今回は、AI鑑定を用いて、クルマ鑑定に費やす工数を改善するプロジェクトを推進しているセバスチャン氏へインタビュー。

これまで、様々な研究開発に携わり実績を残してきた彼の研究開発に迫ってみたい。

AI鑑定システムの研究から出てくる課題と、それに対する彼の挑戦、そしてAI鑑定がもたらす未来を、インタビューの中から感じ取れると思う。

レッティグ セバスチャン ペーター Rettig Sebastian Peter
2015年入社。AIテクノロジー推進室 沖縄に所属。
自社内の課題解決にAIを使って効率化を目指しながら研究開発を行う。
アプリ開発、承認チェックAIシステムの構築、フロントエンド・バックエンド開発など、プロジェクトの内容よって担当を変えられる守備範囲の広さと、すべての開発を一人で行うマルチエンジニアとして従事している。

クルマの傷、凹みを自動で検知する「AI鑑定」の開発目的は?

目的としては、クルマ鑑定物件数の向上です。

現状はクルマ1台あたりの鑑定所要時間が約20~30分かかってしまうことと、鑑定者の不足が課題として上がっていました。

鑑定後のレポートもデータとして手動で入力しないといけないので時間と手間が発生していました。

そこで、機械学習を使ってクルマを自動鑑定し、鑑定後のデータもそのまま蓄積されていくシステムを作ることで、鑑定にかかるコストを削減できるのではないのか?

そういった思いから、AI鑑定システムをプロトタイプとして開発することに至りました。

オンラインインタビューを受けて頂いたセバスチャン氏

クルマ業界で「AI鑑定」を導入しているところは多いのでしょうか?

AI鑑定というよりは「AI査定」になりますが、最近ニュースに出てきたのは保険会社向けのスマホアプリです。
事故があった時に、自分のスマホでクルマの障害を撮影して保険会社に送ります。障害レベルや修理コスト予算はAIで判断するそうです。事故障害は画像でわかりやすくて、判断しやすいと考えます。

一方で、「AI鑑定」だと、事故直後ではなく修理済みのクルマに対しておこなうことが多いです。
傷や凹みなどを検知して、修理のあったクルマなのか? そうでないクルマなのか? の判断をします。
難易度としては上記の保険会社がおこなう事故車分析より高いです。

鑑定対応サービスは現在プロトタイプな状態ですので、導入している企業はほとんど無いですね。

そのAI鑑定ですが、どういった人たちに利用してもらいますか?

「アジャスター」と呼ばれる鑑定者が、クルマを鑑定する時のツールとして利用してもらうことを想定しています。事故車などを鑑定するプロフェッショナルの方々ですね。

開発でフォーカスしているのは「外装部分」。
外装のキズや凹みを画像認識AIへ学習させます。 クルマの撮影画像を傷・凹みのセグメントに分析し、障害レベルを評価していくという流れをAI化することで、鑑定にかかる所要時間を削減させることが可能になります。

インタビュアー福田(筆者)

開発に使用した言語やツールなどは何になりますか?

開発については機械学習基盤から実開発まで、使う言語やツールは多岐に渡ります。

機械学習開発
 →python, Pytorch, fastai, Tensorflow, 機械学習基盤(ML-Template, ML-Core)
API開発
 →python, javascript, HTML, CSS
APIディプロイ
 →docker
Androidプロトタイプ開発
 →Java, C, Tensorflow-lite

ちなみに今回のプロジェクトで使っている機械学習基盤は私が作ったもので、社内にある単純作業などを自動化するための基盤として少し前にリリースしたものになります。
これに関してはbacklogへアップロードして他部署でも使ってもらっているんですよ。

会社で一緒に働く仲間たちにも、私が作ったツールボックスを使っていい環境になるように、社内スタンダードにできたらと考えています。

学習基盤は自作なんですね。既に横展開ができているとは驚きです!では、開発で直面した課題について聞かせてください。

まず、AI学習には大量の教師データが必要になります。その教師データを作り出す作業を「アノテーション(意味付け)」と言って、高い精度を追及するほど沢山のアノテーションが必要となります。

傷や凹みの形はどれも全く同じものはなく、小さい、大きい、長いなど様々です。そういった傷や凹みをマーキングするツールが足りなかったため、自分でアノテートツールを開発しました。

あと、私自身が鑑定者ではないので、アノテート後の判定結果のジャッジが難しく、専門家の確認が必要なこともありましたね。

また、今回のプロトタイプを簡単に作成できる基盤がないため、環境実装が必要でした。こちらは先ほど話した学習基盤(ML-Template, ML-Core)のことです。 学習基盤もそうですが、ツールがなければ自分で作ることはあります。

色々ありますが、チャレンジポイントとして捉え、ひとつずつ課題を潰していくことが研究開発には大事なことです。好きじゃないとできませんね(笑)

さて、気になるAI鑑定システムのリリース予定はいつ頃でしょうか?

リリース予定はまだ決めていないです。

と言うのも、クルマ鑑定物件数の向上という目的はあるものの、鑑定業務の効率化ができるか?の研究開発になりますので、まずはフィジビリでやってみて上手くいけばプロダクト化する。という感じですね。

あくまでも研究開発をするのが私のミッションですので。

ただ、鑑定者に便利なシステムになることは間違いないです。 このAI鑑定が上手くいけば、「ヒトが足りない、時間が無い」の両方が改善されるわけですから。

今後の展開について聞かせてください。

まだ研究開発中なので何とも言えないですが、今掲げているチャレンジ点を解決できれば、プロトタイプシステムを実装するつもりです。

その後、クライアントのテストフェーズを行い、将来的には鑑定サービスとして展開したいと考えています。 遠い未来には、誰でもスマホで鑑定できるようになるかも知れないですね。

あとがき

画像認識技術を駆使し、AI鑑定システムの開発を進めるセバスチャン氏。

単身、幾度となく繰り返すテストと実装の中には、数えきれないほどの課題に直面する。

それを「チャレンジポイント」と称し孤高に研究を重ねる姿に、エンジニアとしての気高さを感じた。

AI鑑定システムが彼の手からリリースされる日が来れば、クルマ業界が大きく変わるかも知れない。

icon_福田

icon_福田

インタビュアー:福田 聡樹(ふくだ さとき)

株式会社プロトソリューション Webマーケティング部所属。自社ホームページ編集長。ブログ/インタビュー/動画などのコンテンツを使って、プロトソリューションのサービスやタレント情報を発信しています。
好きなもの:爬虫類全般、本のにおい。

~使い捨てで衛生的なニューノーマル入館証をご活用ください~

■「ラクネコ」アップデート情報      

・入館証シールプリントに対応
来訪者様の会社名、お名前を印字した入館証シールが発行可能になりました。
使い捨てで衛生的な為、ニューノーマルな入館証としてご利用頂くことができます。
別途プリンターやシールが必要となりますので、詳細についてはラクネコ特設サイトよりお問合せください。

・Outlookカレンダーからアポイント登録が可能に
Outlookカレンダー(デスクトップ版)と連携し、アポイント登録が可能となりました。

・名刺読み取り機能の改善
受付時の名刺読み取り機能改善を行い、より高品質に読み取りが行えるようになりました。

・通信処理の改善
各種通信処理の改善、及び安定化を行いました。

■「ラクネコ」サービス紹介ページ

 https://raku-neko.jp/
受付クラウドシステム ラクネコ

■「ラクネコ」について

「ラクネコ」は、”受付をもっと気軽に、スマートに。” をコンセプトに、受付業務における課題を解決し、ストレスフリーな受付環境を実現する受付クラウドシステムです。
来訪者に送付するQRコード認証で、直接担当者へ通知(着信通知・ビジネスチャット・Push通知・専用アプリ通知等)するため、来客時の取次ぎ工数をゼロにします。
【お客様がお待ちになる時間】=【社内での取次ぎ工数】=【ビジネスに直結しないムダな工数】です。
「ラクネコ」なら、お客様をお待たせしない!担当者を探さなくていい!
ムダな工数を省き、来客をビジネスに直結させることで、組織の生産性向上に貢献するシステムです。

こんにちは。プロトソリューションの我那覇です。

早いもので9月に入り、一年の後半戦がスタートしました。皆さま、この半年間はどう過ごされましたか?

半年間の業務を振り返る上で、お客様からの声や評価は今後の業務について考える上での指標の一つとなりますよね。

そんな皆さんのお力になるべく、私が所属するCS向上委員会では、14期上期STAR TEAM表彰式に向けた準備がスタートしました!

STAR TEAM表彰式とは、スタッフの満足度を上げていくためにCS向上委員会が取り組んでいる活動のひとつです。

STAR TEAM表彰式とは
プロトソリューションではチームワークを発揮し、業務成績に貢献したチームを「STAR TEAM」として表彰しています。

実を言うと私は、STAR TEAM表彰式に準備から携わるのは今回がほぼ初めてなのです…!

なので恐縮ながら私も勉強させていただきつつ、今回は準備の内容を皆さまにお伝えできればと思います!

STAR TEAM表彰式にはどんな準備が必要?

表彰式の準備では、仙台/東京/沖縄の拠点から集まった約12名のメンバーがそれぞれの役割を担当します。

準備段階は、大きく分けて2つ!

【①STAR TEAMの調査】
まず、顧客満足度アンケートの作成・配布後、お客様からの評価を集計してSTAR TEAMに該当するチームをピックアップ。
お客様からの声を正確に反映できるよう、しっかり時間をかけて取り組んでいます。
そして回答を集計してSTAR TEAMが決定すると…

【②STAR TEAM表彰式の準備】
次は表彰式の準備です!
STAR TEAMに贈る表彰状や景品の準備、表彰される皆さんを紹介するパワーポイントの作成、BGMや機材の準備、当日の司会進行など、担当メンバーが表彰式までの残り1ヶ月間、準備を進めます。

▼実際の準備の様子などはこちらの記事でもチェックできます!▼

『CS向上委員会』上期STARTEAM表彰式までもう少し!
CS向上委員会が取り組んでいる『STARTEAM表彰式』の準備の模様をお伝えします!

最近は新型コロナ感染防止のため、イレギュラーな対応も求められつつ…
およそ2ヶ月の準備期間を経て、表彰式の実施までたどり着くことができるんですね。
(恥ずかしながら、委員会に入るまで知りませんでした…!)

表彰式という形で実施するのはなぜ?

「表彰式の準備」と一口に言っても、結構時間がかかるんだな…と思ったところで、私の中でひとつ疑問が生まれました。

我那覇
我那覇
なぜこんなに時間をかけて、表彰式という形で実施するんだろう??

委員会メンバーが表彰式準備を進める際は、もちろん通常業務と並行して行うことになります。極端に言うと、お客様からいただいた声を現場の皆さんにお伝えするのであれば、例えばメールや社内イントラなどで周知する方法でも問題ないかもしれません。

そんな中なぜ、時間をかけて「表彰式」というかたちで実施しているのでしょうか?

その答えは、表彰式準備についてのオンラインMTGで伺ったお話にありました。

毎回、顧客満足度アンケートを実施している中で、現場の皆さんの業務がお客様の期待を超えた結果、高い評価をいただくことができていますし、業績の伸びにもつながっています。今後も現場の皆さんに『頑張って良かった!』と思ってもらえるような委員会活動をしていきましょう!
CS向上委員会役員
CS向上委員会役員

企業の中に存在する委員会である以上、業績を伸ばすための活動であることは重要です。

しかしそのためには、現場の皆さんの「頑張ってよかった!」というやりがいを最大化することや、次へのモチベーションを高められるような活動も大切なんですよね。

だからこそ、時間がかかっても「表彰式」という形で、現場の皆さんに賞賛を贈っているのだな〜と納得でした!

今回は表彰式準備について知るだけでなく、CS向上委員会メンバーとして大切なマインドを学ぶこともできました。きっと駆け出し委員会メンバーの私も、一歩成長できたはずです…!

日頃、お客様からの期待を超えられるよう努力を重ねていらっしゃる現場の皆さんと同じように、CS向上委員会でも、活動をもっと良くするために取組んでまいります!

ここまで、14期上期STAR TEAM表彰式の準備についてお伝えしました。

今回もたくさんのSTAR TEAMが誕生しますように!

icon_我那覇

icon_我那覇

この記事を書いたひと:我那覇 有紀(がなは ゆうき)

株式会社プロトソリューション デザイン部所属の2年目社員です。
UI/UXデザイナーとして、中古車検索サイト「グーネット」のデザインに携わっています。
色々な人のテンションが上がるものを作っていけるよう、精進します!

皆さんは今の仕事にやりがいを感じていますか?

今期、プロトソリューション(以下PS)では、若手層向け研修の他に、お互いの強みを発掘し最大限に活かす組織(チーム)作りのためのマインドや方法を習得する「ダイバーシティ研修」を開講しています! 今回はダイバーシティ研修の第1回目テーマ「働きがいとモチベーション」について社員の生の声も交えながらお届けします!

モチベーションのコントロールで長距離完走

一般的に、モチベーションは「動機付け」と訳されることが多く、以下の2種類に分類されます。

・内発的要因

個人の内側から自然とわいてくるもの、興味や好奇心といったもの。例えば、「最先端の技術をマスターしたくて勉強に没頭する」「寝食を忘れて絵を書く」などです。      

・外発的要因

外からの刺激や条件。例えば、「上司に怒られたくないから営業にいく」「格好良く見られたいからおしゃれをする」などです。

一説によると、仕事において最もパフォーマンスが低くなるのは、1つの事柄に対して、報酬や意義、楽しさなど、内発的要因と外発的要因の要素を複数求めることだそうです。

例えば「この仕事は楽しいけど評価には繋がらないんだよね・・・」といったような感じです。

なので、仕事に対して「なんかやる気が起きない」「イマイチ結果に結びつかない」等と感じることがありましたら、ご自身の仕事内容を細分化し、ひとつひとつの業務に対して「これは楽しもう!」「これは食べていくためにやるんだ」とモチベーションを1つに絞り込んで取り組むと、息切れすることなく長距離を完走できるかもしれません。

実際に現場で活躍している社員はどうでしょうか?

メディア事業推進室のJunさん&Rinsakuさんに聞いてみました!

インタビューア:仲座 アンサー:Junさん、Rinsakuさん

Junさん紹介写真

Junさん紹介写真

Junさん

メディア事業部門メディア事業推進室所属
仕事内容:既存事業、新規事業の企画立案と運営管理
プライベート:3人の子供も持つ父として日々奮闘中
座右の銘:意思あるところに道は開ける
一歩踏み出すことをためらっている時、困難にぶつかった時、迷っている時などに思い出したい言葉です。

Rinsakuさん紹介写真

Rinsakuさん紹介写真

Rinsakuさん

メディア事業推進室所属
仕事内容:M&Aや新規事業の立案/プロトソリューション子会社支援
プライベート:視野を広げるためにできるだけ外出して新しい人と出会う事を心がけています!サッカーが好きなので土日のサッカー観戦が楽しみで仕方ありません。
座右の銘:飛躍激走
前職の上司から貰った大切な言葉です。どんな困難な事でも必ず乗り越えて飛躍したい。一心不乱に、そして集中して走っていく。

仲座
仲座
Q1.色々な案件を担当されているお二人ですが、今のお仕事にやりがいは感じていますか?感じている場合、どんなところにやりがいを感じていますか?
今の仕事にやりがいを感じています!

私がメインで任されているシェアサイクル事業『CYCY(サイサイ)』は、ICTを活用し、地域に根ざしたシェアサイクル事業を行うことで、観光客の利便性向上を図り、交通渋滞緩和、環境への配慮を目指しています。日々の生活の中で私達が直面する社会課題の解決に繋がる可能性のある仕事なので、その未来を想像するとやりがいしか感じません(笑)。

Junさん
Junさん
非常に感じています!私のメインの仕事は、新規事業とM&Aの推進です。

新規事業やM&Aの仕事は、世の中に沢山のマニュアルやフレームワークもありますが、最終的に人が人を動かす仕事です。この動かすという表現、語弊がないように正しくお伝えすると、「心を動かす」という意味です。私が携わった仕事の結果、誰かが感動してくれる。ありがとうと言ってもらえるというところに大変やりがいを感じていますね。もちろん失敗も多くありますが、失敗の中にも多くの学びがあり、自分自身の成長ともリンクしています。

Rinsakuさん
Rinsakuさん
仲座
仲座

Q2.お二人が担当されている仕事の中には、「やりたい」ではなく「やるべき」仕事もあるかと思います。

現在、担当されている仕事で「やりたい仕事」と「やるべき仕事」の比率は?

また「やるべき」仕事を完遂するために意識していることはありますか?

全体を10とすると、やりたい仕事3、やるべき仕事7って感じでしょうか。

但し、その時どういう立場にいるかでも変わりますし、やりたい事がいつしかやるべき事に変わっている事もあるので、常にこの比率ではありません。

やるべき仕事は、経験に乏しい場合は不安がつきまといますので、立場関係なく相談を繰り返して進めています。

Junさん
Junさん

正直比率を考えたことはないですね(笑)。

その瞬間、瞬間で変わったりしますが、私のやりたい仕事は、単純に「身近な人・モノを良くする」ことなので、大きな意味でとらえると私の仕事は100%やりたい仕事です。

ただ、結果を出すためには、色々な業務を行う必要があります。その中には苦手な業務もあり、その瞬間、その業務は「やるべき」になりますね。やりたい仕事で成果をあげるために、やるべき仕事をやるというイメージですかね。やるべき仕事はできるだけ短期的に終わらせるようにしています。やるべき仕事を数多くこなすことでやりたい仕事へ繋げるといった感じです。

Rinsakuさん
Rinsakuさん

ニューノーマル時代の到来により、人と接する機会が減っていく分、今後ますますセルフコントロールが必要になってくるかと思います。

社員一人ひとりが輝くSTARとなるように! プロトソリューションは、これからも部署と会社(人事)の両輪で社員の成長のサポートを致します!

icon_仲座

icon_仲座

この記事を書いたひと:仲座 紀子(なかざ のりこ)
株式会社プロトソリューション 沖縄本社人事 人材開発担当(キャリアコンサルタント)

「社員一人ひとりが持っている宝石を発掘し輝かせるお手伝いがしたい!」という想いを胸に自ら講師として登壇。更にテーマや目的に合わせて外部講師や専門知識のある社員への登壇依頼など、バラエティに富んだ人材開発に取り組んでいます。

シェアサイクル「CYCY(サイサイ)」は、2020年9月4日に、沖縄都市モノレール「ゆいレール」壷川駅を始めとする新規ステーションを開設しました。「ゆいレール」駅へは順次ステーションを開設いたします。

※設置する自転車の台数は30台となります。

 新しい生活様式において、公共交通機関の代替として通勤・通学に自転車を利用するユーザーの増加を受け、MaaS事業の一環として「ゆいレール」駅へステーションを開設することとなりました。

 ヤマハの電動アシスト付き自転車の自転車を活用したシェアサイクル「CYCY(サイサイ)」は、スマートフォンの専用アプリ「HELLO CYCLING」で予約ができ、15分100円にてご利用可能です。
 沖縄モノレール「ゆいレール」で活用可能な「OKICAカード」を「HELLO CYCLING」アプリで事前に登録しておけば、「OKICAカード」を自転車開錠用のカギとして活用することも可能です。

■ステーション紹介(一部)
※HELLO CYCLINGアプリのMAP上にて確認いただけます。

「CYCY」那覇市ゆいレール駅ステーション設置例

icon_cycy


icon_cycy


株式会社プロトソリューションが2019年10月より開始したシェアサイクル事業です。ICTを活用し、地域に根ざしたシェアサイクル事業を行うことで、観光客の利便性向上を図り、交通渋滞緩和、環境への配慮を目指します。なお、本サービスは、OpenStreet株式会社が提供する自転車シェアリングシステム「HELLO CYCLING」を活用して行います。

沖縄のシェアサイクル CYCY(サイサイ)の料金・概要はこちら


■「HELLO CYCLING」のアプリダウンロードはこちら

Download on the App Store
GET IT O Google Play

8月26日(水)の9時に第1回CODE BASE RADIOとしてYouTubeでライブ配信をしました。CODE BASE RADIOはCODE BASEのプログラミング教室卒業生をゲストに招き、卒業生してからの学習についてや現在の仕事、そしてこれから目指すことをお伺いしていき、現在プログラミングを学習している人やこれからプログラミングを学ぼうとしている人に役立つ情報を届けたいと思います。CODE BASEのプログラミング教室は230名以上が卒業しており、各々の道に歩んでいることもあり、いろんな話を聴けることが楽しみになるかもしれませんね。

記念すべきCODE BASE RADIOの第1回のゲストはプログラミング教室4期生卒業生の大城さんです。大城さんはエンジニアとしてIT業界に転職を考えプログラミング教室に受講しました。卒業後は学習を続けつつ東京で就職活動し、株式会社スタートアップテクノロジーに就職しました。株式会社スタートアップテクノロジーでは、RUNTEQというプログラミングスクールの立ち上げメンバーとしてジョインし、コミュニティマネージャーとして運営に携わっています。

CODE

RADIOでは、プログラミング教室卒業後の話やコミュニティマネジャーの話などサービスやプロダクトを作る楽しさを話していただきました。1回目ということもあり、緊張感もありつつ、ゆるく話している姿をお楽しみいただければと思います。
暫定的に水曜日の9時に配信する予定ですが、変わる予定がありますので、チャンネル登録していただける嬉しく思います。学習している人を応援できるRADIOにできるよう継続して続けれるように頑張っていきますのでどうぞよろしくお願いいたします!

CODE BASE RADIO #1
https://youtu.be/jwu6i7n_UlE

今回は、画像認識AIを用いて、地域・社会の安全を改善するプロジェクトを推進している平良氏、関内氏へインタビュー。

2019年にAI戦略推進室を立ち上げ、AI技術を駆使した社内業務の改善と新規事業立案を繰り返してきた彼らの活動に迫ります。

ナンバープレート検知の開発秘話から今後の展望までをご紹介!

平良 武敏 Taketoshi Taira
2012年入社。AI戦略推進室に所属。
既存業務のAI化・システム化の企画・提案、AIを活用した新規事業立案を担う。
画像認識AIの導入にて車両動画の完全自動化、自然言語処理AIの活用にてコンバート業務の自動化、画像認識AIナンバープレート検知システムを推進。

関内 孝行 Takayuki Sekiuchi
2006年入社。技術推進部門に所属。
情報セキュリティスペシャリスト資格を保有し、新技術や新規サービスの開発を行う。 画像認識系の機械学習(AI)を使ったシステムや、オンライン商談のシステム開発を担当。現在、画像認識AIナンバープレート検知システムを開発中。

「ナンバープレート検知」システムを作るきっかけとなったのは?

当社及び付近の施設で発生している不正駐車や迷惑行為(騒音等)といった、犯罪の抑制がきっかけになります。

通常の監視カメラの導入を検討しておりましたが、誰かが映像を見直さない限り検知することが出来ないという課題にぶつかりました。また、映像のコマが粗く、解析に時間がかかるという欠点もあったんです。

そんなとき、車両ナンバープレートを検知する製品が世の中にある事を知り、まずは既製品の導入を検討しました。ただ、当社の自社メディアサービスは、クルマに関する企業とのコネクションもありますし、高度な画像認識技術を有するエンジニアも属しています。独自で開発することで、既製品とは違う市場・販売経路での展開が可能ではないかと考えました。

また、宜野湾地域の大型商業施設やアミューズメント施設でも、不正駐車の課題を抱えているという声があり、我々の技術を使って地域へ貢献できるのではないか?ということから、自社での開発を進める運びとなったんです。

オンラインインタビューを受けて頂いた平良氏

どういったケースで利用を考えていますか?

不正駐車や犯罪抑制が目的ですので、ショッピングセンターといった大型の駐車場を保有している施設であれば、どこでも活用することができます。あとは、小さなお子さまが通う保育園や学校などに設置することで、不審者の事前察知も可能になるかと思います。

まだフィジビリの段階ですが「まずはやってみよう!」という感じですね。

今回使用した技術(開発言語やツールなど)は何ですか?

・Tensorflow の Object Detection APIを使い、ナンバープレートの領域検出を行いました。

・物体検出アルゴリズムは SSD (Single Shot Detector)、ニューラルネットワークは Inception v2 を使いました。

・文字認識には、CRNN (Convolutional Recurrent Neural Network) を使用。

・ナンバープレート画像の合成をする Pythonスクリプトを作成し、たくさんの教師データを確保することに成功しました。

このライブラリを選んだ理由は、使用するにあたっての信頼度(ポピュラーである)もそうですが、これまで開発で使用してきたノウハウからが理由として大きいです。 ポピュラーな言語はその分アップデートもされますし、トラブルシューティングといったサポートもされますから、開発する段階でその辺の将来性などは考慮して設計に入っています。

開発を担当した関内氏

これからリリースされるとのことですが、どういった反響が予想されますか?

実は、マーケティング面での市場調査はまだしていないんです。

と言うのも、当初の目的はあくまでも不正駐車の抑制といった観点から立ち上がったプロジェクトになりますので、「売る」という前提ではないからです。。

ただ、「商品化」となった場合の今後の期待としては、沖縄の場合だと観光立県なので、ナンバープレートの「わ」や「れ」(レンタカーと判断するひらがな)だけでも検知できれば、観光客利用の実態調査としての需要があるのではないかと思います。

それ以外だと、当社ではクルマの傷や凹みをAIで検知させるといったプロジェクトが別で動いているんですが、ナンバープレート検知の仕組みと組みあわせることで、撮影した動画をもとにクルマの修理や部品の販売といったマーケティングの情報データとして使うことができたりもします。

いずれにせよ、不正駐車をなくすことで犯罪の抑制になりますし、まずは安全な地域・社会をつくっていくことが最優先になりますので、収益の話はそのあとになりますね。

苦労した点を教えてください

ナンバープレートが傾いたり、斜めから写っていたりすると、検知する精度が下がってしまうということがありました。

既存のライブラリだけでは自動で解決してくれない部分でもあったので、ナンバープレートひとつの中にカテゴリを4つに分けて認識させる(沖縄 530 と XX-XX)ようにしました。使っているツール(Python)は同じなんですが、命令文を書き換えて精度をあげていくといったプログラミングでの試行錯誤がありました。そこは開発者が苦労したところですね。

画像認識に関わらずAI開発は日本語のナレッジが少なく、使われているツールも英語や数字等をサンプルにしたものが多い為、ひらがな・カタカナ・漢字等を認識する開発においては試行錯誤する事が多かったです。

あと、動画に対応するためにはトラッキングと正面化補正の技術開発が必要でした。トラッキングは、動画に写った画像を追跡する技術のことです。正面化補正は、斜めからの解析やナンバープレートの凹みを、まるで正面から撮っているかのように認識し直すことです。止まっているクルマではなく動いているクルマにも対応できるようにトラッキングをし、撮影環境の差異を埋めて検知できるようなものにしました。

今後の展開についてお聞かせください。

まずは開発を終えて、プロトソリューション内への設置ですね。本来の目的を達成させます。

その後はグループ会社、地域の企業へ、という形でサービス展開をしていきたいです。

今回のサービスそのものは基礎的なものと考えていて、この技術を応用し様々なサービスへの転用ができるのではないかと考えています。

ナンバープレート検知システムが、沢山の人のソリューションになれれば嬉しいですね!

icon_福田

icon_福田

インタビュアー:福田 聡樹(ふくだ さとき)

株式会社プロトソリューション Webマーケティング部所属。自社ホームページ編集長。ブログ/インタビュー/動画などのコンテンツを使って、プロトソリューションのサービスやタレント情報を発信しています。
好きなもの:爬虫類全般、本のにおい。

「品質」の定義やニーズは、お客様によって多岐に渡り、時とともに変化します。
お客様に心から満足していただける高品質なサービスを提供し続けるため、プロトソリューションは様々な取り組みを行っています。

具体的なToDoを進めるために、品質管理活動をどのような考えのもとで推進するのか?
プロトソリューションでは以下の「品質方針」掲げて、その方向性を明確にしています。

品質方針

1.お客様の期待を把握し、満足度向上を目指します。
2.品質向上のための技術を追求します。
3.PS-QMS(当社独自の品質マネジメントシステム)の運用により、品質の評価と改善を継続的に行います。
4.社員全員がこの方針に基づき、品質向上に取り組みます。

質問者
質問者
方針の3.にある、「PS-QMS(当社独自の品質マネジメントシステム)」とはどういったものなのでしょうか?
簡単に述べると「当社の風土に合わせて構築した、品質マネジメントの仕組み」です。
もう少し詳しく紹介いたします。
比嘉(品質管理)
比嘉(品質管理)

<PS-QMSとは>

プロトソリューション(PROTO Solution)の頭文字「PS」と、品質マネジメントシステムQuality Management System)という概念の頭文字「QMS」を組み合わせたものです。

■PS-QMS体系図■

当社には約600名規模の社員が在籍していて業種も多岐に渡り、それぞれが独立した体制となっています。
そうなると品質管理活動にムラが出てしまったり共有漏れが発生したりと、品質への意識がどうしても点になってしまいます。

そういった点を線にするために、品質管理委員会が横串しで入ることで改善効果を高め、継続的に取り組み続けれるよう体系化した仕組みが「PS-QMS」です。

品質管理委員会では「PS-QMS」を具体的に実行していくため、下記のように活動のフェーズをPDCAというカテゴリに分け、それぞれのフェーズで様々な取り組みを行っています。

■フェーズごとの取り組みについて■

フェーズ 取り組み 期待する効果
Plan(計画) ・各部署の品質年間計画の立案 ・課題と目標を明確に定め、年間を通したスケジュールを組んで実行し、推進力向上
Do(実行) ・品質年間計画の実行
・日々の業務フロー改善、効率化
・QCMTG、ヒヤリハット報告(リスク早期検知・共有)
・業務フローの改善・効率化
・リスク抽出と共有により、早期リスク対策
Check(確認) ・社内:品質データを分析し、各部署へレポーティング
・社外:顧客満足度調査
・品質課題の傾向把握し、対策の優先度を決定できる
・お客様ニーズに対する観点でも、品質向上に向けた課題が分かる
Action(改善) ・各部署:品質年間計画実施の効果・社内外のデータ分析結果をもとに、再計画
・組織として:品質管理委員会を開催しPS-QMSのサイクルを定期的に見直し
・取り組み内容や、仕組み自体も定期的な改善ができる

質問者
質問者
Check(確認)のフェーズでのレポートやチェック内容、Action(改善)フェーズの品質管理委員会で協議された内容は、その後どのように現場の各スタッフ一人ひとりまで伝わるのですか?
基本的には「品質管理委員会(委員)⇒各部署のQCMTG(各チームLD)⇒チームのスタッフへ」という流れになります。
品質方針で「社員全員がこの方針に基づき、品質向上に取り組みます。」と掲げているように、全員で取り組むためには連動性は非常に重要です。
比嘉(品質管理)
比嘉(品質管理)

<まとめ>

品質管理活動を実践していくためには、まず品質方針を明確にすること。
そして第3機関(品質管理委員会)が品質のPDCAサイクルを回すことで、連携の取れた品質マネジメントを継続的に運用することが可能になります。

組織の規模に左右されない堅実な品質マネジメントシステムを運用していくために。

私たちプロトソリューションは、これからも品質にこだわり続け取り組んで参ります。

今や、オンライン上でクルマを購入することは当たり前になってきているが、私たちを取り巻く環境がDX(デジタルトランスフォーメーション)化されるなかで、様々なビジネスモデルの変革が起きている。

2020年6月19日、クルマ・ポータルサイト「グーネット」は、販売店へ足を運ばずに商談まで済ませられるオンライン商談SaaSの提供を開始した。

今回は、そのオンライン商談ツール「グーネットLive(ライブ)」の開発に携わった棚原氏、友利氏へインタビュー。

サービスが生まれた背景や開発で使用した言語、利用者の声までをご紹介!

棚原 康平 Tanahara Kohei(写真左)
2013年入社。ソリューション開発部沖縄 システムエンジニアとして所属。
不動産情報サイトのWebアプリ開発から、自動車情報系スマホアプリ開発など、主にWebアプリの設計・実装を担う。本記事のプロジェクトでは、ユーザー側のシステム開発を担当。

友利 将 Tomori Sho(写真右)
2013年入社。ソリューション開発部沖縄 プロジェクトマネージャーとして所属。
Webアプリの設計・要件定義、中古車販売管理システムのサポートなど、システム開発からマネジメント業務までを担う。本記事のプロジェクトでは、中古車販売店側のシステム開発を担当。

オンライン商談ツール「グーネットLive(ライブ)」が生まれた背景を教えてください

オンラインインタビューの様子

棚原氏:新型コロナの影響があらゆるオンラインサービスを促進させ、クルマ販売店での接客もオンライン商談という形としてニーズが高まったことから、今回のプロジェクトが発足されました。

友利氏:コロナ禍で生まれた“非接触ニーズ”が今後も加速する事を想定し、クルマ販売店として実店舗での接客以外に、新たな販売ネットワークを作る事が課題としてありました。そこでグーネットにオンライン商談機能を追加することになりました。

オンライン商談機能を追加することでのメリットはどのようなものがありますか?

友利氏:得られるメリットは販売店とユーザー両方にあります。まず、販売店側のメリットは「市場拡大に繋がること」です。

例えば、クルマを実際に見たいといった問い合わせがあった場合、ユーザーが欲しいクルマの条件を来店後にヒアリングするので、思うような提案ができないことがあります。

オンライン商談では、販売店側が欲しい情報を予めユーザーに入力してもらえるので、商談時にはユーザーひとり一人に合わせた提案ができるようになります。 オンライン商談機能を追加することで販売店の業務時間を削減し、顧客接点数を増加させ、商談時間へ置き換えることが可能になったのです。

棚原氏:ユーザー側のメリットはスキマ時間にクルマを探せることです。 また、直接販売店へ行かなくても、クルマをオンライン上で“見に行ける”ので、遠方からのユーザーでも気軽に商談が行えるのが魅力です。

今回使用した技術(開発言語やツールなど)は何ですか?

友利氏:fuelphpとjavascriptです。もともと僕が担当している中古車販売管理システムから、販売店がユーザーの情報を得る際の、UXの部分に機能を追加したという感じですね。

棚原氏:typescriptとReactを使いました。選んだ理由としては、開発期間が短いというのもあったので、1から作るよりもある程度ベースができているものが良いなと。

コロナの影響でオープンソース化されたビデオチャットのプロジェクトがあり、そこで使われていた技術がtypescriptとReactだったので、それをベースにグーネットLIVEの形に変えていった感じです。 Reactは未経験でしたが、「純粋に楽しそうだからやってみよう!」とワクワクしながらやっていたところはあります。(笑)

苦労した点を教えてください。

棚原氏:WebRTC(ブラウザ間でビデオ通話ができるもの)を使った開発が初めてだったので、技術を習得しながら且つコロナ禍のニーズにスピーディーに対応することは思いのほか大変でした。

当時、Zoomの脆弱性問題が話題になっていたこともあり、ビデオチャットを利用することでのセキュリティー面、ビデオ通話に入るための認証フローなどを専門アドバイザーの方と熟考しました。多くの販売店やユーザーが利用するので、そこは何度もテストしましたね。

友利氏:販売管理システム側では、「何を見せるのが良いのか?」を考えるのに苦労しました。

例えば、オンライン商談時の受け付けで情報を入力する際に、販売店側はどういった情報が欲しいのか?ユーザーの名前や住所以外に、好みの車種、年式にこだわりがあるのか?走行距離を気にしているのか?金額感は?など。商談がスムーズに運ぶように工夫しました。

遠方からも使えるものだからこそ、やりとりで距離を感じさせないよう使いやすさなどの設計面には気を使いましたね。

6/19にリリースされましたが、現状の反応はいかがでしょうか。

棚原氏:リリース後すぐにオンライン商談での成約がありました。

県外在住のユーザーで、コロナ禍での外出を避けたい反面、どうしても現車確認をしたいということでグーネットLiveで商談。その場で成約に繋がったようです。

販売店も「これまで相当な販売損失があったのではないか」と、これからも積極的にオンライン商談を取り入れたいと反響がありました。

リリース後すぐに好反応を頂いていますね!今後のサービス展開についてお聞かせください。

棚原氏:UI/UXの改善ですね。商談内容を議事録化する機能や、販売店の在庫を通話中にユーザーへ見せる機能、電子サイン・契約までワンストップで行うといった商談に特化した機能の追加をして、もっと使いやすくしていきたいと考えています。

友利氏:商談車輌連携、見積書連携など、オンライン商談で成約する為に必要な機能を管理システムから提供できるようにしたいですね。

あとがき

人々の接触機会が減ることでニーズが高まるサービスには、当然ながら「利便性」や「安心」といった部分は無視できない。

非接触・非対面だからこそ、より身近に感じてもらえるようなサービスを提供していく。

棚原氏、友利氏による、同サービスのアップデートを今後も見逃せない。

icon_福田

icon_福田

インタビュアー:福田 聡樹(ふくだ さとき)

株式会社プロトソリューション Webマーケティング部所属。自社ホームページ編集長。ブログ/インタビュー/動画などのコンテンツを使って、プロトソリューションのサービスやタレント情報を発信しています。
好きなもの:爬虫類全般、本のにおい。

ページトップへ戻る