
毎朝、会社のあちこちで「おはようございます!」という明るい声が響く。
そんな光景が当たり前になると、会社の空気も変わっていきます。
プロトソリューションは、挨拶を「ただの習慣」ではなく「人と人をつなぐ力」として大切にしています。
挨拶ができる社員がいる会社、挨拶が飛び交う社風がある会社は、きっと衰退することなく成長し続ける。
そう考え、立ち上げたのが「ハロープロジェクト(以下:ハロプロ)」です。
挨拶を通して “人間力=企業力” を育てる。
その取り組みの裏側には、プロジェクトを推進するメンバーの想いがありました。
<プロフィール>
村吉 水さん
全国エリアに展開するクルマ(中古車)情報誌グー。沖縄の中古車物件情報「カー!と言えばグーネット沖縄」の営業担当。県内の販売店に訪問し、新しいサービスの提案を行う。
<ハロプロとは?>
社内の有志で結成されたプロジェクト。あいさつが自然と飛び交う文化をつくるために活動しています。
メンバーは、部署や役職の垣根を越えた多様な社員たちで構成されており、朝の挨拶運動の実施をはじめ、挨拶の大切さを伝える社内ポスター制作など、楽しく続けられる工夫を重ねています。
決まりごとではなく、自然と挨拶をしたくなる空気をつくることが最大の目的です。
ハロプロの過去記事
https://www.protosolution.co.jp/tag/haropuro/
Q:ハロプロの委員長としての思い
村吉さん:ハロプロは、誰に言われるわけではなく、自然と挨拶が飛び交う風土づくりとして活動しています。
僕が委員長を務めて約1年になるんですが、プロジェクトの委員長になった際に一度「挨拶」という言葉の意味を調べたことがあるんです。
「挨」は「軽く前に押す」という意味で、「拶」は「近づく、進む」を意味しています。
挨拶をすることで、人との距離が縮まり、ことが前に進む。
つまり、挨拶は人間関係を築く第一歩になるということです。
僕が普段行っている営業を例にすると、販売店へ訪問した際にはやはり挨拶からスタートしますし、販売店によっては、堅苦しい挨拶よりもフランクな感じの方が喜んでくれるスタッフさんもいたりします。「挨拶をする」という行為だけでも色々なアプローチがあるし、そこから生まれてくる信頼みたいなものがあるんですよね。
ハロプロも単なる挨拶運動ではなく、僕が普段している営業活動と共通する部分を見つけたときに、取り組み自体に深みを持たせることができたんです。
なので、ハロプロ活動の中でも挨拶する相手とアイコンタクトをしてみたり、どうやったら挨拶が返ってくるかな?とか考えるようにしています。
Q:課題はあると感じる?
村吉さん:まだまだ挨拶が足りないと感じたりはします。
活動の一つにある「朝の挨拶運動」は会社の入り口付近で実施しているということもあり、半ば強制力がはたらいて、社員も挨拶を返してくれるんですよね。
でも、日中に廊下で社員とすれ違ったりすると、「お疲れ様です」という僕からの挨拶に対して返事が返ってこないこともしばしば・・。
皆が皆、挨拶を返してくれるというのは難しいかもしれませんが、挨拶をする側からすると返ってこないと寂しいですし、もしかすると「もう、挨拶をしないほうがいいかな・・」って思っちゃう人が増えても仕方がないですよね・・。
こういった“挨拶スルー(そう呼んでいる)”を、外部から来たお客様に対してもしているとなると、結果的に会社のプレゼンスを下げることにも繋がりますから、喫緊の課題だと感じています。

Q:何をやれば挨拶が会社の風土になるのか?
村吉さん:やはり自分の気分が乗っていないと相手にも伝わらないのだと思います。
挨拶が返ってこないときのことを僕なりに考えてみたのですが、
「僕自身も声が小さかったかもしれない」とか、
「相手へ向けて言っている様に見えなかっただけかもしれない」とか、
思い当たるところがいくつかあったんです。
ボソボソ声の暗い挨拶は何を言っているか伝わらないので、姿勢を正して声色を明るくしてみるなど工夫したり、相手と目線を合せにいったり(ジロジロ見るのはNGですが・・)、そうすることで挨拶を返してくれることが増えた気がします。
あとは、委員会のミーティングで「挨拶スター」を決めたら面白いという案も出ています(投票制で)。
本来なら自主的に挨拶をしていくのが良いのですが、挨拶について考える機会を社員に持ってもらい、段階的に挨拶ができる様になれば良いですね。
Q:今後の取り組み
村吉さん:挨拶に対する反応として目にみえるものがデータとしてとれていなかったので、10月からアンケート開始する予定です。僕らの活動が社員にどう影響を与えているのか?どう感じているのか?社員の声を聞いてみる必要があると思っています。
あとは、ハロプロの委員会だけではなく色んな人を巻き込んで何かやってみたいです!
例えば福田さんとか(笑)
FUKU LABで面白いことを発信していますから(笑)
福田:僕でお役に立てることがあればいつでも声かけてください。
Q:村吉さんにとって挨拶とは?
村吉さん:自分を表す一つの表現方法です。
人との出会いは挨拶から始まる。そこで第一印象が決まりますし、その後の関わりにも影響するものだと思っています。
挨拶は「あなたに心を開いてますよ〜」っていう意思表示になりますから(笑)
僕自身、挨拶で人間関係が豊かになっていると感じます。
皆さんにもぜひ積極的に挨拶をして、素敵な人間関係を作り、人生を豊かにしてほしいと思っています。

Q:まとめ
私たちが信じているのは、「挨拶ができる社員がいる会社は衰退しない」ということ。
挨拶には、相手を思いやる心と、相手を認める敬意が詰まっています。
それは、“人間力”そのもの。
そして、人間力の集合体こそが会社の力だと考えています。
“おはよう”という一言が、人をつなぎ、会社を強くし、社会を明るくする。
私たちは、今日もその一言を大切にしながら、挨拶の輪を広げていきます。
この記事を書いたひと:福田 聡樹(ふくだ さとき)
Webソリューション部所属。自社ホームページ編集長。ブログ/インタビュー/動画などのコンテンツを使ってプロトソリューションの取り組み、サービスやタレント情報の発信をしています。趣味は水泳/推しはXGのHINATA/MBTIはENFJ/ボダコ🐕と暮らす陽気な中年。