ソフトウェアの設計図に当たるソースコードを無償で公開して、誰でも自由にそのソフトウェアを改良して、再配布できるようにすること。オープンソースの概念を推進する組織Open Source Initiative (OSI)では、オープンソースの定義として、①自由に再頒布できること、②ソースコードを入手できること、③ソフトウェアを変更、改良した派生物を頒布できること、④個人やグループを差別しないこと、などが定められている。代表例に、Linux OSなどがある。Linuxの場合、インターネットなどで取得し、対価を支払わずに利用できるなどの利点がある半面、商業利用を目的に改変した場合、改変部分の開示を求められることがある。また、GoogleはオープンソースOS「Google Chrome OS」を開発中で、2010年の完成が予定されている。