ユーザーエクスペリエンスとは、製品やサービスの使用・消費・所有などを通じて、人間が認知する(有意義な)体験を意味します。機能や使いやすさだけではなく、ユーザーが実際に商品を使用したり消費した際に、真に満足できるかどうかを重視した概念になります。
IT の世界ではユーザーエクスペリエンスは、ユーザーのデジタル機器及びシステムに対する一連の操作から得られる体験を総称した言葉として使われています。ユーザーエクスペリエンスの概念は、認知心理学者のD.A.ノーマン氏によって提唱され、ユーザーの立場にたった「ユーザー中心設計」を実現するために重要視されるようになりました。