クラウドとは「cloud」「crowd」と表記され、「cloud」は雲、「crowd」は群衆や集合知を意味します。ネットワーク上の「cloud」は雲のように実体の無いもやもやとした塊を表し、IT業界ではシステム構成図でネットワークの向こう側を雲(cloud)のマークで表す慣習があることからこのように呼ばれるようになりました。主に「クラウドコンピューティング」の呼び方として用いられ、2006年にGoogle CEOのエリック シュミット氏が英国の「The Economist」の特別号The World in 2007に寄稿した記事で初めて使われた。ソフトウェアやハードウェアを利用者に提供するデータセンターや、その中で運用されているサーバ群などがクラウドと呼ばれます。「クラウド」の定義は現在、企業や個人によって様々に解釈されており、人々を混乱させやすいという問題点があります。