「品質」の定義やニーズは、お客様によって多岐に渡り、時とともに変化します。
お客様に心から満足していただける高品質なサービスを提供し続けるため、プロトソリューションは様々な取り組みを行っています。

具体的なToDoを進めるために、品質管理活動をどのような考えのもとで推進するのか?
プロトソリューションでは以下の「品質方針」掲げて、その方向性を明確にしています。

品質方針

1.お客様の期待を把握し、満足度向上を目指します。
2.品質向上のための技術を追求します。
3.PS-QMS(当社独自の品質マネジメントシステム)の運用により、品質の評価と改善を継続的に行います。
4.社員全員がこの方針に基づき、品質向上に取り組みます。

質問者
質問者
方針の3.にある、「PS-QMS(当社独自の品質マネジメントシステム)」とはどういったものなのでしょうか?
簡単に述べると「当社の風土に合わせて構築した、品質マネジメントの仕組み」です。
もう少し詳しく紹介いたします。
品質管理担当
品質管理担当

<PS-QMSとは>

プロトソリューション(PROTO Solution)の頭文字「PS」と、品質マネジメントシステムQuality Management System)という概念の頭文字「QMS」を組み合わせたものです。

■PS-QMS体系図■

当社には約600名規模の社員が在籍していて業種も多岐に渡り、それぞれが独立した体制となっています。
そうなると品質管理活動にムラが出てしまったり共有漏れが発生したりと、品質への意識がどうしても点になってしまいます。

そういった点を線にするために、品質管理委員会が横串しで入ることで改善効果を高め、継続的に取り組み続けれるよう体系化した仕組みが「PS-QMS」です。

品質管理委員会では「PS-QMS」を具体的に実行していくため、下記のように活動のフェーズをPDCAというカテゴリに分け、それぞれのフェーズで様々な取り組みを行っています。

■フェーズごとの取り組みについて■

フェーズ 取り組み 期待する効果
Plan(計画) ・各部署の品質年間計画の立案 ・課題と目標を明確に定め、年間を通したスケジュールを組んで実行し、推進力向上
Do(実行) ・品質年間計画の実行
・日々の業務フロー改善、効率化
・QCMTG、ヒヤリハット報告(リスク早期検知・共有)
・業務フローの改善・効率化
・リスク抽出と共有により、早期リスク対策
Check(確認) ・社内:品質データを分析し、各部署へレポーティング
・社外:顧客満足度調査
・品質課題の傾向把握し、対策の優先度を決定できる
・お客様ニーズに対する観点でも、品質向上に向けた課題が分かる
Action(改善) ・各部署:品質年間計画実施の効果・社内外のデータ分析結果をもとに、再計画
・組織として:品質管理委員会を開催しPS-QMSのサイクルを定期的に見直し
・取り組み内容や、仕組み自体も定期的な改善ができる

質問者
質問者
Check(確認)のフェーズでのレポートやチェック内容、Action(改善)フェーズの品質管理委員会で協議された内容は、その後どのように現場の各スタッフ一人ひとりまで伝わるのですか?
基本的には「品質管理委員会(委員)⇒各部署のQCMTG(各チームLD)⇒チームのスタッフへ」という流れになります。
品質方針で「社員全員がこの方針に基づき、品質向上に取り組みます。」と掲げているように、全員で取り組むためには連動性は非常に重要です。
品質管理担当
品質管理担当

<まとめ>

品質管理活動を実践していくためには、まず品質方針を明確にすること。
そして第3機関(品質管理委員会)が品質のPDCAサイクルを回すことで、連携の取れた品質マネジメントを継続的に運用することが可能になります。

組織の規模に左右されない堅実な品質マネジメントシステムを運用していくために。

私たちプロトソリューションは、これからも品質にこだわり続け取り組んで参ります。

今や、オンライン上でクルマを購入することは当たり前になってきているが、私たちを取り巻く環境がDX(デジタルトランスフォーメーション)化されるなかで、様々なビジネスモデルの変革が起きている。

2020年6月19日、クルマ・ポータルサイト「グーネット」は、販売店へ足を運ばずに商談まで済ませられるオンライン商談SaaSの提供を開始した。

今回は、そのオンライン商談ツール「グーネットLive(ライブ)」の開発に携わった棚原氏、友利氏へインタビュー。

サービスが生まれた背景や開発で使用した言語、利用者の声までをご紹介!

棚原 康平 Tanahara Kohei(写真左)
2013年入社。ソリューション開発部沖縄 システムエンジニアとして所属。
不動産情報サイトのWebアプリ開発から、自動車情報系スマホアプリ開発など、主にWebアプリの設計・実装を担う。本記事のプロジェクトでは、ユーザー側のシステム開発を担当。

友利 将 Tomori Sho(写真右)
2013年入社。ソリューション開発部沖縄 プロジェクトマネージャーとして所属。
Webアプリの設計・要件定義、中古車販売管理システムのサポートなど、システム開発からマネジメント業務までを担う。本記事のプロジェクトでは、中古車販売店側のシステム開発を担当。

オンライン商談ツール「グーネットLive(ライブ)」が生まれた背景を教えてください

オンラインインタビューの様子

棚原氏:新型コロナの影響があらゆるオンラインサービスを促進させ、クルマ販売店での接客もオンライン商談という形としてニーズが高まったことから、今回のプロジェクトが発足されました。

友利氏:コロナ禍で生まれた“非接触ニーズ”が今後も加速する事を想定し、クルマ販売店として実店舗での接客以外に、新たな販売ネットワークを作る事が課題としてありました。そこでグーネットにオンライン商談機能を追加することになりました。

オンライン商談機能を追加することでのメリットはどのようなものがありますか?

友利氏:得られるメリットは販売店とユーザー両方にあります。まず、販売店側のメリットは「市場拡大に繋がること」です。

例えば、クルマを実際に見たいといった問い合わせがあった場合、ユーザーが欲しいクルマの条件を来店後にヒアリングするので、思うような提案ができないことがあります。

オンライン商談では、販売店側が欲しい情報を予めユーザーに入力してもらえるので、商談時にはユーザーひとり一人に合わせた提案ができるようになります。 オンライン商談機能を追加することで販売店の業務時間を削減し、顧客接点数を増加させ、商談時間へ置き換えることが可能になったのです。

棚原氏:ユーザー側のメリットはスキマ時間にクルマを探せることです。 また、直接販売店へ行かなくても、クルマをオンライン上で“見に行ける”ので、遠方からのユーザーでも気軽に商談が行えるのが魅力です。

今回使用した技術(開発言語やツールなど)は何ですか?

友利氏:fuelphpとjavascriptです。もともと僕が担当している中古車販売管理システムから、販売店がユーザーの情報を得る際の、UXの部分に機能を追加したという感じですね。

棚原氏:typescriptとReactを使いました。選んだ理由としては、開発期間が短いというのもあったので、1から作るよりもある程度ベースができているものが良いなと。

コロナの影響でオープンソース化されたビデオチャットのプロジェクトがあり、そこで使われていた技術がtypescriptとReactだったので、それをベースにグーネットLIVEの形に変えていった感じです。 Reactは未経験でしたが、「純粋に楽しそうだからやってみよう!」とワクワクしながらやっていたところはあります。(笑)

苦労した点を教えてください。

棚原氏:WebRTC(ブラウザ間でビデオ通話ができるもの)を使った開発が初めてだったので、技術を習得しながら且つコロナ禍のニーズにスピーディーに対応することは思いのほか大変でした。

当時、Zoomの脆弱性問題が話題になっていたこともあり、ビデオチャットを利用することでのセキュリティー面、ビデオ通話に入るための認証フローなどを専門アドバイザーの方と熟考しました。多くの販売店やユーザーが利用するので、そこは何度もテストしましたね。

友利氏:販売管理システム側では、「何を見せるのが良いのか?」を考えるのに苦労しました。

例えば、オンライン商談時の受け付けで情報を入力する際に、販売店側はどういった情報が欲しいのか?ユーザーの名前や住所以外に、好みの車種、年式にこだわりがあるのか?走行距離を気にしているのか?金額感は?など。商談がスムーズに運ぶように工夫しました。

遠方からも使えるものだからこそ、やりとりで距離を感じさせないよう使いやすさなどの設計面には気を使いましたね。

6/19にリリースされましたが、現状の反応はいかがでしょうか。

棚原氏:リリース後すぐにオンライン商談での成約がありました。

県外在住のユーザーで、コロナ禍での外出を避けたい反面、どうしても現車確認をしたいということでグーネットLiveで商談。その場で成約に繋がったようです。

販売店も「これまで相当な販売損失があったのではないか」と、これからも積極的にオンライン商談を取り入れたいと反響がありました。

リリース後すぐに好反応を頂いていますね!今後のサービス展開についてお聞かせください。

棚原氏:UI/UXの改善ですね。商談内容を議事録化する機能や、販売店の在庫を通話中にユーザーへ見せる機能、電子サイン・契約までワンストップで行うといった商談に特化した機能の追加をして、もっと使いやすくしていきたいと考えています。

友利氏:商談車輌連携、見積書連携など、オンライン商談で成約する為に必要な機能を管理システムから提供できるようにしたいですね。

あとがき

人々の接触機会が減ることでニーズが高まるサービスには、当然ながら「利便性」や「安心」といった部分は無視できない。

非接触・非対面だからこそ、より身近に感じてもらえるようなサービスを提供していく。

棚原氏、友利氏による、同サービスのアップデートを今後も見逃せない。

icon_福田

icon_福田

インタビュアー:福田 聡樹(ふくだ さとき)

株式会社プロトソリューション Webマーケティング部所属。自社ホームページ編集長。ブログ/インタビュー/動画などのコンテンツを使って、プロトソリューションのサービスやタレント情報を発信しています。
好きなもの:爬虫類全般、本のにおい。

昨年度のコイバナ活動実績

沖縄県内の幼稚園生、小学生、中学生、高校生の皆さんに、IT の楽しさを伝えている「コイバナプロジェクト」。
昨年度は、回数にして18回。会社見学はもちろん、学校や自治体での講話・IT体験などで、延べ740名の生徒の皆さんにお会いすることができました。

「ITって面白そう!」「仕事って大変なだけだと思ってたけど、そうじゃなかった!」など、想像以上に、生徒の皆さんの気づきが多く、深く・・。私たちにとって、充実した1年でした。

ナレッジが増えて、さぁ!次のステップへ!と考えていたところに。新型コロナで休校。。学校が始まっても子供たちに会えない。。

一気にプロジェクトの存続危機へと・・

会社見学なのにリモート?

早速、プロジェクトメンバーで開いたオンラインMTG。学校の先生や宜野湾市の職員から伺った状況やご意見を参考に、アイディア出しを開始。
with コロナ で何ができるのか。やるなら、プロジェクトのマインド「楽しい!面白い!」をキーワードに考えようと。

そこで思いついたのが、「リモートで会社見学」

見学なのに、リモート??これまでの常識をひっくり返す発想が生まれました。ニューノーマル時代が、コイバナプロジェクトにも到来!

学生や地域の皆さんがいつでも「IT体験ができる」コンテンツを創ろう!

社員にインタビューしながら、社内の様子を録画して ITや仕事の楽しさをお伝えできるかも。ロボホンにもインタビュー?などなど。現在、企画を立てています!

リモート×会社見学 のほかにも、リモート×IT体験、リモート×職業人講話 など。これまで活動内容をベースに、コンテンツを創っていく予定です。

また、地域の自治体や教育関係者の皆さまとコラボレーション企画を通じて、パートナーシップを活性化させていければと考えています!

ニューノーマル時代。ITの技術はより社会に必要とされています!
だからそこ、子供たち、地域の皆さんにITの楽しさを知ってもらいたい!と思っています。
コイバナプロジェクトは今後も地域へ貢献できるよう、取り組んでいきます!

コイバナプロジェクト:小嶺 節子(こみね せつこ)

周知のとおり新型コロナウイルスの流行に伴い、働き方を大きく見直すことになった企業も多いのではないでしょうか。
私たちはこれからニューノーマル時代を生きていくことになるといわれています。

環境・通信・働き方やUXが変わり、自動化・AI導入が進み、これまでとは違うサービス品質が求められます。
そんなニューノーマル時代の品質管理に、重要な観点は何か改めて考えてみました。

 

「ヒューマンエラー」がさらに重要になっていく。

様々なサービスがオンライン化し、今後さらにデジタルにシフトする動きが加速していくことが予想されます。
そんな中でもどこかでヒトがサービスに関わり続ける限りヒューマンエラーは無くならないでしょう。
完璧なヒトなどいないからです。

一方で、ヒトが考え続けるからこそ新しいサービスが生まれます。
だからこそ、伴って変化するヒューマンエラー内容に目を向け、改善し続けることが今後より重要だと考えます。

 

■■ヒューマンエラーとは?■■

人間が起因で起こるミスのことを指します。
「人為ミス」とも言うこともあり、故意にミスを起こそうとしたわけでないが結果的にミスに繋がってしまった行動自体を指すこともあります。

 

Q1:

質問者①
質問者①
極論だと、ヒューマンエラーを無くすために、作業をすべて自動化したほうがいいということですか?

ルーティン作業を自動化するとヒューマンエラー抑制にとても効果が期待できると思います。
一方で、想定外のこと・期待以上のことはできません。
ヒトがヒトのために新たなサービスを作ったり、「決まった作業+α(想定外のこと)」を考えるからこそ、感動が生まれるのではないでしょうか。

ですから、全て自動化することが理想なのではなく、ルーティーン作業は自動化し、自動化できない作業ではヒューマンエラーが起こりにくい仕組み作りへ改善し続けることが重要です。

比嘉(品質管理)
比嘉(品質管理)

 

ヒューマンエラーが起きにくい仕組み作りとは、些細に見えるミスに対しても「なぜか?」を考え、しっかり対策をすること。
その日々のヒューマンエラーに対する改善の積み重ねが、大きな事故を防ぐことに繋がっている。
そのような考えのもと、プロトソリューションでは下記の取り組みを行っています。

 

■■取り組み内容(事例)■■

【取り組み1】インシデントレポート(※)で、ヒューマンエラーの項目を設け根本原因を考えやすくする。


※日々のヒヤリハット情報を集め、品質事故を未然防止するための活動。

ヒューマンエラーは大きく「認知」「判断」「行動」の3つに分類されます。
それらをカテゴリ化して、報告者自身がヒヤリハットを報告しながら「どうしてヒューマンエラーに繋がってしまったのか」を考えやすくしています。

<工夫している点>
・報告の際、どのカテゴリか判断しやすいよう「ミスの内容によって、どのカテゴリを選択して考えればよいか」も明示しています。

・「認知」という文言だけでは、「知識・理解不足だった」ことと「理解内容は正しかったが捉え方に問題があった」という掘り下げが難しいため、2つに分けています。

①(認知)知識・理解不足
┗対象に対する知識が不足や、対象を十分に理解していないため見落とした場合。

②(認知)誤認識
┗業務内容を適切に理解しており、後から見れば正確に判断できたが、違うものと捉えたり、見落としてしまった場合。

③(判断)判断ミス
┗業務内容を適切に認識していたにも関わらず、判断を誤ってしまった場合。

④(行動)スリップ
┗認知・判断が正しくても誤った行動をとってしまい、ミスが生じた場合。
 

<取り組み1の効果>
それまでは「ミス」という大雑把な捉え方だった事象を、認知・判断・行動など細分化することによって、ヒューマンエラーが発生した時の自身の状態や原因を客観的に振りかえることができるようになりました。
 

Q2:

質問者②
質問者②
ヒューマンエラーの分類をカテゴリ化することで、「原因」を考えるとありますが、ヒューマンエラー自体がミスの原因ではないのですか?

ヒューマンエラーは「原因」ではなく、「結果」であると定義します。
当事者のその瞬間は「認識を間違おう」「判断ミスをしよう」としてミスをしたのではなく、「正しい処理をしようとしたが、結果的にミスになった」ものだからです。
だからこそ、その結果と状況から複合的に原因を考える必要があります。
比嘉(品質管理)
比嘉(品質管理)

 

Q3:

質問者③
質問者③
私はチームリーダーなのですが、メンバーの方々がミスしやすい手順があります。
この手順は特に気を付けましょう!と注意喚起をしていますが、なかなか減りません。
どうしたらよいでしょうか。

ミスが多い手順⇒誤解が生じやすい手順⇒そもそもヒューマンエラーを引き起こしやすい手順
という状況である可能性があります。
ヒューマンエラーは「結果」なので、ヒトの意識だけで解決しようとするのではなく、そもそもヒューマンエラー(認知・判断・行動のエラー)が起きにくい環境、状況、手順に改善できないか見直すことも必要です。
注意喚起だけではなく、下記を参考に手順の見直しを行ってはどうでしょうか。

<改善の順番は①無くす②減らす③変えるが基本!>
①そもそもその手順は必要か。無くせないか?
②手順自体を減らせないか?
③手順の実施順や方法を変えられないか?

見直後は、チェックシート等へ明文化するとより効果的です。

比嘉(品質管理)
比嘉(品質管理)

  

【取り組み2】品質事故報告書でもヒューマンエラーの要因を項目化し、対策に生かす。

再発防止の観点で品質を考える際にもヒューマンエラーを可視化する方法として「SHELL分析」を用い、要因を考えます。
要因と原因からより効果的な再発防止策を考えられるようにしています。

S : ソフトウェア(Software):ルールや管理状況等
H : ハードウェア(Hardware):ツールや使用機器の状態等
E : 環境(Environment):作業時の環境、体制等
L : 関係者(Liveware):作業した人について(スキル、状況等)

<取り組み2の効果>
「SHELL分析」でミス発生の状況を項目化することで、起きた要因の把握が単なるテキストの羅列よりも容易になりました。
立案した再発防止対策で、要因がもう二度と起こらないようにできているか?等、より効果的な対策を考え、協議できるようになっています。

 

■■まとめ■■

ニューノーマル時代、ヒューマンエラーに注目し改善し続けることが重要です。
プロトソリューションはこれからもヒューマンエラーへの取り組みを推進し、プラスアルファの感動を生むサービスを提供してまいります。

 

 

品質管理委員会

 

 

spatialchat(スペチャ)って?

Spatialchat(スペチャ)の概要は以下のとおり。

概要

・アプリインストール不要(ブラウザで参加できる)
・幹事(主催側)はユーザー登録が必要、参加者は名前を入力するだけ
・参加人数は無制限 ※2020年6月現在

まあ、ここまでは他のツールと大きくは変わらないですね。

サインインしてみる

久しぶりに皆と飲むのでワクワクが抑えきれず、私はスマホから早めのサインイン!(せっかち)

事前に幹事が準備してくれたお部屋のURLをたたくと、名前を入力するだけで入室できました。ゲスト側の面倒な設定は無し。人数が多い部署なので今回は2部屋準備頂きました。(気がきく!)

サインイン

UIは宇宙空間みたいでスタイリッシュな感じです。
参加人数が分かるアイコンと、カメラ・マイクのON/OFFがあるくらいで非常にシンプルです。PC画面だと、画面共有が可能。チャット機能はないようです。

飲み会スタート

部署のSlackでは業務が終わってからの「19時開始」と周知されていたので、そろそろ誰かが入室してくる頃。

飲み会スタート

「誰もいない!!」

まあ、確かに時間も早いし。しょうがないですよね。うんうん。

しばらく待って19時過ぎに再度入室!

19時過ぎに再度入室

「。。。誰もいない!」

まあ、spatialchat(スペチャ)初めての人もいるだろうから、設定に手間取っているのでしょう。うんうん。きっとそうだ。そうに決まってる。

その後、私は入室と退室を繰り返し、部屋の人数が「1」から増えることなく約1時間が過ぎた。。。

完

icon_福田

icon_福田

この記事を書いたひと:福田 聡樹(ふくだ さとき)

株式会社プロトソリューション Webマーケティング部 自社ホームページ編集長

好きなもの:爬虫類全般、本のにおい

いや、これで終わりではないです!!!!!!!!!

「おつかれさまでーす!」
「おつかれさまでーす!」
「おつかれさまでーす!」

揃ってきた

おぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!

み、みんなぁぁぁぁ。。。会いたかった(涙)オロロ~ン!!

というか20:26分、、、いくらなんでも『うちなぁ~タイム』すぎない?

スマホのバッテリー残量も当初から半分減り29%しか残っていない。。
待ちくたびれたよー!こうなったら残り時間を思いっきり楽しむしかない!!

「おつかれさまでーす!」
「おつかれさまでーす!」
「おつかれさまでーす!」

続々と入室者が増えてきて、さっきまで“宇宙空間”にただ一人残された気持ちが嘘のよう!

「おつかれさまです!みんな遅いよ~!」(福田)

さっそくspatialchat(スペチャ)を体験してみる。

体験してみる

自分の「福」アイコンを指でタッチしながら動かすと“宇宙空間”を自由に移動できる。

で、spatialchat(スペチャ)の最大の特徴は、このアイコンの距離が近い相手と会話ができることなんです!

そして、相手と距離が遠いと聞こえなくなり、また近づくと声が聞こえる。

これ、面白い。

人の声の大きさが距離で変化するって、まるで自分が実際にその空間にいるような感覚がしてきます。

開始20分くらいは皆でアイコンを移動移動移動www

移動しては笑って、また移動しては笑う。
アイコンで追いかけっこしてみたり、はるか遠くまで離れてみたり。

会話ではなくアイコンの動きだけで、飲み会が笑顔で溢れかえるという盛り上がり様(笑)

使ってみての感想

今回私はスマホからの参加だったので、途中でバッテリーが切れてしまったのですが(アイコンで遊び過ぎ)、久しぶりに皆さんと話せたのでとても楽しかったです♪

またスペチャの感想としては、「距離」の概念はすごく面白い機能だなと感じました!

これまでのオンラインチャットツール飲み会だと、

・誰かが話し終わるまで他の人は静かに聞いていなければならない
・時間差で参加入室した場合、既に盛り上がっている場所に入っていくのがちと怖い
・なんとなく退室しづらい

ということもありましたが、spatialchat(スペチャ)の場合はそれぞれ話したい相手と話せるし、遅れて入室しても自然と参加できる感じが良いですね。(退室も自然に 笑)

まだ使ったことのない方は、是非試してみてはどうでしょうか。
きっと、いつもと違ったオンライン飲み会で盛り上がると思いますよ^^

icon_福田

icon_福田

この記事を書いたひと:福田 聡樹(ふくだ さとき)

株式会社プロトソリューション Webマーケティング部所属。自社ホームページ編集長。ブログ/インタビュー/動画などのコンテンツを使ってプロトソリューションの取り組み、サービスやタレント情報の発信をしています。
好きなもの:爬虫類全般、犬全般、本のにおい。

プロトソリューションでは、お客様に心から満足していただける高品質なサービスを提供するため、様々な品質向上の取り組みを行っています。
今回は、さらなる品質向上を目指すべく「魅力的品質」という考え方についてご紹介します。

■■魅力的品質とは■■

前提として一口に品質といっても、「当たり前品質」と「魅力的品質」という考え方があり、両者は下記の違いがあるとされています。

当たり前品質

・お客様にとって最低限必要だ、とされる品質ラインのこと。

・ラインに達していなければ「不満足」に繋がる。

魅力的品質

・お客様の期待以上であると感じてもらえる品質のこと。

・無くても不満足にならず、あれば「さらなる満足度」に繋がる。

私たちプロトソリューションは、付加価値の高い商品・サービスの提供ができる組織であり続けることを目指します。

■■なぜ魅力的品質を目指すのか■■

すべては弊社の品質方針で掲げる、「お客様に心から満足していただける高品質なサービスを提供するため」「 お客様の期待を把握し、満足度向上を目指すため」です。
その結果、お客様へ感動を届ける会社となれると信じています。

■■取り組み内容■■

魅力的であるためには、当たり前もクリアしていることが前提条件です。
ですから、両方の側面に対して取り組むことが必要になります。

<当たり前品質へのアプローチ>

各部署、各サービスにおいて、様々な品質維持向上の取り組みが行われています。
その中のほんの一部ですが、具体的には下記のように日々のカイゼンや品質事故の再発防止、未然防止活動があります。

インシデントレポート
┗日々のヒヤリハット情報を集め、品質事故を未然防止するための活動。

アクシデントレビュー(品質事故レビュー)
┗品質事故「再発防止」を確実にするための活動。

QCMTG(品質会議)
┗お客様の求める品質に応えるため、組織全体の意識向上・連携強化の仕組み化を目的とした活動。

『6S』活動
┗社員全員が働きやすい環境を整え、アウトプットされるサービスの品質向上を目的とした活動。

変化点(変更点)チェック
┗変化点(3H4M)に起こりやすい、ヒューマンエラーを事前に把握し、リスクを減らそう!という活動。

運用点検チェック
┗作業工程(プロセス)に異常が発生していないかを確認し、リスクの早期発見を目的とした活動。

 

<魅力的品質へのアプローチ>

お客様のことをより深く理解し、期待以上に応えるためにどうアプローチしていくのか。
これからは、キーワードを「ポジティブ品質管理」と銘打って取り組みます。

1.顧客満足度を含む各品質データを分析し、さらなる付加価値やニーズの発見と把握
2.ギャップアプローチ からポジティブアプローチ へ
┗各業務の課題感に合わせ、品質向上への方法を考え続けます。

 

■■Q&A■■

Q1:

質問者1
質問者1
ギャップアプローチとポジティブアプローチとは具体的にどういったことですか?

品質管理の観点から見る、ギャップアプローチは「問題解決型」で、現状に足りないものを埋めるにはどうするのか?という切り口です。 ポジティブアプローチは「価値創造型」で、現状よりさらによりよく理想的にしていくには?という切り口であると定義しています。

そのことにより、品質の「問題」を解消するフェーズから、お客様に品質で「新たな付加価値」を提供してまいります。

比嘉(品質管理)
比嘉(品質管理)

Q2:

質問者2
質問者2
作り手(提供)側の考える「魅力的品質」と、ユーザーやお客様が思う「魅力的品質」は違うのだなと感じる場面があります。
アンケートなどでご意見を集めてカイゼンに努めていますが、効果は思ったほど得られないことも多々あります。
「求められている魅力的品質とは何か」をどのように掴むといいのでしょうか。

魅力を感じる=「潜在ニーズ」ではないかと考えています。
「潜在」というからには、お客様自身も気づいていないニーズがあるのでは?という観点が重要です。
アンケート内で得られるご意見のカイゼンだけでは、お客様の期待値を超えられていない、といえるかもしれません。
カイゼンとさらにその期待以上のサービスを受けたとき、お客様の驚きと感動に繋がるのではないでしょうか。

その隠れている潜在ニーズを発見するためには、データを分析し考え続ける必要があると考えます。

比嘉(品質管理)
比嘉(品質管理)

 

■■今後について■■

プロトソリューションはKANDOU COMPANYを目標に、品質でも当たり前のその先を目指してまいります。

 

 

 

品質管理委員会

ページトップへ戻る