こんにちは。プロトソリューションの福田です。
先日、当社では社員を対象とした「交通安全講話」が実施されました。
沖縄県内では、物損事故が年間約58,700件、人身事故が年間2,875件発生(※1)しています。
これは1日に約160件もの事故が発生していることになり、決して他人事ではない数値と言えます。
※1令和6年の沖縄県内交通事故発生状況 宜野湾警察署調べ
そこで今回は講師に、宜野湾警察署交通課の警察官をお招きし、沖縄の交通事情をふまえた具体的な安全ポイントについてご講話いただきました。
交通ルールの再認識と自身の運転の見直しとして、最後まで読んでいただけると幸いです。
■歩行者は最優先の存在
講話の冒頭では、「歩行者は交通において最も保護されるべき存在」であるという説明がありました。
車<バイク<自転車<歩行者
であるという意識を、すべてのドライバーが再認識する必要があります。
■交通ルールを理解する
・バスレーン
朝夕の通勤時間帯に「バスレーン規制」が実施されており、違反すると罰則(反則金)が科されます。僕も昔(20年以上前)、知らずに違反してしまい罰金を払ったことがあります・・。
・青矢印信号
信号機には特定の進行方向を指示するものもあるため、見落としがないよう注意が必要です。例えば以下のような信号機です。

■黄色信号は「進め」ではない
黄色信号の意味は「注意して停止せよ」ということでした。
青は進め、黄色は注意、赤は止まれ。ではないんです。
「まだいける」と判断してしまうと重大な事故につながります。
ぜひ黄色で止まるように心がけましょう。

■運転中の携帯電話使用は厳禁
運転中にスマートフォンなどを操作する行為は道路交通法で禁止されており、罰則の対象になります。
スマートフォンを操作する場合は安全な場所に車を停めて行うようにしましょう。

■横断歩道・停止線を正しく守ろう
沖縄では、横断歩道での歩行者優先が守られていないケースが多いとのこと。
車が止まらず、逆に歩行者が車に道を譲る光景が見られます。
僕も散歩中に横断歩道を渡る際、車が止まってくれず泣きそうになることがあります。

また、信号の停止線を越えて停車する車も多く見られ、これも違反行為であると指摘されました。標識を意識した運転を!

■飲酒運転のリスクは翌朝まで
飲酒運転の検挙が「早朝」に多いという事実をご存じでしょうか?
アルコールは個人差があるものの、体から完全に抜けるには時間がかかります。前夜の飲酒が翌朝の運転に影響を及ぼすことがあるため、「飲んだら乗らない」はもちろん、「翌朝も慎重に」という意識が重要です。平日の飲酒は控えめにする、アルコールチェッカーを使うなどして自身でコントロールしましょう。
■シミュレーターによる危険運転認知テスト
宜野湾警察署で用意して頂いたシミュレーターで危険運転認知テストをやってみました!
予めシミュレーションされた運転の映像を見て、危険なシーンを見つけたらボタンを押すというものでした。
テストを受けて感じたのが、「これ、運転していてあるよね」と、「そこまで想定できないよ!」でした(笑)。
テストは人の運転を見ていたので傍目八目とはいえ、自分の運転を省みる良い機会になりました。

■最後に
交通事故は一瞬で起こりますが、その影響は一生残ります。
通勤や外出の際には、常に「思いやり」と「安全第一」の意識を持ちましょう。
今回の講話をきっかけに、今一度ご自身の運転や行動を見直していただければ幸いです!
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この記事を書いたひと:福田 聡樹(ふくだ さとき)
Webソリューション部所属。自社ホームページ編集長。ブログ/インタビュー/動画などのコンテンツを使ってプロトソリューションの取り組み、サービスやタレント情報の発信をしています。趣味は水泳/推しはXGのHINATA/MBTIはENFJ/ボダコ🐕と暮らす陽気な中年。