Flutter アプリをお手軽に Codemagic で CI に対応

REPORT
2022.09.15

はじめに

初めまして。プロトソリューションの川満と申します。

2012年に入社し、スマートフォンアプリの開発・運用保守に携わっております。

現在は主にFlutterを使用し、スマートフォンアプリの開発をしております。

この記事ではそんなFlutterのCI/CDツールである、Codemagicの導入からCI実行について解説したいと思います。

導入開始

まずはアカウント作りから、CodemagicではGitHubやGitLabと連携できる前提のため、対象のアカウントがあればそのままCodemagicのアカウントを作成できます。

今回はGitHubアカウントで作成します。

アカウントを作り終わったら、導入するアプリを設定します。[Add application]より追加できます。

追加するアプリのリポジトリ設定を行い、Project Typeを設定します。(今回はFlutter App)

ビルド設定準備

ビルドするプラットフォームを指定(今回はRun tests only)します。

自動でビルドが始まるタイミングもブランチ指定やタグ指定で設定できますが、今回はパスします。

テスト設定

ビルド前に実施するテスト内容および静的解析の有無を設定します。

静的解析ツールを新規で導入せずとも良いです。

ビルド設定

ビルドするFlutterおよびXcode、CocoaPodsのバージョンを指定

通知先設定、そしてビルド開始

デフォルトでメールアドレスが設定されてますが、Slackにも通知が送れますので通知を設定し、[Start New Build]よりビルド実行

ビルドが成功するとこのようにSlackに通知がきます。

成果物のリンクも送られてきます。

逆に失敗した場合は、このような通知がきます。

まとめ

今回はテスト実施・静的解析をゴールとしたのでここまでですが、証明書周りもしっかり設定すれば実際のストアへの配信も簡単に行えます。

無料枠では毎月500ビルドまでという制限を超えてしまうことも考えられますので、本活用する場合は有料プランをお勧めしたいところです。

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