自己紹介
こんにちは
プロトソリューションにて社内情報システムを担当して7年目になる島袋です。
企業のネットワークを担当した経験から自宅のネットワーク改善に取り組んでみたので、ご紹介していきたいと思います。
現在のお家ネットワークを確認
利用している回線やハードウェア周りは以下となっていました。
- プロバイダ:auひかり ちゅらホーム
- ホームゲートウェイ(以下HGW):Aterm BL900HW
現在の速度を計測していきましょう。
快適にオンラインゲームや動画視聴を行うには100Mbpsは必要と言われているため、少し遅いですね。
社内情報担当としては、500Mbpsは超えたいところです。
改善を行うために、どこがボトルネックになっているかを調査します。
私のお家では通信は以下の流れで行われてました。
スマートフォン、PC
↓
HGW
↓
ONU
↓
光ケーブル
上記のHGWには有線LANポートが備えられていたため、PCとHGWを有線LANケーブルで接続し、回線速度を計測すると、
かなり速度が改善されました。
原因は、HGWが出しているWi-Fiが遅いということでした。
調査をしたところ、HGWが出しているWi-Fiは4(IEEE 802.11n)でした。。
最新規格である6の2世代前ですね。
HGWの伝送速度は最大で450Mbpsのため、そもそも私の目標値500Mbpsが出せません。。
そこで、某有名ネット通販サイトからBuffalo製アクセスポイントを購入しました。
購入したアクセスポイントは5(IEEE 802.11ac)に対応しており、製品ページによると最大伝送速度は1,733Mbpsとなっておりました。
早速購入したアクセスポイントとHGWを接続し、初期設定後にWi-Fiに接続しました。
目標としていた500Mbpsを超えることが出来ました!
最後に、ネットワークを改善する際の注意点をお伝えしていきます。
1. LANケーブルはCat5E以上を利用する
LANケーブルには種類がございます。ご自宅で利用しているLANケーブルが古い場合はLANケーブルが原因で通信が遅くなっている可能性がございます。
LANケーブルにCat5と書かれている場合は最大通信速度が100Mbpsとなります。
2. ボトルネックを調査する際は出口から
私のお家ではHGWが出口に近い場所となるため、そこにLANケーブルを指しましたが最近はマンションやアパートにインターネットがサービスで開通していることが多くなってきました。
その場合はお家のどこかに情報コンセント(LANケーブルをさせるコンセント)があるかと思いますので、そこにLANケーブルをさしてPCと接続してみましょう。
一番出口に近いところでPCと接続しても100Mbps以下の場合は、そもそも回線から見直す必要が出てきます。
マンション・アパートのサービスインターネットは住民全員で一つの回線を共有して利用するため、遅くなりがちです。
3. 迷ったら最新規格を利用する!
前述した通り、Wi-FiにもLANケーブルにも規格というものが存在しております。
私が所有している機器は6には対応していないため、5のアクセスポイントを購入しましたが、分からなかったり迷ったりする場合は最新規格の製品を買った方が良いかと思います。
最新機器ではなく最新規格となりますので、ご注意ください!!
皆さんもご家庭のネットワークを見直して良いインターネットライフをお過ごしください!