【品質管理委員会】品質事故の根本原因は?!徹底的に話し合う「アクシデントレビュー」

REPORT
2020.01.15

プロトソリューションでは、お客様に心から満足していただける高品質なサービスを提供するため、様々な品質向上の取り組みを行っています。
今回は品質事故が起きてしまった場合に行っている「アクシデントレビュー」について知っていただきたいと思います。

■■取り組み内容■■
プロトソリューションでは品質事故を「アクシデント」と呼称し、発生した際はまず部署内で話し合いレポートにまとめます。
そのアクシデントレポートをもとに、内容を評価検討するためのレビューを行う、というものです。
レビューの場で原因追及や対策が不十分だと判断された場合には、何度でも差し戻し、再検討します。

アクシデントレビューの際には、以下の点が大切です。
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【重要ポイント!】

①アクシデントの内容はレポートにまとめて報告
 ⇒ 事象内容を報告し、記録・管理していくためにレポートとしてまとめます。
   当事者以外の人でも 経緯、影響範囲、原因、対策 を理解できる状態にすることが大切!

②アクシデント内容はオープンにし、他の部署でも教訓にできるよう共有可能にしている
 ⇒ 情報をオープンにすることで、1つの事故から学びと教訓を得られる人を増やすことができます。

③当該部署と品質管理部のみでなく様々な部署からレビュア―を集め、多角的な視点が入るようにしている
 ⇒ 専門分野外でも、リスクの本質は共通していることがあります。
   根本原因と対策の妥当性を評価するためには、様々な視点で考える必要があります。

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さらにレビュー後も経過観察を行い、対策が有効だったか、継続されているか、を定期的に確認していきます。

 ↑ 過去を教訓に(過去の大きなアクシデント)

■■なぜアクシデントレビューを行うのか■■
品質事故「再発防止」を確実にするため!です。

アクシデントは特定の誰かのせいではなく、最終的に高品質を担保する「仕組み」に不備があったということです。
だからこそ、個人単位ではなく組織として会社として真摯に向き合わなければ再発防止はできません。
根本原因追及に不足はないか、対策内容が有効であるか、を評価検討していくためには組織全体で議論し考えていく必要があります。

■■今後について■■
未然防止活動に注力することはもちろんのこと、再発防止についても、アクシデントに対して真摯に向き合い、会社全体で考え続けてまいります。
お客様にとってプロトソリューションが安心できるパートナーであり続けるために。

品質管理委員会

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