イクメン企業アワード受賞の裏側!育児休業取得者の男性社員にもインタビュー【DIP】

REPORT
2020.12.08

男女問わず働きがいのある会社を目指し、女性活躍推進プロジェクトを前身とするDIP(ダイバーシティ&インクルージョンプロジェクト)から、嬉しい受賞のお知らせです!

2020年11月20日(金)に行われた「イクメン推進シンポジウム2020」にて、【イクメン企業アワード2020】が表彰されました。

プロトソリューションは、特別賞(地方特別)を受賞!
本社のある沖縄県・宮城県の両県で初の受賞となります。

zoomを活用したオンライン中継での表彰式では、しっかりといただいた表彰状とトロフィーを掲げさせていただきました★

オンライン表彰式の様子

また、取組事例の発表においては、プロトソリューション初の女性執行役員として活躍する上間より当社の制度や取組み事例を紹介いたしました。

「イクメン企業アワード」の目的

働きながら安心して子どもを産み育てることができる労働環境の整備を推進するため、男性の育児と仕事の両立を積極的に促進する企業を表彰します。受賞企業の取組内容はホームページ等に掲載し、ロールモデルとして普及させていくことにより、企業における育児と仕事の両立支援と男性の育児休業の取得を促進します。


厚生労働量「イクメンプロジェクト」サイトより
https://ikumen-project.mhlw.go.jp/company_award/2020/

実はこの「イクメン企業アワード」は3年前からチャレンジしているアワードになります。

2011年のワーク・ライフ・バランス認証企業としての認定より、働きやすさ・両立支援に力を入れてきた当社。
2015年には子育てサポート企業としての「くるみんマーク」認定、2018年には女性活躍推進企業としての「えるぼし(3つ星)」認定をいただいておりますが、男女問わず活躍できる会社として認定を受けるため「イクメン企業アワード」についても実はチャレンジを続けていたのです。

昨年より女性活躍推進プロジェクトを「DIP(ダイバーシティ&インクルージョンプロジェクト)」としてリスタートして以降、男性の育児休業取得についても力を注いできましたが、念願の受賞となり嬉しく思います!

今回は、コロナ禍においてのテレワーク移行を含めた対策や、感謝を伝えあう社内制度などの取組みが評価をされての受賞となりました。

特に導入が難しいとされるコールセンター部門において在宅勤務を実現できたことは大きいと言えるのではないでしょうか。

働き方の選択肢が増えることで、新しい生活様式において、また台風などの自然災害時や子育て・介護中の方の働き方の多様性にも対応できるようになると考えています。

「仕事」
「プライベート」
「家庭」
それぞれを両立し、大事にすることができる職場づくりをまた一歩進められたのではないかなと思っています。

業務の平準化、属人的な仕事の削減、自動化・IT化の推進など、これまで行ってきた当社の取組み全てが、育児休業取得率向上に繋がっていると思うと、評価されることは喜ばしいです。

イクメン社員へのインタビュー

「イクメン企業アワード」の担当であり、かつご自身も2人のお子さんを持つイクメンである人事の松村さんにお話を聞いてみたいと思います。

玉城
玉城
受賞嬉しいですね!本当におめでとうございます。
3度目の正直ということで、受賞の連絡を受けたときはどんな気持ちでしたか?
嬉しかったです。
メールで通知がきましたが、何度か見返してしまいました(笑)本当かな?!って。
後は、当日は次女が体調不良もあり突発有給もらって子守していましたので、DIPのメンバーへいち早く共有したかったけど出来なかったのを覚えています(笑)
松村
松村
玉城
玉城
松村さんは、二人のお子さんがいらっしゃいますが、仕事と育児を両立する上で大事にしていることがあれば教えてください。
まず仕事においては、ともに働くメンバーと常にホウレンソウをとることを意識しています。
後は、メリハリを持った稼働を意識しています。
育児(家庭)については、土日は絶対に家族(妻、子)と過ごようにしていますし。(当たり前ですが。)
後は、日々の夕食は家族で食べることを欠かせないようにしています。難しい日もありますが、月~金の間で2回以上は家族団欒の夕食をとるようにしています。
松村
松村
玉城
玉城
「育児休業」を男性が取得していくために、会社が注力すべきことはどんなことだと思いますか?
2つあります。
1.お金の面です。育児休業給付金が出ますが、現状は収入の満額はもらえません。そこで、会社として全額負担するなどの補償をとることができれば安心して育休を取得できますよね。
ハードルはいろいろあるかとは思いますが、チャレンジしていきたいと思っています。

2.意識改革です。
当社は約40%近くの男性育休取得率を誇っていますが、半数以上は取れていないないのが現実ですし、取得したとしても期間が数日だったりと少ないので、取る本人の意識(長く取ろうとか、安心して取れるとか)と許可を出す現場(会社)の意識改革が必要だと思います!
夢は、男性育休100%! 平均取得期間が3ヶ月です!
松村
松村
玉城
玉城
男女問わず活躍できる会社として、今後の展望を教えてください。
年齢、性別、社歴に関係なく、自らのやりたいことをやる!つまり、自身のタレント性の理解と現場でのアウトプットが常に出来る職場環境になれることが理想ですね。
あとは、自分がいま行っている仕事に誇りを持つこと。そうすれば自然に働きがいも見出せるので。
物理的な面では、ジョブチャレンジや、部署間ジョブローテーションなどをして仕事の幅を広げてみる!抽象的な面では、働きがいを見出すための思考力の強化は座学研修で補う!
人事としては、この両軸で社員の皆さんへ展開出来たら思っています!
松村
松村
玉城
玉城
ご回答ありがとうございました
これからの取組みにも乞うご期待ですね!
イクメン企業アワード特別賞(地方特別)のトロフィー



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取材・文:玉城 久子(たまき ひさこ)

株式会社プロトソリューション メディア事業推進室所属。広報担当。働く女性を応援するメディア「W(ダブリュー)」編集長にて、知って得する制度・仕組みについての情報を発信しています。二児の母。

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