プロトソリューションでは、お客様に心から満足していただける高品質なサービスを提供するため、様々な品質向上の取り組みを行っています。
今回は毎月実施している「QC(品質管理)運用点検チェック」についてのご紹介です。
■■取り組み目的■■
社内の各業務における、品質管理の運用状況を定期的にチェックするためです。
納品したサービスの「結果」だけでなく、作業工程という「プロセス」に異常が発生していないかを確認します。
そうすることにより、誤った結果(品質事故)に繋がりそうな状況だ、というリスクの早期発見に繋がったり、逆に「良い状態にある」という確認にもなります。
■■取り組み内容■■
毎月一回、業務やチーム単位ごとに、大まかに下記4つのカテゴリについて確認します。
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【カテゴリ1】品質事故の振り返り
✔チェック観点
・チームで振り返りが確実にされており、しっかりと教訓にされているか?
・原因に対する対策が継続して行われているか?
【カテゴリ2】クオリティチェックフローについて
✔チェック観点
・運用ルールに変更はなかったか?
・変更したルールでも変わらず品質担保できる状態か、第三者の確認を入れたか?
・変化点についてチーム内全員への共有は行われているか?
【カテゴリ3】仕組化について
✔チェック観点
・運用の仕組み(マニュアル/フォーマット等)は最新の状態で活用されているか?
【カテゴリ4】教育について
✔チェック観点
・新しく業務に加わった人がいるか?
・教育プログラムに沿って教育が実施されているか?
・継続してフォローを行っているか?
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■■Q&A■■
Q
さらに月一でも運用点検として実施するのは、日々のチェックと重複し二度手間でないでしょうか?
A
ですが、日々のチェックと全く同じ観点ではなく、それぞれが独立した役割のあるチェックだと考えています。
「定期的に」実施する意義は「定点チェック(定点観測)」ができるからです。
毎日の視点は「昨日」との違い、月一での視点は「先月」との違いのように、異なる定点から確認することで新たなリスクを発見できる場合があります。
特に、一旦立ち止まって「把握していることに抜けモレはないか?」と考えながら行うことが有効です。
■■今後について■■
高い品質という結果は、良いプロセスから生みだされるものです。
だからこそ、最終的なサービス品質のみをチェックするのではなく、日々の運用も定期的にチェックし管理していかなければなりません。
安定して品質を維持向上させるため、私たちはこれからもこの活動を続けてまいります。
品質管理委員会