビュー。

サービスが生まれた背景や開発で使用した言語、利用者の声までをご紹介!

棚原 康平 Tanahara Kohei(写真左)
2013年入社。ソリューション開発部沖縄 システムエンジニアとして所属。
不動産情報サイトのWebアプリ開発から、自動車情報系スマホアプリ開発など、主にWebアプリの設計・実装を担う。本記事のプロジェクトでは、ユーザー側のシステム開発を担当。

友利 将 Tomori Sho(写真右)
2013年入社。ソリューション開発部沖縄 プロジェクトマネージャーとして所属。
Webアプリの設計・要件定義、中古車販売管理システムのサポートなど、システム開発からマネジメント業務までを担う。本記事のプロジェクトでは、中古車販売店側のシステム開発を担当。

オンライン商談ツール「グーネットLive(ライブ)」が生まれた背景を教えてください

オンラインインタビューの様子

棚原氏:新型コロナの影響があらゆるオンラインサービスを促進させ、クルマ販売店での接客もオンライン商談という形としてニーズが高まったことから、今回のプロジェクトが発足されました。

友利氏:コロナ禍で生まれた“非接触ニーズ”が今後も加速する事を想定し、クルマ販売店として実店舗での接客以外に、新たな販売ネットワークを作る事が課題としてありました。そこでグーネットにオンライン商談機能を追加することになりました。

オンライン商談機能を追加することでのメリットはどのようなものがありますか?

友利氏:得られるメリットは販売店とユーザー両方にあります。まず、販売店側のメリットは「市場拡大に繋がること」です。

例えば、クルマを実際に見たいといった問い合わせがあった場合、ユーザーが欲しいクルマの条件を来店後にヒアリングするので、思うような提案ができないことがあります。

オンライン商談では、販売店側が欲しい情報を予めユーザーに入力してもらえるので、商談時にはユーザーひとり一人に合わせた提案ができるようになります。 オンライン商談機能を追加することで販売店の業務時間を削減し、顧客接点数を増加させ、商談時間へ置き換えることが可能になったのです。

棚原氏:ユーザー側のメリットはスキマ時間にクルマを探せることです。 また、直接販売店へ行かなくても、クルマをオンライン上で“見に行ける”ので、遠方からのユーザーでも気軽に商談が行えるのが魅力です。

今回使用した技術(開発言語やツールなど)は何ですか?

友利氏:fuelphpとjavascriptです。もともと僕が担当している中古車販売管理システムから、販売店がユーザーの情報を得る際の、UXの部分に機能を追加したという感じですね。

棚原氏:typescriptとReactを使いました。選んだ理由としては、開発期間が短いというのもあったので、1から作るよりもある程度ベースができているものが良いなと。

コロナの影響でオープンソース化されたビデオチャットのプロジェクトがあり、そこで使われていた技術がtypescriptとReactだったので、それをベースにグーネットLIVEの形に変えていった感じです。 Reactは未経験でしたが、「純粋に楽しそうだからやってみよう!」とワクワクしながらやっていたところはあります。(笑)

苦労した点を教えてください。

棚原氏:WebRTC(ブラウザ間でビデオ通話ができるもの)を使った開発が初めてだったので、技術を習得しながら且つコロナ禍のニーズにスピーディーに対応することは思いのほか大変でした。

当時、Zoomの脆弱性問題が話題になっていたこともあり、ビデオチャットを利用することでのセキュリティー面、ビデオ通話に入るための認証フローなどを専門アドバイザーの方と熟考しました。多くの販売店やユーザーが利用するので、そこは何度もテストしましたね。

友利氏:販売管理システム側では、「何を見せるのが良いのか?」を考えるのに苦労しました。

例えば、オンライン商談時の受け付けで情報を入力する際に、販売店側はどういった情報が欲しいのか?ユーザーの名前や住所以外に、好みの車種、年式にこだわりがあるのか?走行距離を気にしているのか?金額感は?など。商談がスムーズに運ぶように工夫しました。

遠方からも使えるものだからこそ、やりとりで距離を感じさせないよう使いやすさなどの設計面には気を使いましたね。

6/19にリリースされましたが、現状の反応はいかがでしょうか。

棚原氏:リリース後すぐにオンライン商談での成約がありました。

県外在住のユーザーで、コロナ禍での外出を避けたい反面、どうしても現車確認をしたいということでグーネットLiveで商談。その場で成約に繋がったようです。

販売店も「これまで相当な販売損失があったのではないか」と、これからも積極的にオンライン商談を取り入れたいと反響がありました。

リリース後すぐに好反応を頂いていますね!今後のサービス展開についてお聞かせください。

棚原氏:UI/UXの改善ですね。商談内容を議事録化する機能や、販売店の在庫を通話中にユーザーへ見せる機能、電子サイン・契約までワンストップで行うといった商談に特化した機能の追加をして、もっと使いやすくしていきたいと考えています。

友利氏:商談車輌連携、見積書連携など、オンライン商談で成約する為に必要な機能を管理システムから提供できるようにしたいですね。

あとがき

人々の接触機会が減ることでニーズが高まるサービスには、当然ながら「利便性」や「安心」といった部分は無視できない。

非接触・非対面だからこそ、より身近に感じてもらえるようなサービスを提供していく。

棚原氏、友利氏による、同サービスのアップデートを今後も見逃せない。

icon_福田

icon_福田

インタビュアー:福田 聡樹(ふくだ さとき)

株式会社プロトソリューション Webマーケティング部所属。自社ホームページ編集長。ブログ/インタビュー/動画などのコンテンツを使って、プロトソリューションのサービスやタレント情報を発信しています。
好きなもの:爬虫類全般、本のにおい。

昨年度のコイバナ活動実績

沖縄県内の幼稚園生、小学生、中学生、高校生の皆さんに、IT の楽しさを伝えている「コイバナプロジェクト」。
昨年度は、回数にして18回。会社見学はもちろん、学校や自治体での講話・IT体験などで、延べ740名の生徒の皆さんにお会いすることができました。

「ITって面白そう!」「仕事って大変なだけだと思ってたけど、そうじゃなかった!」など、想像以上に、生徒の皆さんの気づきが多く、深く・・。私たちにとって、充実した1年でした。

ナレッジが増えて、さぁ!次のステップへ!と考えていたところに。新型コロナで休校。。学校が始まっても子供たちに会えない。。

一気にプロジェクトの存続危機へと・・

会社見学なのにリモート?

早速、プロジェクトメンバーで開いたオンラインMTG。学校の先生や宜野湾市の職員から伺った状況やご意見を参考に、アイディア出しを開始。
with コロナ で何ができるのか。やるなら、プロジェクトのマインド「楽しい!面白い!」をキーワードに考えようと。

そこで思いついたのが、「リモートで会社見学」

見学なのに、リモート??これまでの常識をひっくり返す発想が生まれました。ニューノーマル時代が、コイバナプロジェクトにも到来!

学生や地域の皆さんがいつでも「IT体験ができる」コンテンツを創ろう!

社員にインタビューしながら、社内の様子を録画して ITや仕事の楽しさをお伝えできるかも。ロボホンにもインタビュー?などなど。現在、企画を立てています!

リモート×会社見学 のほかにも、リモート×IT体験、リモート×職業人講話 など。これまで活動内容をベースに、コンテンツを創っていく予定です。

また、地域の自治体や教育関係者の皆さまとコラボレーション企画を通じて、パートナーシップを活性化させていければと考えています!

ニューノーマル時代。ITの技術はより社会に必要とされています!
だからそこ、子供たち、地域の皆さんにITの楽しさを知ってもらいたい!と思っています。
コイバナプロジェクトは今後も地域へ貢献できるよう、取り組んでいきます!

コイバナプロジェクト:小嶺 節子(こみね せつこ)

spatialchat(スペチャ)って?

Spatialchat(スペチャ)の概要は以下のとおり。

概要

・アプリインストール不要(ブラウザで参加できる)
・幹事(主催側)はユーザー登録が必要、参加者は名前を入力するだけ
・参加人数は無制限 ※2020年6月現在

まあ、ここまでは他のツールと大きくは変わらないですね。

サインインしてみる

久しぶりに皆と飲むのでワクワクが抑えきれず、私はスマホから早めのサインイン!(せっかち)

事前に幹事が準備してくれたお部屋のURLをたたくと、名前を入力するだけで入室できました。ゲスト側の面倒な設定は無し。人数が多い部署なので今回は2部屋準備頂きました。(気がきく!)

サインイン

UIは宇宙空間みたいでスタイリッシュな感じです。
参加人数が分かるアイコンと、カメラ・マイクのON/OFFがあるくらいで非常にシンプルです。PC画面だと、画面共有が可能。チャット機能はないようです。

飲み会スタート

部署のSlackでは業務が終わってからの「19時開始」と周知されていたので、そろそろ誰かが入室してくる頃。

飲み会スタート

「誰もいない!!」

まあ、確かに時間も早いし。しょうがないですよね。うんうん。

しばらく待って19時過ぎに再度入室!

19時過ぎに再度入室

「。。。誰もいない!」

まあ、spatialchat(スペチャ)初めての人もいるだろうから、設定に手間取っているのでしょう。うんうん。きっとそうだ。そうに決まってる。

その後、私は入室と退室を繰り返し、部屋の人数が「1」から増えることなく約1時間が過ぎた。。。

完

icon_福田

icon_福田

この記事を書いたひと:福田 聡樹(ふくだ さとき)

株式会社プロトソリューション Webマーケティング部 自社ホームページ編集長

好きなもの:爬虫類全般、本のにおい

いや、これで終わりではないです!!!!!!!!!

「おつかれさまでーす!」
「おつかれさまでーす!」
「おつかれさまでーす!」

揃ってきた

おぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!

み、みんなぁぁぁぁ。。。会いたかった(涙)オロロ~ン!!

というか20:26分、、、いくらなんでも『うちなぁ~タイム』すぎない?

スマホのバッテリー残量も当初から半分減り29%しか残っていない。。
待ちくたびれたよー!こうなったら残り時間を思いっきり楽しむしかない!!

「おつかれさまでーす!」
「おつかれさまでーす!」
「おつかれさまでーす!」

続々と入室者が増えてきて、さっきまで“宇宙空間”にただ一人残された気持ちが嘘のよう!

「おつかれさまです!みんな遅いよ~!」(福田)

さっそくspatialchat(スペチャ)を体験してみる。

体験してみる

自分の「福」アイコンを指でタッチしながら動かすと“宇宙空間”を自由に移動できる。

で、spatialchat(スペチャ)の最大の特徴は、このアイコンの距離が近い相手と会話ができることなんです!

そして、相手と距離が遠いと聞こえなくなり、また近づくと声が聞こえる。

これ、面白い。

人の声の大きさが距離で変化するって、まるで自分が実際にその空間にいるような感覚がしてきます。

開始20分くらいは皆でアイコンを移動移動移動www

移動しては笑って、また移動しては笑う。
アイコンで追いかけっこしてみたり、はるか遠くまで離れてみたり。

会話ではなくアイコンの動きだけで、飲み会が笑顔で溢れかえるという盛り上がり様(笑)

使ってみての感想

今回私はスマホからの参加だったので、途中でバッテリーが切れてしまったのですが(アイコンで遊び過ぎ)、久しぶりに皆さんと話せたのでとても楽しかったです♪

またスペチャの感想としては、「距離」の概念はすごく面白い機能だなと感じました!

これまでのオンラインチャットツール飲み会だと、

・誰かが話し終わるまで他の人は静かに聞いていなければならない
・時間差で参加入室した場合、既に盛り上がっている場所に入っていくのがちと怖い
・なんとなく退室しづらい

ということもありましたが、spatialchat(スペチャ)の場合はそれぞれ話したい相手と話せるし、遅れて入室しても自然と参加できる感じが良いですね。(退室も自然に 笑)

まだ使ったことのない方は、是非試してみてはどうでしょうか。
きっと、いつもと違ったオンライン飲み会で盛り上がると思いますよ^^

icon_福田

icon_福田

この記事を書いたひと:福田 聡樹(ふくだ さとき)

株式会社プロトソリューション Webマーケティング部所属。自社ホームページ編集長。ブログ/インタビュー/動画などのコンテンツを使ってプロトソリューションの取り組み、サービスやタレント情報の発信をしています。
好きなもの:爬虫類全般、犬全般、本のにおい。

ページトップへ戻る