株式会社プロトソリューションのホームページ内にあるコンテンツ、『FUKU LAB(フクラボ)』のYouTubeチャンネルが更新されました。

今年のプロトソリューションのハロウィンは、某アニメのコスプレが人気!
仮装の仕事も本気で取り組むPS社員をご覧あれ!!

皆で、「HAPPY HALLOWEEN♪」

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この記事を書いたひと:福田 聡樹(ふくだ さとき)

株式会社プロトソリューション Webマーケティング部所属。自社ホームページ編集長。ブログ/インタビュー/動画などのコンテンツを使ってプロトソリューションの取り組み、サービスやタレント情報の発信をしています。
好きなもの:爬虫類全般、犬全般、本のにおい。


生産人口の減少問題をデータとAIで解決する 株式会社プロトソリューション(代表取締役社長:白木 享、本社:沖縄県宜野湾市)が運営するSaaS受付クラウドシステム「ラクネコ」にて、2022年10月31、来訪者と担当者が直接通話できるインターホン機能をアップグレードいたしました。 受付用iPadから担当者のスマートフォンや固定電話へ着信・通話が可能となり、より多くのケースに対応できる機能となりました。

受付クラウドシステム「ラクネコ」 https://raku-neko.jp/

 「インターホン機能」アップデートの背景

インターホン機能とは、iPadでの受付をしたお客さまと直接通話ができる機能です。
今回のアップデートにより、インターホン機能に外線での通話がサポートされるようになりました。

「専用アプリ導入のための社用携帯がない」
「固定電話で通話したい」

これらのお客さまからのご要望を受け、外線通話に対応いたしました。

アプリをお持ちでない担当者のスマートフォンへの通話も可能となることで、受付課題解決においてより多くのケースに対応できる機能となりました。

 受付来訪時の担当者への通知方法

・通知専用オリジナルアプリ「ラクネコMobile」への自動音声通知
・固定電話への自動音声通知
・各種chat(GoogleChat、MicrosoftTeams、Slack、ChatWork、LINE WORKS)
・メール / SMSでの通知
・通知専用オリジナルアプリ「ラクネコMobile」での通話(インターホン機能)
・固定電話・専用アプリ無しスマートフォンでの通話(インターホン機能) [NEW]

 受付クラウドシステム「ラクネコ」とは

<導入企業数350社突破!> ラクネコは、受付対応の課題を解決し、受付からご対面までをスマートに対応する受付システムです。

来訪者は事前にアポイントメールで受け取ったQRコードを受付に設置したiPadへかざすだけ。
直接担当者へチャット・電話通知によりお知らせすることで、受付工数・取次工数ゼロへ!
無駄な工数を省き、来客をビジネスに直結させることで、組織の生産性向上に貢献いたします。

【サービスに関するお問い合わせはこちらから】
https://raku-neko.jp/
※30日間無料トライアル実施中

株式会社プロトソリューション

クルマ情報メディア「グーネット」を運営するプロトコーポレーションの子会社として2007年に沖縄県宜野湾市に設立。データソリューション・コミュニケーションサポートなどのBPO事業の知見と、Webメディアの運用・システム構築の技術力でAIの推進にも注力。企業の事業開発やビジネス支援を行うとともに、MaaS事業の運営やSaaS製品の開発を行っています。

代表者:代表取締役社長 白木 享(しらき とおる)
本社:沖縄県宜野湾市大山 7-10-25 プロト宜野湾ビル
設立 :2007 年 4月 3日
事業内容:デジタルマーケティング事業、ITインテグレーション事業、ユーザーメディア事業、
コミュニケーションサポート事業、人材支援事業
URL : https://www.protosolution.co.jp/

<本リリースに関するお問い合わせ先>
メディア事業推進室 広報担当:玉城 久子(たまき ひさこ) 090-9262-4102
E-Mail:h-tamaki@protosolution.co.jp

“企業文化を何より大切にした組織を創り、お客さまを支援したい”という想いから誕生した「SENZOKU LAB.」にて、対談コラム記事を公開いたしました。

Webサイトの運用を外部委託するとき、品質管理は重要なポイントです。顧客満足度90%を誇る、「SENZOKU LAB.品質」を構築してきたメンバー2人に聞きました。

SENZOKU LAB.


SENZOKU LAB.


「SENZOKU LAB.」は単なるリソース提供ではなく、お客さまの目指すビジョン、大切にされている価値観(フィロソフィ)を理解したカルチャーフィットする組織をお客さまと一緒に創りあげ、成長させていきます。

「SENZOKU LAB.」サービス紹介ページはこちら
オンライン相談予約を随時受付中です。


生産人口の減少問題をデータとAIで解決する 株式会社プロトソリューション(代表取締役社長:白木 享、本社:沖縄県宜野湾市)は、沖縄の慢性的な交通渋滞緩和CO2排出抑制を目指したシェアサイクル「CYCY」を運営しております。ステーション拡大・稼働自転車数増・コロナ禍による3密回避の移動手段としての自転車利用増を背景に、2022年10月にて累計利用人数5万人を突破したことをお知らせいたします。

沖縄県内の公共交通機関の補完、シェアサイクルという移動の選択肢増加に寄与すべく、今後もステーションおよび稼働自転車数の拡大を目指してまいります。

■シェアサイクル「CYCY」について

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株式会社プロトソリューションが2019年10月より開始したシェアサイクル事業です。ICTを活用し、地域に根ざしたシェアサイクル事業を行うことで、観光客の利便性向上を図り、交通渋滞緩和、環境への配慮を目指します。なお、本サービスは、OpenStreet株式会社が提供する自転車シェアリングシステム「HELLO CYCLING」を活用して行います。

沖縄のシェアサイクル CYCY(サイサイ)の料金・概要はこちら



【株式会社プロトソリューション】
代表者 :代表取締役社長 白木 享(しらき とおる)
本社 :沖縄県宜野湾市大山7-10-25 プロト宜野湾ビル
設立 :2007年4月3日
事業内容:デジタルマーケティング事業、ITインテグレーション事業、ユーザメディア事業、
コミュニケーションサポート事業、人材支援事業
URL :https://www.protosolution.co.jp/

■ 本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社プロトソリューション メディア事業部 広報 玉城 久子(たまき ひさこ)

株式会社小学館が発行するトレンドマガジン「DIME」が運営するサイト「@ DIME」に、育休取得をしたプロトソリューション社員の取り組みについての インタビューが掲載されました。 

■「@DIME」記事はこちら

「男性育休を長期取得した社員に聞いた、キャリアへの不安や悩みとの向 き合い方」
https://dime.jp/genre/1480337/ 

こんにちは。プロトソリューションの福田です。

プロトソリューション沖縄本社にて、第2回DIP(ダイバーシティ&インクルージョン)座談会が行われたので、その活動を取材してきました。



DIP(ダイバーシティ&インクルージョン)とは、働く女性が輝ける環境作りを目指して立ち上がったプロジェクトで、2018年9月に女性活躍推進企業として「えるぼし(三つ星)」が認定されるなど、大きな実績を残しています。

今回も、既に管理職として活躍している、そして実際に子育てを経験しているDIPメンバー3人が語り手となり、女性のキャリア形成について考えていきます。

DIPメンバー(左から)玉城さん、津嘉山さん、小嶺さん、内野さん、上間さん

語り手
玉城 久子 / メディア事業推進室 広報担当
津嘉山 亜里沙 / Webマーケティング部 課長 人事担当
小嶺 節子 / コールセンター部 係長 人事担当
司会
内野 志奈子 / DIP委員長
オブザーバー
上間 瑠美子 / デジタルマーケティング部門 執行役員

第2回の参加者は主任・一般社員からということで、既に管理職を経験している方の悩みが色濃く現れているテーマとなっています。

■テーマ

①心掛けていることや目標などを聞いてみたい
②モチベーションの維持のしかた(難題やニガテな課題に直面したときの乗り越え方)

今回もオンライン参加者を含めた開催となります!

それでは、見ていきましょう。

①心掛けていることや目標などを聞いてみたい

津嘉山:仕事をしていくうえで、何のために?誰のためにやっているのか?といった目的を忘れないようにしています。
その理由として、業務を進めていく中で手段が “目的” にすり替わってしまい、それに気付かないまま業務を進めてしまいがちだからです。

例えば人事でいうと「採用率を上げたい」という目的のためにSNSで認知活動を実施。フォロワー数を増やすことで認知度が上がり→興味を持ってもらい→応募してもらう。

最終的には応募が “目的” のはずなのに、SNSでの認知を継続するための “投稿” という手段が目的になってしまっている。

「今日、投稿した?」

「まだ。ネタがないんだよね〜」

「じゃあネタを考えよう」

みたいな。

そうなってしまうと本来、達成すべきゴールから遠ざかってしまうし、最悪の場合はゴールが変わるということが起きてしまいます。
それを避けるためにも、「あれ?今何をやっているんだっけ?」と感じたらすぐに “目的” に立ち返ってみるようにしています。

「心掛けていることは?」の問いに、自身の働き方を振り返る津嘉山さん


小嶺:思い込みを捨てる。でしょうか。

私も部署人事を担当していてよくスタッフと面談をするのですが、スタッフからの質問や相談に対しての答えを、自分の物差しで話してしまうことがよくあります。

もちろんそれ自体は悪い事ではないのですが、経験値が勝ってしまって相談する側の真意を見逃してしまうリスクもあるんです。結果、相手が欲しい回答とズレたことを言ってしまったり…。その瞬間、向き合っている人に対して本当の意味で寄り添えていないなって気付いたんですよね。

若い世代の考え方は私の物差しで測れないものもあるし、思いや感じ方・考え方や見方など新しい発見もあります。そんなときは意識的に、自分の「経験値を捨てる」ことを心掛けるようにしています。

玉城:「今。私に求められている役割期待は何だろう?」って考えるかも。

この座談会でも一人ひとりの役割があって、座談会を通して成し遂げたい目的は皆違います。語り手側としては皆さんのキャリア形成の気付きになれるよう伝わりやすく話すようにしていますし、参加者の皆さんは女性管理者としてのキャリア形成の参考にしたいと思っています。

例えば「仕事と家庭の両立は可能か?」という質問一つをとっても、単純に「両立が可能か?」を聞いているのではなく、子育て真っ最中の “母親” として「もっと仕事に踏み込んで挑戦できるのか?」といった回答を求めている事が文脈から分かったりします。

その質問の意図って何だろう?どういう答えが不安を解消してあげられるのだろう?
そういった真意を汲み取って答えを返したり…私が心掛けているのはそういうところですね。その人に憑依する。みたいな(笑)。

目標としては、自分の子供が「働きたい!」と思える会社にしたいですね。
プロトソリューションという会社を、自信を持って人に勧められる様な。

このDIPという活動もそうですが、様々なプロジェクトで色んな話ができたり、前向きな想いをもった仲間を見つけられたりすると「この人たちとより良い会社にしていきたいな」とか、「自分の大事な人たちを働かせたいな」って素直に感じられる。 ですので、働いている中で人との “繋がり” を大事にするようにしています。

内野:どのお話にも共通することは、心掛けていることが “自分” ではなくて “相手” に向いているところですね。相手に寄り添う。どれも語り手の人柄が滲み出ている内容でした。

円卓形式にしたことで、活発な質問が飛び交う

②モチベーションの維持のしかた(難題やニガテな課題に直面したときの乗り越え方)

玉城:う〜ん…難題とニガテなことか〜!実は私、現時点でたくさん課題が降りかかっている状況でして…(笑)。
モチベーションをコントロールする必要が出るケースって、何か「気が進まないな…」ってことに直面したときが多いですよね。「やりたい・やりたくない」「出来るか?出来ないか?」みたいな。

あとは、自身の役職やポジションに変更があって「何をしたらいいか分からない」というケース。やる気はあるんだけど空回りしてしまって「あぁ、自分って何も出来ないんだな…」って凹んだり。

その場合、出来る人の力を借りて見てはどうでしょうか?「自分の苦手は誰かの得意」と言いますし、一人で乗り越えるよりも周りを巻き込んだ方が良いときもあります。

役職が上がるほど見る範囲が広がり、やることが増えていきます。周りの力を上手に借りるのも一つのスキルだと私は思っています。子育ても同じ事が言えますよね!

津嘉山:私が課題に直面した時は「部署のため」という自分自身の軸を大事にしています。
部署の採用担当を任されたときには「部署のために!」「部署の課題を解決しよう!」それが私の役割だというところはブレないようにしていて、何か壁にぶち当たった時「これは部署の為になるのか?」という風に軸を持って動いていました。

よく「モチベーションを上げる」と言いますが、それって意図的に “上げ・下げ” するものではないと思うんです。自分の軸を持っていればそこが源泉となりモチベーションが生まれてくるので、早い段階で自分の軸をしっかり持つことは、後々色んなことで自分を助けてくれると思います。

私にとって初めての採用活動も、そういう軸があったから頑張れたのだと思っています。

在宅勤務で子育て中のスタッフも、オンラインで参加

■質問コーナー

質問:テーマ①の「心掛けていることや目標」のお話の中で「経験値を捨てる」とありましたが、年齢を重ねるとなかなか捨てにくいものです。そういう場合はどうしていますか?


小嶺:話している自分の後ろに、もう一人の自分を置いて聞くようにしています。

「本当にそれでいいのか?」と答えを出した後に自問自答する時間を作るんです。自分が頑なだと周りも相談しにくくなるし、経験値は大事ですが、時に独りよがりになって周りに迷惑をかけてしまうことになるので。

それに、捨てることで新しい発見も手に入るので、自分にプラスになるんですよ。

質問:人が求めていることと自分がやりたいことのギャップを埋めるには?また、そういった気持ちを整理するにはどうしたら良いですか?


津嘉山:私の場合は、上司との会話を増やしていくようにしています。ギャップを埋めるにはまず、やりたいことを素直に伝えて自分の中のモヤモヤを言葉に出す事が大事なので。

それでも一度では埋まらないので、コミュニケーションを重ねて行くことが必要です。
人と話すことで気持ちが整理されて “やるべき事” が見えてくるはずです。

上間:役割や役職が上がったときって、力みすぎて気持ちが付いていかないときがありますよね。私が係長に昇進したときがまさにそれで悩んでいて、役割について自分が出来る事を上司に聞いたことがあって…。

すると「今の君に係長ができると思って昇進させたのではない。やることで出来るようになると思っている」「完璧な自分を目指す必要などないよ」と。
そこで気持ちが楽になったのを覚えています。

なので、役職や役割を完璧にこなす!ではなく役割を理解したうえで、自分のペースでやっていけばいいと思います。

自身の体験談を語るDIP管掌役員の上間さん

まとめ

働くことは一見「自分自身のため」のように思えますが、実は働く中で関わるメンバーやお客様といった周りに意識を向けることで、「働く意味」の軸の1つとなり、モチベーションだったり、やりがいに繋がるようですね。

その軸が形成されていくと、自分自身の役割とやりたいことの重なる部分が見えてくるので、役職といったポジションに左右されることなく働くことが可能になる。

なんだか「自己理解」的なまとめになってしまいましたが、多様な個を尊重し合うには、まず自分を理解することがスタートなのかもしれません。

己を知り、強い軸を持てば、悩みや不安は少なくなりそうです。

DIPの活動は今後も続きますので、またご紹介できればと思います!

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この記事を書いたひと:福田 聡樹(ふくだ さとき)

株式会社プロトソリューション Webマーケティング部所属。自社ホームページ編集長。ブログ/インタビュー/動画などのコンテンツを使ってプロトソリューションの取り組み、サービスやタレント情報の発信をしています。
好きなもの:爬虫類全般、犬全般、本のにおい。


“企業文化を何より大切にした組織を創り、お客さまを支援したい”という想いから誕生した「SENZOKU LAB.」にて、導入いただいている企業さまの事例記事を公開いたしました。

今回の導入事例では、RESTAR株式会社様をご紹介しております。

社内での情報入力に限界を感じていたRESTAR様。アウトソースにSENZOKU LAB.を選んだきっかけや、導入してみて感じた他社との違いなどをインタビュー頂きました。
ぜひご覧ください。

SENZOKU LAB.


SENZOKU LAB.


「SENZOKU LAB.」は単なるリソース提供ではなく、お客さまの目指すビジョン、大切にされている価値観(フィロソフィ)を理解したカルチャーフィットする組織をお客さまと一緒に創りあげ、成長させていきます。

「SENZOKU LAB.」サービス紹介ページはこちら
オンライン相談予約を随時受付中です。


こんにちは。プロトソリューションの福田です。

会社の管理部。

働く社員が円滑に業務を行えるように多方面で社員を支える重要な部署。管理部の業務内容は定型的なタスク以外にも、ヒト・モノ・カネといった会社の生産性向上に関わることなら広くカバーします。また、突発的なタスクにも対応するため業務範囲は多岐に渡ります。

例えば、就業規則などの社内規定の改定、労務管理から福利厚生といった環境面のサポート、外部取引先の調査、壊れたトイレや空調修理手配など、「え?そんなことも総務でやっているの!?」ということをやっていたりします。

昨今、企業のDX化が叫ばれているなかで、営業や制作部門のように直接利益を生まない管理部(間接部門とも呼ばれる)でも同様にDX化が課題となっている。

さて、今回は当社管理部のDX化に『チャットボット(以下:Bot)』を導入させたプロジェクトメンバーをご紹介。

DX化に管理部を選んだのはどうしてなのか? なぜBotなのか?

プロジェクトメンバーへ伺ってみました!

左上から時計回り順 岡田さん、与那覇さん、砂川さん、千葉さん。メンバーは沖縄本社、仙台本社で構成されている


今回、管理部の業務効率化をしようと思った経緯を教えてください。

砂川さん:社内のDX化を目的とした『AIForceプロジェクト』というチームがありまして、私と岡田さんはそのチームに所属していたんです。そこで管理部内の効率化が必要な業務をピックアップしていたところ、管理部で課題になっていた属人化の部分に焦点をあてることにしました。

属人化で例を挙げると、社内制度や福利厚生などといった社員からの問い合わせの部分。
例えば育児休暇の取得方法だったり、給与に関する問い合わせなどです。

これらは担当者によって答えが違うため、回答品質にバラつきが出ていましたし、回答できる担当者が不在の場合、問い合わせ頂いた社員を待たせることになっていたんです。同時に受け答えする間の工数問題もありました。

そこで、問い合わせに対する答えの均一化を図るべく、管理部の業務効率化に踏み切ったわけです。

具体的にどういう施策をとったのでしょうか?

砂川さん:「回答品質の均一化」を実現するためにまず浮かんだのは『Bot』です。
属人化を回避するのにBotは最適だからという理由があります。

そのBotをSlackのアプリへ追加して、欲しい情報をBotに投げかけるというもの。
例えば、Aという質問に対してはAという回答が用意されていて、欲しい回答が瞬時に出てくる。
これらは人で行うよりも自動化してしまったほうが効率面、コスト面で断然良いですからね。

岡田さん:始めはその施策をクラウドサービスで実現しようと考えていたのですが、初期費用+ランニングコストがかかるという費用面の課題もあり、「それなら社内で開発したほうがいいんじゃない?」となって、まずはスモールスタートで開発を進めることになりました。

丁度その時期、社内でもSlackが浸透してきたタイミングでしたので、社員全員が日頃から使うコミュニケーションツールと相性が良いもので考えていました。

ちなみに、予め検索されるであろうキーワードの選定は、問い合わせの多い内容をピックアップして選んでいます。

Bot導入の開発を担当した岡田さん


開発を選んだことでの課題はありましたか??

砂川さん:始めは独自で用意したローカルサーバーでBotを動かす方法でしたが、そのローカルPCが立ち上がっていないと、Botが機能しないことが判明したんです。つまり岡田さんがお休みだとBotが反応しないみたいな(笑)。

岡田さん:Botは常時繋がっていないと意味がないので、常に稼働しているサーバーを使うことにしました。プロトソリューションで使用しているサーバーはAWS。

ただAWSだと、これまた別で費用がかかってしまうので、無料で環境構築ができる且つslackとの親和性が良いサーバーを用意しました。

問い合わせがないときは自動スリープになる仕様なので、無料の制限内で利用できるのが魅力です。早速、ローカルから新しいサーバーへ移行させて、皆が常時使えるようにしました。

プロジェクトメンバーは各拠点で結成されていますが、それぞれどういった動きをされていたのか教えてください。

砂川さん:仙台と沖縄で結成されていましたので、フルリモートでのミーティングでした。
役割も明確でしたので遠距離という不便さは無く、距離を感じず進めていましたね。

キックオフで管理部の課題を掘り下げていく作業。これは全員で行いました。

要件定義は私と岡田さん、リーガルな視点でのアドバイスは総務の与那覇さん、広報としてお知らせや要望フォームの作成は仙台本社の千葉さん。Botの開発担当は岡田さん、全体のディレクションは私と千葉さんで行いました。

メインの役割は決めつつも案出しは全員で行い、それぞれの専門分野を活かして動いていました。

プロジェクトリーダーの砂川さんは全体の進捗などを管理する


実際やってみてどうでしたか?プロジェクトの今後も聞かせてください!

砂川さん:凄く時間がかかったプロジェクトだったという印象です。さっきのサーバー問題以外にも、最初に開発していたツールがサービス終了してしまうなど紆余曲折ありまして、、、結局キックオフから1年経過してのリリースでしたね(汗)。

福田:それは長いスパンでしたね!!

砂川さん:はい。もともと「まずはリリースさせる!」そこから調整していく想定で動いていましたが、ここまで時間がかかるとは誰も想像していなかったかと思います(笑)。

これからリリース後の効果検証を行っていくフェーズですので、実際に社員の皆さんに使ってもらって、その声からアップデートしていこうと思っています。

具体的には、今実際に対応できる質問数は80程度なので、アンケートなどで質問のベースになる要望を社員の皆さんから受け付けます。リリースと一緒にお問い合わせフォームも用意しているので、そこから要望が取れる状態になっています。

福田:なるほど。実は私すでに、いくつかのキーワードで実際にBotを試してみたんですよね(笑)。

例えば「財形」って入力すると、フローや申請書への案内が出てきたり、瞬時に欲しい回答が返ってくるので便利でした!キーワードが増えていくと更に使いやすくなるかと思いました。

岡田さん:今後の課題ですね。実際にBot検索されたSlackの検索履歴などもログで確認できるので、そこのデータからキーワードが取れるようになっています。

福田:質問に遊び心を入れてみると面白そうですね!Botに「ありがとう!」と打つと「イエイエ、500円デイイデスヨ(Bot)」みたいな。

岡田さん:実は、社員の皆さんから寄せられる質問の中で「駐車場でネコをみかけた」というのが結構あって、「ネコ」とキーワードを入れるとBotから面白い返しがくる。みたいなのを作っていたんですよ。削除しちゃったんですが(笑)。

福田:何で消したんですか?勿体ない!

問い合わせが多そうなものから着手していくと使ってもらえるし、そこからフィードバックがもらえるので、まずは社員の皆さんに触れてもらう、興味を持ってもらう施策が必要かもしれませんね。

岡田さん:今後はフリーワードからボタン式(「総務」「経理」などのカテゴリボタン)なども検討中です。フリーワードでもボタンでも、両方で検索できる仕様にしたいですね。

社員皆が使いやすいような設計を考慮しながら開発をしている岡田さん


成果が出るにはまだ早いかと思いますが、業務負荷は軽減されそうですか??

砂川さん:はい。回答できる質問数が増えれば、約30hくらいは削減できる想定です。

ただ、本プロジェクトは業務負荷の軽減が目的ですので、定量的な工数削減というよりまずは管理部担当者の負荷を減らすことを第一としています。Botが担う業務を走らせながら、その分空いた時間でアンバランスになっている業務へ人をアサインさせていく。何かを始めるにはまず “空き” を作らないといけないですからね。

福田:同感です。その “空き” を通常業務と並行して進めているAI Forceメンバーが凄い!
私の場合はまず「急ぎでない案件はないか?」とアイゼンハワーマトリクスで取捨選択からやったりするタイプなので。。(笑)
効率化ができるツールの存在を知らないと、そもそも案として浮かんでこないですからね。
そういった案が広がるのが、組織を横断して形成されたこのプロジェクトなんですよね!

砂川さん:そうですね。そういった意味でも岡田さんにはBotのアップデートを期待しています。

岡田さん:苦笑。

開発秘話だけでなく今後の抱負も語ってもらいました♪


まとめ

プロトソリューションの管理部ではこれまでも、社内提出書類・給与明細のペーパーレス化や勤怠管理のクラウド化を成功させてきました。

テクノロジーの進化によって業務フローや手法が変化していく中で、それに付随する業務もまた変化が求められていきます。

今回の間接部門の事例の様に、時代に合わせたツールを積極的に導入していくことは勿論、それらを使いこなす知識と既存のやり方を “変えていく” 柔軟さも必要ですね。

効率化されることで無駄なコストが省かれるのは大歓迎ですが、我々も “排除” されないようにアップデートしていかなきゃですね!!

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この記事を書いたひと:福田 聡樹(ふくだ さとき)

株式会社プロトソリューション Webマーケティング部所属。自社ホームページ編集長。ブログ/インタビュー/動画などのコンテンツを使ってプロトソリューションの取り組み、サービスやタレント情報の発信をしています。
好きなもの:爬虫類全般、犬全般、本のにおい。


生産人口の減少問題をデータとAI で解決する 株式会社プロトソリューション(代表取締役社長:白木 享、本社:沖縄県宜野湾市)は、スマートキャンプ株式会社(以下、「スマートキャンプ」)が今最も評価されているSaaS(※1)を表彰する「BOXIL SaaS AWARD Autumn 2022」受付システム部門において、受付クラウドシステム「ラクネコ」が「Good Service」に選出されたことをお知らせします。

「BOXIL SaaS AWARD(ボクシル サース アワード)」は、スマートキャンプが運営する SaaS 比較サイト「BOXIL SaaS」に掲載されている約 3,000 サービスの中から優れた SaaS を審査、選考、表彰するイベントです。
今回の 「BOXIL SaaS AWARD Autumn 2022」は、2021 年 7 月 1 日から 2022 年 6 月 30 日までの 1 年間で新たに投稿された 口コミ約 6,500 件を審査対象としており、受付クラウドシステム「ラクネコ」は 受付システム部門 において 「Good Service」に選ばれ、同時に「サービスの安定性No.1」「使いやすさNo.1」「お役立ち度No.1」「機能満足度No.1」の4 つを受賞いたしました。また、その証となる「Good Service バッジ」と各No.1 バッジが、スマートキャンプから付与されました。

■「Good Service」とは

「BOXIL SaaS」上に投稿された口コミを対象に、各カテゴリで総得点の高いサービスに対してスマートキャンプから与えられる称号です。

■「使いやすさ No.1」「お役立ち度 No.1」「機能満足度 No.1」「サービスの安定性No.1」とは

「BOXIL SaaS」上に投稿された「口コミによるサービス評価」9 項目を対象に、各カテゴリ、各項目において一定の基準を満たした上、最も高い平均点を獲得したサービスに対して、スマートキャンプから与えられる称号です。

「BOXIL SaaS AWARD Autumn 2022」の詳細、選考基準は、
公式サイト(https://boxil.jp/awards/2022-autumn/)でご覧いただけます。

※ SaaS とは、Software as a Service の略で、サービスとしてのソフトウェアの意。従来パッケージソフトとして提供されていた機能が、クラウドサービスとして提供される形態のことを指します

■ 実際に投稿された口コミ(抜粋)

「業務効率の改善を考えるなら受付から」
まずは、有人受付のコストが削減できました。また、電話呼出から SNS 通知・チャット通知・電話通知で呼び出せるようになり取次がスムーズにできないと言った問題も解決。お客様で担当部署が分からず、総務に繋がってしまった電話が無くなり作業に集中できるようになりました。

出典:スマートキャンプ, BOXIL SaaS, https://boxil.jp/service/5157/reviews/12211/

受付クラウドシステム「ラクネコ」の口コミはこちら
URL :https://boxil.jp/service/5157/reviews/

■ 受付クラウドシステム「ラクネコ」

<導入企業数 350 社突破!>
ラクネコは、来客対応の課題を解決し、受付からご対面までをスマートに対応する受付システムです。 来訪者は事前にアポイントメールで受け取った QR コードを受付に設置した iPad へかざすだけ。直接担当者へチ ャット・電話通知によりお知らせすることで、受付工数・取次工数ゼロへ!
無駄な工数を省き、来客をビジネスに直結させることで、組織の生産性向上に貢献いたします。
URL : https://raku-neko.jp/

株式会社プロトソリューション

クルマ情報メディア「グーネット」を運営するプロトコーポレーションの子会社として 2007 年に沖縄県宜野湾市に設立。データソリューション・コミュニケーションサポートなどの BPO 事業の知見と、Web メディアの運用・システム構築の技術力で AI の推進にも注力。企業の事業開発やビジネス支援を行うとともに、MaaS 事業の運営や SaaS製品の開発を行っています。

代表者 :代表取締役社長 白木 享(しらき とおる)
本社 :沖縄県宜野湾市大山 7-10-25 プロト宜野湾ビル
設立 :2007 年 4 月 3 日
事業内容:デジタルマーケティング事業、IT インテグレーション事業、ユーザーメディア事業、 コ
ミュニケーションサポート事業、人材支援事業
URL :https://www.protosolution.co.jp/

<本リリースに関するお問い合わせ先>
メディア事業推進室 広報担当:玉城 久子(たまき ひさこ) 090-9262-4102
E-Mail:h-tamaki@protosolution.co.jp

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