きれいなオフィスが未来をつくる。環境美化委員会の取り組み

REPORT
2025.10.02
環境美化インタビューサムネ

こんにちは。プロトソリューションの福田です。

オフィス環境は、社員一人ひとりの気持ちや仕事の効率に大きな影響を与えます。

「机の上が片付いていると仕事がはかどる」

「清潔な職場だと自然と気持ちが前向きになる」

そんな経験はありませんか?

私たちの会社プロトソリューションには、会社を利用する全ての人が社屋の保全と清潔さを保ち、心地良い環境を整えるため「環境美化委員会」があります。

この記事では、環境美化委員会設立のきっかけ、目的とゴール、具体的な取り組みについて、委員長を務める上江洲さんに話を伺いました。

上江洲さん

上江洲さん

<プロフィール>
上江洲 真美さん

プロトソリューション管理部 経理
会社の売上や経費などの請求まわりを担当。
環境美化委員会の委員長を務める。


Q:環境美化委員会設立の経緯を教えてください

プロトソリューションでは、日々の業務の中で社員から「もっと快適に働ける環境をつくりたい」という声が多く上がっていました。

例えば、共用スペースの整理整頓や清掃が後回しになりがちだったり、来社されたお客様に与える第一印象に課題を感じたりする場面がありました。

一方で、社員一人ひとりが「きれいな職場で働きたい」という思いを持ちながらも、それを実際の行動に結びつける仕組みは十分に整っていなかったんです。

こうした背景から、部門・部署を越えて社員が主体的に関わり合い、日常の中で環境意識を高めながら活動できる場をつくろう。

その想いを形にしたのが「環境美化委員会」です。

Q:環境美化の目的とゴールは?

目的は、社員が気持ちよく使えるように社屋を綺麗にすることです。
ゴールは、ゴミが落ちていないこと。

特に、今期の目標は「継続的美化」。汚れが溜まってからやる、時間が空いてからやるではなく、汚れやゴミに気づいた時点で綺麗にする。つまり継続的に清掃をしていくことになります。

それを誰か一部の人だけが担うのではなく、社員全員で取り組んでいく必要があります。

そのためには委員会が率先して美化活動の周知をしたり、仕組みを作っていく必要があります。

Q:環境美化の取り組み内容を教えてください

・クリーンデイ

プロトソリューションでは毎月2回「クリーンデイ」を実施しています。
クリーンデイとは、普段しない場所の清掃や、溜まった資料・データなどを6S=『整理・整頓・清掃・清潔・作法・正確』していく日です。
これをやることで、以下の3つのメリットがあります。

①仕事の生産性が向上する

6Sがなされていない環境では探し物を見つけるために貴重な時間を浪費してしまい、業務効率の低下を招いてしまいます。オフィスを常に整理し、無駄な時間を省くことで、生産性や品質の向上が期待できます。

②セキュリティリスクを回避できる

デスク上の書類が山積みになって散乱している場合、その中に個人情報や機密情報の書類があると第三者へ情報が漏れてしまう危険性が高くなります。
セキュリティの観点からも「外部に漏れないこと」「所在が明確であること」は必須であり、それらの条件を満たす為にも6Sは欠かせない要素となります。

③スタッフのモチベーションが向上する

快適なオフィス環境を保つことで、スタッフの仕事に対するモチベーションの向上が期待できます。6Sを続けることで雑然とした空間がなくなり、始業から退社まで気持ちよく仕事を進めることができます。


・全体清掃(四半期)

部署間の交流も兼ねて社員全員で清掃を行います。社屋、駐車場やトイレ、喫煙所に会社の外周など。


・Bikaブログの配信

「クリーンな情報発信」を合言葉に、毎月『Bika log』というメルマガを社内配信しています。
Bika logでは、社内を綺麗にする提案や、環境美化活動状況・取り組みなどを紹介しています。具体的には、「これって、燃えるゴミだっけ?」など意外と知らないゴミの分別方法だったり、汚れた場所に合ったオススメの洗剤など、清掃に役立つプチ情報なども紹介しています。
Bika logの内容は委員会メンバーでネタを出し合うなどして、毎月ローテーションで書いています。

Q:活動した中で大変だった点など

直近だと、カビ拭き清掃ですね。
前社長から2階トイレの天井のカビを指摘されたことがきっかけだったんですが、これを落とすのが大変でした・・。
社屋管理の担当者からカビ取り専用の薬剤を教えてもらいながら清掃を行いました。

清掃する社員(左)と、カビ掃除のbefore/after(右)


Q:委員会メンバーについて

委員会メンバーは20名。8つの部署から編成されていて、月1回のミーティングを行っています。
新たに清掃が必要な箇所の共有や、当月のブログ執筆担当者を決めたり、必要な清掃用具などがあれば補充したりします。
年齢も職種もキャリアも違うメンバーが集まっていますが、風通しの良い雰囲気のなかミーティングが行われています。
また、ミーティングで言えなかったことは、グループチャットで共有できるようになっていて、何かあればリマインドとして残すなど、チャットは割と活発に動いていますね。
あとで振り返ることができるのでグループチャットの存在は有難いです。

Q:取り組みの成果(社員からの声)

今年の8月に環境美化に関するアンケートを実施しました。アンケート結果の中から「会社が綺麗になった!」「清掃ありがとう!」「ゴミを拾って徳を積んでいます」などのお言葉を頂いています。

他にも「●●も清掃してほしい」「●●があったら嬉しい」などの要望も頂いているので、今後の取り組みの参考にしたいと考えています。

今のところ、「アンケートで活動を知った!」という社員もいるので、Bikaブログに写真を掲載して興味を持ってもらうとか、委員会の活動を皆に知ってもらえるよう工夫をしながら発信しています。

四半期に一度実施する全体清掃も、毎回同じメンバーが多いので、もっとより多くの社員に参加してもらえたら嬉しいです!

Q:今後の取り組みは、継続的美化から「自発的美化」へ

社内にゴミが落ちていないことがゴールになりますので、社員全員の「自発的美化」が重要になってきます。

そのためには委員会活動の機会を今よりも増やしたり、委員会メンバーとの連携を強化していく必要があります。

清掃も自分のところだけではなく、周辺までやってみる、など清掃の範囲を広げていくことでそれを見た人が「私も真似してみよう!」という風土が形成されていくかもしれません。

落ちているゴミがあれば率先して拾う、活動を発信する、環境美化委員会が中心になって取り組んでいきたいと思います。

環境美化委員長の上江洲さん


最後に

環境美化委員会の活動は、単なる整理整頓や清掃にとどまりません。

社員一人ひとりが自ら考えて行動する「自発的美化」が人間力を育み、職場の雰囲気やチームワークをより良いものへと変えていきます。

この積み重ねこそが、会社全体の力となり、社会から信頼される企業文化につながると考えています。

私たちは今後も美しい職場環境を通じて、社員の成長と社会への貢献を目指してまいります。

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この記事を書いたひと:福田 聡樹(ふくだ さとき)

Webソリューション部所属。自社ホームページ編集長。ブログ/インタビュー/動画などのコンテンツを使ってプロトソリューションの取り組み、サービスやタレント情報の発信をしています。趣味は水泳/推しはXGのHINATA/MBTIはENFJ/ボダコ🐕と暮らす陽気な中年。

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