こんにちは。福田です。
突然ですが皆さん、夏の風物詩といえば何を思い浮かべますか?
風鈴?蚊取り線香?金魚すくい?スイカ割り?
どれも正解ですが、やっぱり花火大会は外せませんよね♪
今回のFUKU LABでは、プロトソリューションがスポンサーとして参加する夏の大イベント『琉球海炎祭』へ独自取材に行ってきました!
花火イリュージョンと題し、最新テクノロジーを駆使した花火が音楽や演出にあわせて沖縄の夜空を駆け巡る!
打ち上げられる10,000発の花火を、当社の社員がドローンを使って空撮します!
今回の記事では、その撮影の様子をお届け。
もうホント、大変だったよーーー!!!!
ankaiさん
メディア事業部グー沖縄所属。
ドローンパイロット(DJIスペシャリスト認定)。
グー沖縄、グーバイク沖縄に掲載する物件情報の素材、取材といったコンテンツのカメラマンを担当している。
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困難な状況下での開催準備
今回の『琉球海炎祭』は3年ぶりの開催。
長引くコロナの影響で2019年から中止を余儀なくされていました。
コロナ禍で苦しい思いをした人たちのためにも、なんとか開催させたい!
『琉球海炎祭』運用側の想いを受け取り、我々も一致団結して撮影に臨みます。
そんな『琉球海炎祭』の前日は、なんと台風。
沖縄では梅雨明け早々台風に見舞われてしまう。しかもイベント前日に。
そして、当然ながら明日の雲行きも怪しい。
福田「雨の場合、ドローン飛ばせなくない?」
Ankai「そうですね~・・・晴れて欲しいですね」
そんな会話をしながら準備を進めていく。
『琉球海炎祭』当日
午後1:00ーーー。
早めに出社した2人は、当日の天気予報を恐る恐る確認する。
福田「うわ!今日雨じゃん」
Ankai「80%ですね・・・」
降水確率を見て愕然としたが、こんなときこそポジティブにいきたい。
福田「琉球の神様がいるから、きっと晴れるよ」
開演は20:00からだが、ドローンのテスト飛行があるので早めに現場入りします。
雨の振る中、現場へ到着。
ポジティブにとは言ったけれど、この時点で会場のあちこちが雨で濡れていて「本当に開催できるのだろうか?」と一抹の不安を覚える。
ドローン撮影の打ち合わせ
とりあえず開催の方向で撮影部隊との打ち合わせがスタート。
空中でのドローン配置場所や撮り方、飛ばすタイミングなどを決めていく。
今回、合計6台のドローンを同時に飛ばすので、かなり大掛かりだ。天候の悪い中での空撮はリスクも大きい。現場には緊張感が漂う。
それぞれの持ち場を把握したら、テスト飛行に移る。
すると突然ーーー
雨が降り出す・・・。
福田「また降ってきたー!」
Ankai「今日はずっとこんな調子ですね・・・」
このままではテスト飛行なしのぶっつけ本番になりそう・・・。
それから2時間後ーーー。
雨は降っては止んでを繰り返し、やっとテストすることが出来た・・・。
テスト飛行のあとに映像チェックも完了!
あとは本番を待つだけだ!
そのまま晴れていてね。。。
開演前のスコール
午後7:00ーーー。
日の沈みも遅くなってきて「もう夏だなぁ〜」なんて呑気に構えている頃、会場にもお客さんが入り始める。
この日の気温は33℃。雨が降って曇っているとはいえ、長時間も外にいれば流石に日焼けもする。
この時点で福田の取材はほぼ終えたので、少し眠い。(ankaiさんには悪いけど)
リラックスしてきたせいか、肌がヒリヒリしてきた。
そして開演30分前にまた雨が降り出した!
もう止めてくれー!!
琉球の神よー!!雨を鎮めたまへ〜!!
しかし打ち上げ花火というのは、雨程度では中止にならない。
問題はドローンなのである。ドローンは、雨では飛ばすことができないからだ。
開演時間の午後8:00を過ぎた頃、雨が止んだーーー。
打ち上げ花火スタート
やはり琉球の神はいた!!
無事、花火が打ち上げられましたーーー!!
こんなに間近で花火を見るのは初めてだったので、その色鮮やかさ、内臓まで響く爆音、火薬の匂い、止まらない奇声(福田の)、目も、耳も、鼻も、口も大忙しでーす!!
この一瞬のために打ち上げられる花火、一発一発が夜空で花開くたびに歓喜してしまい、
もう、感動が追いつきません。
あ、
ーーー取材、忘れてた・・・。
ドローン空撮開始
危うくスタッフ紹介ならぬ “花火紹介” になるところでしたが、いよいよドローンでの撮影時間が近づいてきました。
Ankai「夜は見えにくいですね!」
福田「え?見えにくいって・・・大丈夫なの!?」
Ankai「多分・・・大丈夫です!」
撮影部隊のリーダーが無線で合図を送り、6台のドローンを同時に飛ばす。
ドローンの台数も然ることながら、この暗闇の中での飛行は至難の業だろう。
撮影部隊6台の立ち位置は離れているが、それぞれの持ち場で責務を全うすべく、懸命にドローンを操作。
その様子を隣で見ていると、撮影部隊の “見えないチームワーク” を感じます。
最後に
本来は慰霊鎮魂や疫病退散などの目的がある花火ですが、音楽に合わせて点火させるテクノロジーを導入することで、よりダイナミックなショーとして楽しめるようになりました。
コロナの影響で苦しい思いをした人たちのために花火を打ち上げ、人々の心に希望の光を灯す。
花火も綺麗でしたが、その花火を創り上げたクリエイターの美しく素晴らしい琴線に触れることが出来て、本当に参加して良かったです^^
撮影されたドローンの映像は『琉球海炎祭』のYouTubeチャンネルで近日アーカイブされる予定です!
会場で花火をご覧になった方も、そうでない方も、空からの花火映像をぜひ堪能ください♪
この記事を書いたひと:福田 聡樹(ふくだ さとき)
株式会社プロトソリューション Webマーケティング部所属。自社ホームページ編集長。ブログ/インタビュー/動画などのコンテンツを使ってプロトソリューションの取り組み、サービスやタレント情報の発信をしています。
好きなもの:爬虫類全般、犬全般、本のにおい。