「ASPIC会長賞」を受賞した受付クラウド「ラクネコ」!営業・開発担当者インタビュー

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2021.12.09

「第15回 ASPIC IoT・AI・クラウドアワード 2021」において、支援業務系ASP・SaaS 部門応募155サービスの中から、「ASPIC会長賞」を受賞した受付クラウドシステム「ラクネコ」。2020年2月よりサービスを開始し、約1年半で150社を超える企業さまに導入いただいた「ラクネコ」について、ユーザーの最前線で活躍する営業担当と、スピーディな開発で要望に応え続ける開発担当の2名に受賞後のインタビューを行いました。

営業担当:鈴木(左)開発担当:櫻井(右)

まずは受賞おめでとうございます!日本国内で優秀かつ社会に有益なクラウドサービスに授与されるアワードの一つを受賞した感想は?

櫻井:自分が携わった仕事が「賞」として外部に認められたことが、純粋に嬉しかったですね。
賞としては(グランプリなど)まだ上があるのですが、伸びしろがあるということで、上を目指して頑張ろうと思います。

鈴木:2006年から続く栄誉ある賞の一つをいただいたということで、サービスの信頼度は増したのではと思います。
サービスサイト上に、今は特許取得の月桂冠があるのですが、受賞によって月桂冠の数も増えたのは嬉しいですね。
サービスとしては後発になるので、その中で対応の細やかさ、柔軟なアップデートが認められたのではと思っています。

櫻井:アワード受賞サービスでは、様々な社会課題を解決するサービスが選ばれていたので、上を目指すためには、さらに社会に貢献できるよう開発も行っていきたいですね。

鈴木:次はグランプリを目指していきたいですね!

受付クラウドサービス「ラクネコ」の一押しポイントは?

櫻井:インターホン機能(2021年10月リリース)ですね。
 「会話ができる」というのはお客さまからの要望も多かったのでイチオシです。

鈴木:この機能はかなり評判がいいですね。そもそもは内線とも連携したい、という声から検討に入りました。ただ、PBXとの連携だと工事も開発工数もかかって、スピーディに対応できない。
そこで、内線連携の代わりに通話機能を持たせることになったんです。

櫻井:もともと既存のラクネコモバイルアプリ間の通話機能があったので、それを受付と通話できるよう拡張しました。当初より拡張性は考えて開発を行っているので、開発自体はスムーズでしたね。
ただ、受付には様々なシーンが存在しますので、そこに通話機能を組み込むためにはどのような課題が存在するかを考えるのは大変でしたね。
通話機能を実装するだけなら簡単でも、総合受付や求職者(面接希望)など、誰に通話を繋げるかなどのユーザビリティ部分は考慮しました。

導入企業が150社超とのことですが、どういう業態が多いですか?

鈴木:実は業種・業態が決まっていないんですよね。
 IT企業だけではなく、不動産や建設業、工場へも導入しています。
とある工場・研究所から「退館記録が欲しい」という要望をいただいて、追加機能を実装したこともありました。
 工場って広いんですよね。だからこそちゃんと退館されたかの管理がしたいという。
 「受付」の枠を大きく超えて、お客さまの課題を解決することができているのは嬉しいですね。

「受付」の枠を超えた思い出深いお客さまのストーリーは?

鈴木:1000人超えの大企業と美容室は思い出深いですね!
 大企業の場合はセキュリティなどもしっかりしているからこそ、独自の資料作成などもありましたね。

櫻井:はい、開発側もクラウドサービスの可用性やセキュリティに関する質問資料への対応などサポートをさせていただき、「こんなところを聞かれるのか」という気づきがあり、他の開発にも役立ちそうな経験ができました。

鈴木:美容室の場合だと、最近はWeb予約が主流なわけですよ。となると、ラクネコで指名したスタイリストを呼び出して受付をする、という使い方をしていただいていたり。
他にも、実は新型コロナウイルス感染症のワクチンでの職域接種で、ラクネコを活用していただいた事例もあるんですよね。自社サービスが少しでもエッセンシャルワーカーの方々の課題解決に繋がっていれば、こんな嬉しいことはありません。

カスタマー担当:新垣(左)営業担当:鈴木(右)

毎月多くのアップデートが行われていますが、対応の際に工夫している点は?

櫻井:日常で使っていただくサービスなので、日々お客さまからご要望はいただきます。
ただ、限られた開発リソースの中で対応していく必要がある中、ただ「要望を受け入れる」のではなく、その要望にどんな背景があるのかを考えるようにしています。
有名な話で、ドリルを買いに来たお客さまが欲しいのはドリルじゃなくて穴だ、というのがありますが、それと同じです。お客さまの要望が本当に望ましい仕様なのかしっかり検討し、本当にやりたいことを考え抜いた上で、シンプルかつ低コストで解決できるよう検討を重ねて開発をしています。

お客さまからの要望を伝える営業担当と、開発担当とで意見の食い違いなどは?

鈴木:営業と開発でバトルすることはないですね(笑)
お客さまの意見は実際にご利用いただいて出てくる課題なので、もちろん解決したいのですが、様々な意見を集約した上で優先順位を決めるよう、密に連携しています。

櫻井:たまに、A社とB社で要望が正反対のものがあがることがあります。ただ、詳しく話を詰めていくと、要望の背景が見えてきます。
一見正反対のものに見えても、より良い改善策が見つかることも。今後もお客さまの要望にはしっかり応えていきたいですね。

カスタマー担当:阿部(左)開発担当:櫻井(右)

ラクネコが目指す今後の展望を教えてください

櫻井:「ラクネコ」がリリースしてもうすぐ2年を迎えます。その中で、いろいろな企業の受付をみてきて、様々な受付の形態・受付シーンがあることを知りました。
今までは、企業のエントランスの受付を想像して開発してきましたが、先ほどの工場や職域接種、美容室など、より多くのお客さまを想像しながら、新しい分野の開発に挑戦していきたいですね。
「受付」を超えて様々な課題を解決していきたいです。

鈴木:約1年半で150社超の企業さまに導入いただいているので、次は1000社を目指していきたいです。
既存サービスにあるからこの機能を入れよう、ではなく、お客さまの課題に真正面から向き合ってそこを解決できるように、いろいろな声を拾っていきたいですね。

インタビューありがとうございました!受付の枠を超えてお客さまの課題解決を目指す受付クラウドシステム「ラクネコ」の今後に、乞うご期待ください。ASPIC会長賞受賞、おめでとうございます!

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受付クラウドシステム「ラクネコ」、総務省後援「ASPIC IoT・AI・クラウドアワード 2021」において支援業務系 ASP・SaaS 部門「ASPIC 会長賞」を受賞

ラクネコは、来客対応の課題を解決し、受付からご対面までをスマートに対応する受付システムです。

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