元テストエンジニアが開発チームで新たなシステム開発を計画しているらしい

REPORT
2023.02.03

はじめに

はじめまして。プロトソリューションの上里と申します。

私はソリューション開発部沖縄1に所属しており、現在はグーネットに車両情報を掲載する為、大手のメーカー様やディーラー様から頂いたデータを変換するシステム(コンバートシステム)の開発・運用保守に携わっています。

私はコンバートチームに配属後、プログラミング未経験だったこともありテストを中心に業務を行っておりました。私が行ったテストを上長からも認めてもらい、私自身もテストを極めたいと思いテストチームへ異動しましたが、再びコンバートチームへ戻るという他に例の少ない経歴を経て今はコンバートチームのプロジェクトマネージャーをしています。

チームの特徴

プロトソリューションでも古くから存在するチームで、チーム出身者は他チームで主軸として活躍している方が多く登竜門的なチームになります。

私が入社したころはプロパーが多くパートナーさんはプロパーの半分ぐらいのチーム構成でした。現在はプロパーが私ともう1人でパートナーさんが多く、私がテストチームから戻る際に私が担当していたチームも同時に移動し開発チームとテストチームが同じチームにいるという他のサービスとは違うチーム構成になっています。

コンバートシステムとは

大手のメーカー様やディーラー様は自社のサイトを持っていることが多く、そのサイトに掲載されている車両情報を定期的にCSVやtxt等でデータを頂きグーネットの掲載出来るようデータを変換するシステムで、このシステムにより販売店様は自社のサイトのみを更新するだけでグーネットへも反映されるので販売店様の手間が削減されるようになります。

メーカーやディーラーによってそれぞれ変換の仕様が異なっている為、現在40程のアプリが存在しています。グーネットに掲載されている約半数がこのコンバートシステムで登録や更新を行っており、365日データの登録・更新を行っています。普段はメーカー様やディーラー様のシステム改修に伴うコンバートシステムの改修や要望による改修が多いですが、新鮮な情報を反映する為、処理回数を増やしたり、AIを使用してユーザーが興味を持ちやすい文言を付与する等コンバートシステムを利用することで手動で登録するよりも価値を持たせるような取り組みも行っています。

ある社員から言われた一言

プロトソリューションの社員の方が車の購入を検討していてディーラーに訪れた際に「グーネットは情報が載るの遅いので○○を見てください」と言われましたと聞き、これまでコンバートシステムが早くなるような改修や運用をしていたにも関わらずそう思われているのかとショックを受けました。たしかに自社のシステムで登録・更新を行い、定期的にデータを収集し私たちのシステムにデータを送信しているので、いくら私たちのシステムのところを早くしたところで全体の反映時間としては遅いと感じてしまうのも納得です。

理想と現実

これまで長年やってきたシステムの流れの中でどうしたら早く出来るのか、どうするのがベストなのかを検討していましたが、それでは変わらない。プロトコーポレーションの担当者も巻き込んで理想のコンバートシステムって何だろうと改めて話し合い、そして今のシステムの課題をシステム観点やビジネス観点から洗い出すようにしました。

それから半年後、要件が固まり来期から本格的に開発をスタートするというところまでになりました。まだまだ先は長いプロジェクトですが、長いコンバートシステムの歴史を変える為やり切りたいと思います。また、このブログを見てコンバートシステムに少しでも興味を持ってもらえると幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

プロジェクトマネージャー

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