独自の品質マネジメントシステム 「PS-QMS」で、組織単位の品質管理を推進

REPORT
2020.09.14

こんにちは!プロトソリューションの比嘉です。

私は品質管理委員会の一員として社内の品質向上を目指して活動しています。



品質管理委員会とはお客様に心から満足していただける高品質なサービスを提供するため、各部署において品質課題の協議・検討・共有を行っています。

「品質」の定義やニーズは、お客様によって多岐に渡り、時とともに変化します。
お客様に心から満足していただける高品質なサービスを提供し続けるため、プロトソリューションは様々な取り組みを行っています。

具体的なToDoを進めるために、品質管理活動をどのような考えのもとで推進するのか?
プロトソリューションでは以下の「品質方針」掲げて、その方向性を明確にしています。

品質方針

1.お客様の期待を把握し、満足度向上を目指します。
2.品質向上のための技術を追求します。
3.PS-QMS(当社独自の品質マネジメントシステム)の運用により、品質の評価と改善を継続的に行います。
4.社員全員がこの方針に基づき、品質向上に取り組みます。

質問者
質問者
方針の3.にある、「PS-QMS(当社独自の品質マネジメントシステム)」とはどういったものなのでしょうか?
簡単に述べると「当社の風土に合わせて構築した、品質マネジメントの仕組み」です。
もう少し詳しく紹介いたします。
品質管理担当
品質管理担当

<PS-QMSとは>

プロトソリューション(PROTO Solution)の頭文字「PS」と、品質マネジメントシステムQuality Management System)という概念の頭文字「QMS」を組み合わせたものです。

■PS-QMS体系図■

当社には約600名規模の社員が在籍していて業種も多岐に渡り、それぞれが独立した体制となっています。
そうなると品質管理活動にムラが出てしまったり共有漏れが発生したりと、品質への意識がどうしても点になってしまいます。

そういった点を線にするために、品質管理委員会が横串しで入ることで改善効果を高め、継続的に取り組み続けれるよう体系化した仕組みが「PS-QMS」です。

品質管理委員会では「PS-QMS」を具体的に実行していくため、下記のように活動のフェーズをPDCAというカテゴリに分け、それぞれのフェーズで様々な取り組みを行っています。

■フェーズごとの取り組みについて■

フェーズ 取り組み 期待する効果
Plan(計画) ・各部署の品質年間計画の立案 ・課題と目標を明確に定め、年間を通したスケジュールを組んで実行し、推進力向上
Do(実行) ・品質年間計画の実行
・日々の業務フロー改善、効率化
・QCMTG、ヒヤリハット報告(リスク早期検知・共有)
・業務フローの改善・効率化
・リスク抽出と共有により、早期リスク対策
Check(確認) ・社内:品質データを分析し、各部署へレポーティング
・社外:顧客満足度調査
・品質課題の傾向把握し、対策の優先度を決定できる
・お客様ニーズに対する観点でも、品質向上に向けた課題が分かる
Action(改善) ・各部署:品質年間計画実施の効果・社内外のデータ分析結果をもとに、再計画
・組織として:品質管理委員会を開催しPS-QMSのサイクルを定期的に見直し
・取り組み内容や、仕組み自体も定期的な改善ができる

質問者
質問者
Check(確認)のフェーズでのレポートやチェック内容、Action(改善)フェーズの品質管理委員会で協議された内容は、その後どのように現場の各スタッフ一人ひとりまで伝わるのですか?
基本的には「品質管理委員会(委員)⇒各部署のQCMTG(各チームLD)⇒チームのスタッフへ」という流れになります。
品質方針で「社員全員がこの方針に基づき、品質向上に取り組みます。」と掲げているように、全員で取り組むためには連動性は非常に重要です。
品質管理担当
品質管理担当

<まとめ>

品質管理活動を実践していくためには、まず品質方針を明確にすること。
そして第3機関(品質管理委員会)が品質のPDCAサイクルを回すことで、連携の取れた品質マネジメントを継続的に運用することが可能になります。

組織の規模に左右されない堅実な品質マネジメントシステムを運用していくために。

私たちプロトソリューションは、これからも品質にこだわり続け取り組んで参ります。

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