【人材開発】もしも、未来の自分から今の自分に伝えることが出来たら・・・

REPORT
2020.03.13

もしも、未来の自分から今の自分に伝えることが出来たら・・・
「最高の人生になっているよ!」と伝えるでしょうか。
それとも、「このままだとマズいよ!もっと考えなきゃ!」と伝えるでしょうか。

テクノロジーの進化により、世の中は、あらゆるモノや考えを標準化・統一化する時代から、多様性・個別性の時代へと急速な勢いで変化しています。

多様性・個別性の時代では「幸せ」の定義も人それぞれ。
「どんな人生が良くて、どんな働き方が良いのか」の正解はありません。
なので、自分が納得する未来を手にしたいのであれば、自分でストーリー(戦略)を練って実現する=自分で自分をマネジメントする力が必要となります。



どのように自分をマネジメントする?


とは言うものの、自分の人生をゆっくり考える時間なんてないし、目まぐるしく変わる世の中で10年、20年、30年後の自分を想像するなんて無理!と思う方もいらっしゃるかもしれません。
そうですね、予測不能なVUCA時代。流れに全てを任せるというのも1つの方法だと思います。
ですが、時間は1日24時間と有限で、かつ、過ぎ去った時間を取り戻すことは出来ません。
ずっと流れに身を任せ、行き着いた先が自分の全く望んでいない地だったら・・・。

目的地が分かれば、そこに辿り着くための「やるべきこと」が明確になり、「できること」が広がっていきます。
また、目的地に辿り着くための道筋が見えてくるので、最短で理想の自分に近づける可能性が高くなり、万が一、予想外の事態に遭遇しても修正しやすくなるでしょう。

なので、研修では、自分を取り巻く情報の収集と把握、目的地を設定もしくは見直すための自己理解、進捗状況を確認する棚卸等を繰り返し行います。

それが自分でストーリー(戦略)を練って実現する=自分で自分をマネジメントする力を養うことに繋がるのです。

見えにくいものを見る


自分のことは分かっているようで案外分かっていなかったり、見えているようで案外見えていなかったりします。

今回はご自身のキャリアについて、隠れている部分を深掘りし視える化するために、リフレクションカード®CAREER(※)を使った対話型のワークを行いました。
(※)リフレクションカード®はリフレクションメソッドラボラトリーの登録商標です。詳しくはこちらをご覧ください。

ワークに参加した社員からは「自分のことを話す、質問されることで、考えや経験の振り返り・深堀ができたと思う。軸を持っていることが仕事を続けていく上で大事だと思うので、「自分のため、人のためになる」ということを念頭に自身のキャリアを引き続き考えていきたい。」といったお声がありました。

未来の自分から今の自分にお告げを届ける等のテクノロジーがあれば良いのですが、今のところ、残念ながらそういったテクノロジーは存在しません。
未来の自分を創るのは過去の自分の選択と行動です。
未来の自分が輝く笑顔で溢れているように、定期的にご自身のキャリアについて考える時間を設けていただけると嬉しいです。

社員一人ひとりが輝くSTARとなるように!
プロトソリューションは、これからも部署と会社(人事)の両輪で社員の成長のサポートを致します!





この記事を書いたひと:仲座 紀子(なかざ のりこ)
株式会社プロトソリューション 管理部人事 人材開発担当(キャリアコンサルタント)

「社員一人ひとりが持っている宝石を発掘し輝かせるお手伝いがしたい!」という想いを胸に自ら講師として登壇、更にテーマや目的に合わせて外部講師や専門知識のある社員への登壇依頼など、バラエティに富んだ人材開発に取り組んでいます。

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