【人材開発】仕事のやりがいとは?やりたい仕事は「やるべき仕事」の先にあるもの

REPORT
2020.09.04

皆さんは今の仕事にやりがいを感じていますか?

今期、プロトソリューション(以下PS)では、若手層向け研修の他に、お互いの強みを発掘し最大限に活かす組織(チーム)作りのためのマインドや方法を習得する「ダイバーシティ研修」を開講しています! 今回はダイバーシティ研修の第1回目テーマ「働きがいとモチベーション」について社員の生の声も交えながらお届けします!

モチベーションのコントロールで長距離完走

一般的に、モチベーションは「動機付け」と訳されることが多く、以下の2種類に分類されます。

・内発的要因

個人の内側から自然とわいてくるもの、興味や好奇心といったもの。例えば、「最先端の技術をマスターしたくて勉強に没頭する」「寝食を忘れて絵を書く」などです。      

・外発的要因

外からの刺激や条件。例えば、「上司に怒られたくないから営業にいく」「格好良く見られたいからおしゃれをする」などです。

一説によると、仕事において最もパフォーマンスが低くなるのは、1つの事柄に対して、報酬や意義、楽しさなど、内発的要因と外発的要因の要素を複数求めることだそうです。

例えば「この仕事は楽しいけど評価には繋がらないんだよね・・・」といったような感じです。

なので、仕事に対して「なんかやる気が起きない」「イマイチ結果に結びつかない」等と感じることがありましたら、ご自身の仕事内容を細分化し、ひとつひとつの業務に対して「これは楽しもう!」「これは食べていくためにやるんだ」とモチベーションを1つに絞り込んで取り組むと、息切れすることなく長距離を完走できるかもしれません。

実際に現場で活躍している社員はどうでしょうか?

メディア事業推進室のJunさん&Rinsakuさんに聞いてみました!

インタビューア:仲座 アンサー:Junさん、Rinsakuさん

Junさん紹介写真

Junさん紹介写真

Junさん

メディア事業部門メディア事業推進室所属
仕事内容:既存事業、新規事業の企画立案と運営管理
プライベート:3人の子供も持つ父として日々奮闘中
座右の銘:意思あるところに道は開ける
一歩踏み出すことをためらっている時、困難にぶつかった時、迷っている時などに思い出したい言葉です。

Rinsakuさん紹介写真

Rinsakuさん紹介写真

Rinsakuさん

メディア事業推進室所属
仕事内容:M&Aや新規事業の立案/プロトソリューション子会社支援
プライベート:視野を広げるためにできるだけ外出して新しい人と出会う事を心がけています!サッカーが好きなので土日のサッカー観戦が楽しみで仕方ありません。
座右の銘:飛躍激走
前職の上司から貰った大切な言葉です。どんな困難な事でも必ず乗り越えて飛躍したい。一心不乱に、そして集中して走っていく。

仲座
仲座
Q1.色々な案件を担当されているお二人ですが、今のお仕事にやりがいは感じていますか?感じている場合、どんなところにやりがいを感じていますか?
今の仕事にやりがいを感じています!

私がメインで任されているシェアサイクル事業『CYCY(サイサイ)』は、ICTを活用し、地域に根ざしたシェアサイクル事業を行うことで、観光客の利便性向上を図り、交通渋滞緩和、環境への配慮を目指しています。日々の生活の中で私達が直面する社会課題の解決に繋がる可能性のある仕事なので、その未来を想像するとやりがいしか感じません(笑)。

Junさん
Junさん
非常に感じています!私のメインの仕事は、新規事業とM&Aの推進です。

新規事業やM&Aの仕事は、世の中に沢山のマニュアルやフレームワークもありますが、最終的に人が人を動かす仕事です。この動かすという表現、語弊がないように正しくお伝えすると、「心を動かす」という意味です。私が携わった仕事の結果、誰かが感動してくれる。ありがとうと言ってもらえるというところに大変やりがいを感じていますね。もちろん失敗も多くありますが、失敗の中にも多くの学びがあり、自分自身の成長ともリンクしています。

Rinsakuさん
Rinsakuさん
仲座
仲座

Q2.お二人が担当されている仕事の中には、「やりたい」ではなく「やるべき」仕事もあるかと思います。

現在、担当されている仕事で「やりたい仕事」と「やるべき仕事」の比率は?

また「やるべき」仕事を完遂するために意識していることはありますか?

全体を10とすると、やりたい仕事3、やるべき仕事7って感じでしょうか。

但し、その時どういう立場にいるかでも変わりますし、やりたい事がいつしかやるべき事に変わっている事もあるので、常にこの比率ではありません。

やるべき仕事は、経験に乏しい場合は不安がつきまといますので、立場関係なく相談を繰り返して進めています。

Junさん
Junさん

正直比率を考えたことはないですね(笑)。

その瞬間、瞬間で変わったりしますが、私のやりたい仕事は、単純に「身近な人・モノを良くする」ことなので、大きな意味でとらえると私の仕事は100%やりたい仕事です。

ただ、結果を出すためには、色々な業務を行う必要があります。その中には苦手な業務もあり、その瞬間、その業務は「やるべき」になりますね。やりたい仕事で成果をあげるために、やるべき仕事をやるというイメージですかね。やるべき仕事はできるだけ短期的に終わらせるようにしています。やるべき仕事を数多くこなすことでやりたい仕事へ繋げるといった感じです。

Rinsakuさん
Rinsakuさん

ニューノーマル時代の到来により、人と接する機会が減っていく分、今後ますますセルフコントロールが必要になってくるかと思います。

社員一人ひとりが輝くSTARとなるように! プロトソリューションは、これからも部署と会社(人事)の両輪で社員の成長のサポートを致します!

icon_仲座

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この記事を書いたひと:仲座 紀子(なかざ のりこ)
株式会社プロトソリューション 沖縄本社人事 人材開発担当(キャリアコンサルタント)

「社員一人ひとりが持っている宝石を発掘し輝かせるお手伝いがしたい!」という想いを胸に自ら講師として登壇。更にテーマや目的に合わせて外部講師や専門知識のある社員への登壇依頼など、バラエティに富んだ人材開発に取り組んでいます。

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