山形県鶴岡市朝日地域と東北公益文科大学との連携事業 朝日地域共創プロジェクト始動

PRESS RELEASE
2022.11.30

山形県鶴岡市朝日中央地区自治振興会(会長:難波 金一)と東北公益文科大学(学長:神田 直弥)および 株式会社プロトソリューション(代表取締役社長:白木 享、以下「プロトソリューション」)は、山形県鶴岡市朝日地域の活性化を目指し、令和4年度より、三者にて「朝日地域共創プロジェクト」に取り組んでいます。この度、本プロジェクトの一環として、Webプラットフォーム「JomoNeX:朝日特設サイト」をオープンいたしましたのでお知らせいたします。

朝日特設サイトURL:https://jomonex.jp/asahi

■本連携事業における目的

 東北公益文科大学とプロトソリューションは令和3年12月15日に包括連携協定を締結し、東北地方における「地域課題解決への新しい貢献」および「地域のITリテラシーの向上、IT及びIT技術の活用」を目指し活動を行ってまいりました。

 鶴岡市朝日地域がこの活動に賛同し、朝日地域が有する「若者・女性が参画できる地域づくり」という課題に対し、産学官連携で課題解決を目指します。

◇鶴岡市朝日地域とは

 鶴岡市朝日地域は、霊峰月山・朝日連峰に抱かれた美しく豊かな自然に恵まれた中山間地域です。鶴岡市の43.4%の面積を占める一方で、世帯数が1,274、人口が3,591人(令和4年9月現在)と減少し、少子高齢化が進んでいます。住民の皆さんは朝日地域の良さと強みを共有する一方で、共同生活を営む上での課題が山積し、若者や子どもたちのためにも諸課題の解決に取り組み、暮らしやすい地域づくりを目指します。

■朝日地域共創プロジェクト概要

 東北公益文科大学の地域課題及び課題解決に関する研究・人材育成等の知見と、プロトソリューションのIT技術・知見を融合し、朝日地域の皆さんとともに「朝日地域共創プロジェクト」を始動し、主に以下の2つの取組みを推進いたします。

1.多様な住民同士が対話できる場づくり

 安心できる地域づくり推進を目的とし、住民同士が安心して気軽に話し合える関係性の構築・場の提供をいたします。令和4年11月までには、東北公益文科大学大学院「プロジェクトa(パートナーシップに基づく地域課題解決の推進)」を通じて朝日地域における朝日中央地区の5地域ごとに住民ワークショップ「地域語り合い」を開催しました。「プロジェクトa」受講生は大学院で修得した知識とスキルを応用し、10代〜80代の延べ100名の多様な参加者の地域への思いや提案を引き出し、共有をはかりました。

2.データの記録、共有と発信のためのWebプラットフォーム構築

 朝日地域に関連する様々な情報やデータの記録、共有と発信を目的としたWebプラットフォーム「朝日特設サイト」を令和4年9月にプレオープン。朝日地域の皆さんの情報共有・発信のため本プロジェクト始動に伴い、本オープンいたします。

 「誰でも使いやすい」をモットーに、プロトソリューションの専門的知見を活かした特設サイトをオープンし、朝日地域の皆さんが自ら朝日地域に関する情報を共有・記録・発信することで地域づくりのDX化を推進いたします。

 これら2つの取組みを朝日地域における重要なインフラ整備の一端と位置づけ、朝日地域の皆さんのこれからの地域づくりや地域課題解決を目指します。

<役割分担>

・山形県鶴岡市朝日中央地区自治振興会:地域の情報提供、特設サイト運用

・東北公益文科大学:大学院公益学研究科修士課程「プロジェクトa(パートナーシップに基づく地域課題解決の推進)」を通じた、地域の課題解決を実現するためのプラットフォームの構築、課題解決に向けたプロセス/プログラム/マネジメント・デザインの実践、パートナーシップに基づく地域課題解決の推進

・プロトソリューション:特設サイトの提供、地域の具体的な課題解決プロセスにおけるIT技術の活用の方法(ローカル・コミュニティにおけるDX推進の方法)

■本プロジェクト目指す社会課題解決 -SDGs

■今後の展望

 本プロジェクトでは、朝日地域における「多様な住民同士が対話できる場づくり」と「データの記録、共有と発信のためのWebプラットフォーム構築」の2つの取り組みによって、朝日地域が目指す「若者・女性が参画できる地域づくり」へ寄与できるよう、三者協働で本プロジェクトを推進いたします。

この度のWebプラットフォーム「朝日特設サイト」の正式なオープンを通して、今後は、対面だけでなく、Web上の住民同士の情報共有、発信と地域づくりへの参画を促進し、モニタリングを続けることにより、朝日地域の活性化に向けた地域課題解決のための方策について共同研究を進めてまいります。


<各組織概要>

(1)山形県鶴岡市朝日中央地区自治振興会
代表者:会長 難波 金一
所在地:鶴岡市下名川字落合220
事業内容:朝日中央地区の地域づくりの推進

(2)東北公益文科大学
代表者:学長 神田 直弥
所在地:山形県酒田市飯森山三丁目5番地の1
事業内容:公益学部及び大学院公益学研究科における教育と研究・社会貢献に取り組む私立大学

(3)株式会社プロトソリューション
代表者:代表取締役社長 白木 享
所在地:沖縄県宜野湾市大山 7-10-25 プロト宜野湾ビル
事業内容:デジタルマーケティング事業、IT インテグレーション事業、ユーザーメディア事業、コミュニケーションサポート事業、人材支援事業

<本件に関するお問い合わせ先>

・山形県鶴岡市朝日中央コミュニティセンター
E-mail:acc@spice.ocn.ne.jp
TEL:0235-53-3560(平日9:00~17:00)

・東北公益文科大学大学院事務室
E-mail: gs@koeki-u.ac.jp

・株式会社プロトソリューション 広報担当 玉城久子
E-mail:h-tamaki@protosolution.co.jp

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