自分が携わった製品が世に出る嬉しさ。~受付クラウドシステム『ラクネコ』①~

REPORT
2020.03.10

櫻井 康也 Kouya Sakurai

2013年入社。プロトソリューション仙台本社(宮城県仙台市)AIテクノロジー推進室の新規サービス開発チームに所属。
新規サービスの開発やAI技術の研究に従事。新規サービス開発においては、企画や市場調査から設計/開発/テスト/リリース、サービス利用者へのヒアリングまで開発工程の全てを担う。
2020年2月には、”受付をもっと気軽に、スマートに。” をコンセプトに、ストレスフリーな受付環境を実現する受付クラウドシステム『ラクネコ』をリリース。



今回は櫻井氏より、弊社の新サービスである『ラクネコ』の開発から導入までの軌跡を語って頂きます!
受付クラウドシステム『ラクネコ』は以下画像をクリック!

普段の業務やこれまでの実績などを教えてください。


2013年に新卒入社して最初に、某キャラクターのAndroidアプリケーションの開発に携わりました。自分が携わった製品がスマホにプリインストールされ、世に出る嬉しさをそこで初めて感じました。

2014年には電力関連企業に常駐してのシステム開発を経験。2015年に社内に戻り、クルマポータルサイト関連の運用保守チームに参画しました。

2016年にクルマポータルサイト次世代基盤のAPIチームに参画し、基盤の部分をAWSへ移設。APIの刷新・構築する部隊として2年半従事しました。
2018年末から現在のチームに移り、新規サービスの開発を行なっています。



櫻井さんは「ダウンしないサービス」を提供されていると社内でも定評ですが、開発で特に意識されていることは何でしょう?


その定評は初耳でした!(笑)
意識していることと言いますか、学んだこととしては、問題が起こるリスクを事前に明確にすることです。
基盤はサービスを支える部分ですので少し止まっても大問題になり得ます。システムを変更するにしてもどういうところに影響が出るのか?というところを把握して、それを踏まえたうえでレビューする。そして問題がなければテストするみたいな感じです。
以前、リリース前に気づいたんですが、目に見えないところで影響していたバグがあってヒヤっとしたことがありました。リスクヘッジは自身の経験で洗い出すこともありますが、やはりプロジェクトはチームで進めていくもの。自分だけが意識していれば良いではなく、チームメンバーへの共有(教育)を心掛けています。あと、Wチェックは絶対ですね。



なるほど!今回の『ラクネコ』も、そういったイシューを特定することから始めたのでしょうか?


そうですね。受付業務の課題としては、

・従来の内線受付では、電話対応者が他の業務を一時的に対応する必要があり、効率が落ちているということ。
・来訪者としては、用件のある担当者がどの部署なのかわからず、受付で迷ってしまうケースがあるということ。


多くの企業では相手先へ訪問した際に“内線電話で受付をする”といった、旧態依然としたスタイルが普及していました。私たち新規サービス開発チームではそこを課題と捉え、変えていきたいという意思があったんです。



新規サービスの開発に携わる櫻井氏は、自身の製品が世に出るということ、それを使ってくれる人がいること、その責任を常に念頭に置いている。
そのため、1つの製品開発に対していくつものリスクを熟考することに余念がない。
そんな櫻井氏が手掛けた『ラクネコ』とはどのようなサービスなのだろうか。

次回は、『ラクネコ』導入の背景や、櫻井氏が受付システムに取り入れる“楽しさの部分”などに、さらに詳しく触れていきたい。

続きはこちらラクだからこそ“おもてなし”を。~受付クラウドシステム『ラクネコ』②~




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インタビュアー:福田 聡樹(ふくだ さとき)
株式会社プロトソリューション Webマーケティング部所属。自社ホームページ編集長。
好きなもの:爬虫類全般、本のにおい。

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