『琉球海炎祭 2022』を独占取材!ドローン空撮の裏側に迫る!

REPORT
2022.07.08

こんにちは。福田です。

突然ですが皆さん、夏の風物詩といえば何を思い浮かべますか?

風鈴?蚊取り線香?金魚すくい?スイカ割り?

どれも正解ですが、やっぱり花火大会は外せませんよね♪

今回のFUKU LABでは、プロトソリューションがスポンサーとして参加する夏の大イベント『琉球海炎祭』へ独自取材に行ってきました!

花火イリュージョンと題し、最新テクノロジーを駆使した花火が音楽や演出にあわせて沖縄の夜空を駆け巡る!

打ち上げられる10,000発の花火を、当社の社員がドローンを使って空撮します!

今回の記事では、その撮影の様子をお届け。

もうホント、大変だったよーーー!!!!

ankaiさん紹介写真

ankaiさん紹介写真

ankaiさん

メディア事業部グー沖縄所属。
ドローンパイロット(DJIスペシャリスト認定)。
グー沖縄、グーバイク沖縄に掲載する物件情報の素材、取材といったコンテンツのカメラマンを担当している。


プロトソリューション社員がドローンパイロットへ!?

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困難な状況下での開催準備

今回の『琉球海炎祭』は3年ぶりの開催。

長引くコロナの影響で2019年から中止を余儀なくされていました。

コロナ禍で苦しい思いをした人たちのためにも、なんとか開催させたい!

『琉球海炎祭』運用側の想いを受け取り、我々も一致団結して撮影に臨みます。

今回の花火大会で活躍するドローンと機材たち

そんな『琉球海炎祭』の前日は、なんと台風。

沖縄では梅雨明け早々台風に見舞われてしまう。しかもイベント前日に。

そして、当然ながら明日の雲行きも怪しい。

福田「雨の場合、ドローン飛ばせなくない?」

Ankai「そうですね~・・・晴れて欲しいですね」

そんな会話をしながら準備を進めていく。


『琉球海炎祭』当日

午後1:00ーーー。

早めに出社した2人は、当日の天気予報を恐る恐る確認する。

福田「うわ!今日雨じゃん」

Ankai「80%ですね・・・」

降水確率を見て愕然としたが、こんなときこそポジティブにいきたい。

福田「琉球の神様がいるから、きっと晴れるよ」

開演は20:00からだが、ドローンのテスト飛行があるので早めに現場入りします。

クルマに乗った途端にポツポツと雨が降り始める
福田もカッパで取材に臨みます



雨の振る中、現場へ到着。

ポジティブにとは言ったけれど、この時点で会場のあちこちが雨で濡れていて「本当に開催できるのだろうか?」と一抹の不安を覚える。

既に沢山のキッチンカーが到着しているのだが・・


ドローン撮影の打ち合わせ

とりあえず開催の方向で撮影部隊との打ち合わせがスタート。

空中でのドローン配置場所や撮り方、飛ばすタイミングなどを決めていく。

今回、合計6台のドローンを同時に飛ばすので、かなり大掛かりだ。天候の悪い中での空撮はリスクも大きい。現場には緊張感が漂う。

立ち位置や狙うポイントをすり合わせるドローン撮影部隊



それぞれの持ち場を把握したら、テスト飛行に移る。

すると突然ーーー

雨が降り出す・・・。

福田「また降ってきたー!」

Ankai「今日はずっとこんな調子ですね・・・」

このままではテスト飛行なしのぶっつけ本番になりそう・・・。

それから2時間後ーーー。

雨は降っては止んでを繰り返し、やっとテストすることが出来た・・・。

先ほどの大雨が嘘のような晴天っぷり
ankaiさんのドローンは、高度130mの位置まで上昇



テスト飛行のあとに映像チェックも完了!

あとは本番を待つだけだ!

そのまま晴れていてね。。。

ビーチには『琉球海炎祭』の文字が入った砂のレリーフが^^


開演前のスコール

午後7:00ーーー。

日の沈みも遅くなってきて「もう夏だなぁ〜」なんて呑気に構えている頃、会場にもお客さんが入り始める。

この日の気温は33℃。雨が降って曇っているとはいえ、長時間も外にいれば流石に日焼けもする。

この時点で福田の取材はほぼ終えたので、少し眠い。(ankaiさんには悪いけど)

リラックスしてきたせいか、肌がヒリヒリしてきた。

『琉球海炎祭』の会場となるビーチにお客さんが集まってきている



そして開演30分前にまた雨が降り出した!

もう止めてくれー!!

琉球の神よー!!雨を鎮めたまへ〜!!

日が沈むと同時に雨が降り始める会場



しかし打ち上げ花火というのは、雨程度では中止にならない。

問題はドローンなのである。ドローンは、雨では飛ばすことができないからだ。

雨雲レーダーを確認するankaiさん



開演時間の午後8:00を過ぎた頃、雨が止んだーーー。


打ち上げ花火スタート

沖縄最大のエンターテインメントの狼煙が上がる



やはり琉球の神はいた!!

無事、花火が打ち上げられましたーーー!!

オープニングから感動が止まらない



こんなに間近で花火を見るのは初めてだったので、その色鮮やかさ、内臓まで響く爆音、火薬の匂い、止まらない奇声(福田の)、目も、耳も、鼻も、口も大忙しでーす!!

もはや迫力があり過ぎて震える



この一瞬のために打ち上げられる花火、一発一発が夜空で花開くたびに歓喜してしまい、

もう、感動が追いつきません。

あ、

ーーー取材、忘れてた・・・。


ドローン空撮開始

危うくスタッフ紹介ならぬ “花火紹介” になるところでしたが、いよいよドローンでの撮影時間が近づいてきました。

ドローン飛行のスタンバイ中


Ankai「夜は見えにくいですね!」

福田「え?見えにくいって・・・大丈夫なの!?」

Ankai「多分・・・大丈夫です!」

撮影部隊のリーダーが無線で合図を送り、6台のドローンを同時に飛ばす。

ドローンの台数も然ることながら、この暗闇の中での飛行は至難の業だろう。

モニターの座標とドローンを目視確認しながら花火を空撮していく



撮影部隊6台の立ち位置は離れているが、それぞれの持ち場で責務を全うすべく、懸命にドローンを操作。

その様子を隣で見ていると、撮影部隊の “見えないチームワーク” を感じます。

ankaiさんが花火を操作している様に見えるがそうではない
葛飾北斎の作品を花火で表現
花火でこんなこと出来るんですね。もはやマグマの波です
フィナーレは『扇』でしょうか? 綺麗ですね


最後に

本来は慰霊鎮魂や疫病退散などの目的がある花火ですが、音楽に合わせて点火させるテクノロジーを導入することで、よりダイナミックなショーとして楽しめるようになりました。

コロナの影響で苦しい思いをした人たちのために花火を打ち上げ、人々の心に希望の光を灯す。

花火も綺麗でしたが、その花火を創り上げたクリエイターの美しく素晴らしい琴線に触れることが出来て、本当に参加して良かったです^^

撮影されたドローンの映像は『琉球海炎祭』のYouTubeチャンネルで近日アーカイブされる予定です!

会場で花火をご覧になった方も、そうでない方も、空からの花火映像をぜひ堪能ください♪

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この記事を書いたひと:福田 聡樹(ふくだ さとき)

株式会社プロトソリューション Webマーケティング部所属。自社ホームページ編集長。ブログ/インタビュー/動画などのコンテンツを使ってプロトソリューションの取り組み、サービスやタレント情報の発信をしています。
好きなもの:爬虫類全般、犬全般、本のにおい。


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