母校で伝える「キャリア」への想い。講師デビュー<キャリアデザイン>名桜大学

NEWS
2021.03.12

母校である名桜大学にて、教壇に立つのは人事・採用担当の松村。
コロナ禍において、自身のキャリアを想像するのが難しい学生に向け、社会人のリアルとキャリアへのアツイ想いを3回の講義で伝えたのは…?

十数年ぶりに母校を訪れた松村にインタビューしました。

icon_松村

icon_松村

松村 賢(まつむら けん)
沖縄本社人事として新卒をメインにリクルーターとして活躍中。
座右の銘:リスペクトを忘れない。
私生活:5歳と2歳の女の子の父業もしています。
ハマっていること:最近は、漫画キングダムにドはまり中で、キングダムから得る学生キャリア論も実施しちゃうほど!
好きな言葉:「前進」

今回講義を実施した「キャリアデザイン」について教えてください

名桜大学の2年次・3年次向けに開催される「キャリアデザイン(Career Design)」という講義の中で「社会を知る」というパートがあり、【社会人インタビュー】の枠が設けられています。 今回はご縁があってその3回の講義にお招きいただき、教壇に立ちました。

キャリアデザイン(Career Design)

キャリアコンサルティングとして主に大学生の就職活動支援に携わっている経験を活かし、2年次・3年次の時期から大学卒業後の進路選択を見据えて、講義にて自己分析や現代社会についての社会認識を積極的に行うことを中心とする。キャリアプランニングを意識した学習活動、学生生活の活かし方、人生設計の大切さを理解し、講義で学んだ内容を実生活で取り組めることを目標とする。さらに社会が求めるコミュニケーション力など実践的なスキルの必要性や現在の日本の労働環境と労働者の権利・義務などへの理解も深める。 (名桜大学シラバスより「授業の概要」)

母校での講義ということで、教壇に立つきっかけを教えてください

昨年より、母校である名桜大学には就活イベントなどでお世話になっておりまして、私自身も学生に対して「先輩」として、企業に所属する「人事」として何か出来ることはないかと思っていました。そのときに、キャリアについて話すことが今の学生さん(特に就活生たち)にとって有意義ではないかと思い、私からキャリアセンターの担当者様へ連絡とってみたところ、キャリアデザインという講義があるということを知り、担当者(大田さん)へ繋いでくださったのが実を結び、今回の講義になっております。

講義の写真をみると皆さん楽しそうに受講されてましたね!

約20名が受講する「キャリアデザイン」の講義では、生徒の皆さんは本当に真剣に取り組んでくれましたね! キャリアデザインということだけではイメージしづらいと思い、言い方(捉え方を変えて)生き方、人間性を磨いていくこととして、様々なワークに取り組んでもらいました。 実は、私が大好きなマンガを題材にして講義を進めさせていただいたんです。 そのマンガの中では、生き方や人間性が多く描かれているので、学生の皆さんにとってもわかりやすいと思ったからです。 幅広い世代に人気のマンガなので、学生の皆さんにもスッとイメージできたのではないかなと思います。

実は、プロトソリューションの入社時研修で使用するキャリアデザインシートを活用した講義も行いました。 自分の5年後、10年後を想像するって、大事だとはわかっていながらもなかなか自分からできていないことが多い。 将来を具体的にイメージすることで、今日明日の行動が変わってきます。 大きな夢も、実際に今日の一歩から始まるわけです。
ただ、「大きな夢」だけで終わるのではなく、その夢につながる道を描くことが一つ「キャリアデザイン」に繋がるんじゃないかなと思って、講義させていただきました。

受講された生徒さんはどんな学びを得てましたか?

ワークの際に、グループごとに少しずつ話を聞いて回ったのですが、制約をとっぱらった夢って楽しいんですよ。本気になれるんですよね。 だけど、「今できること」から考えると、どうしたって「大きな夢」には到底届かない。 自分で自分にかけてるストッパーを外して欲しいですね。 学生さんたちには、とことん楽しい夢を、大きな夢を具体的に想像してもらうことの楽しさを味わってもらえたことが大きかったんじゃないでしょうか。
後は、自分のことを他者に話すこと(伝えること)って中々ない機会だったようで、「SNSが当たり前」「直接面と向かって話す機会がない」そんな今だからこそ、自分のことや夢を自分の口で語るってところは大切にして欲しいと思いますし、傾聴することも大切であると気づきを得た学生さんが多いように感じています。

採用担当として、大切にしていることを教えてください

学生さんとお会いする機会が多いのですが、とことんその学生さんに向き合うことを大切にしていますね!

一生に一度の新卒就活を最高のものにするために、後悔のないように、そしてさらに、私と出会ってくれたことに最大限の感謝と敬意を込めて対応したいといつも思っています。 本気で向き合うと、殻を破る子が結構いるんですよね。 その瞬間、サイコーに楽しいですね! 「ああ、人事やってて良かった」と思う瞬間です。 「松村さんと話せて良かった」と言ってもらえると、もっと本気で向き合おうって思えますよね。 説明会や面接の場、交流会は今はオンラインですが、そういう少しでも向き合える場面はこれからも本気で、かつ、敬意を持ってぶつかっていきたいです。

ページトップへ戻る