ヒューリスティック評価とは、ユーザーインターフェイス開発においてユーザビリティを評価するための手法のひとつです。主にデザイナー、エンジニアなど数人のスペシャリストがガイドラインに基づいてインターフェイス、デザイン、システムなどを評価し、結果をまとめて問題修正の優先度を決定します。主観的評価で左右されがちなユーザビリティに関する基準、ホームページのユーザーインターフェイスの課題解決にあたって、ヒューリスティック評価は、それらの問題点を発見する上で効果的な手法となっています。1990年にJakob NielsenとRolf Molichが開発し、日本でも2000年に入った頃からよく使われるようになり、今ではユーザビリティテストに次ぐ利用頻度になっています。