
こんにちは、プロトソリューションの福田です。
5/30 沖縄県立開邦中学校から6名の学生さんが取材に来てくれました。
インタビューを受けるのは、シェアサイクルCYCY OKINAWAの担当をしている平良さん。
「沖縄活性化について考える」というテーマで、たくさんの質問に答えていきます!
これを読めばシェアサイクルCYCYの事業への想いと、シェアサイクルが持たらす効果が分かるかも^^
ぜひ最後まで読んでくださいね♪
■学生さんからのインタビュー

これまで車に支えられてきた僕らにとって、沖縄県という車社会に対してできることはないか?そういった想いで始めたのがシェアサイクルCYCY OKINAWAです。
事業目的としては、①脱炭素社会の構築(SDGsの観点)、②交通渋滞の緩和、③健康意識の向上となります。
③は皆さんにはあまりない感覚かも知れませんね(笑)。 ただ、沖縄の大人はコンビニに行くにも車を使う人が多いこともあって、自転車という選択肢を持つことで健康にも寄与できると考えました。



一度ユーザーアンケートをとったんですが、その結果をみると、CYCYを乗り始める距離は家から500mまで、目的地と自宅2kmまでなら許容するという結果が出ていたんです。
そういったデータを元に、ステーションをどこに置こうか考えています。


那覇に集中していますが、ステーションがゆいレールの各駅に多いということもあって、通勤・通学での利用が主となっています。
ゆいレールの駅にはほぼ設置されていて、那覇空港駅と安里駅、市立病院前駅以外は全て設置されています。


ただ、沖縄県とは協力関係にあって、例えば「◯◯の市町村に展開したいので担当者をご紹介できませんか?」という具合で話を進めていく場合もあったりします。
あとは、県や市町村が公開しているマスタープランを見て、提携の糸口を見つけたりもしています。



例えば1回の利用時間、利用時間帯と目的地などといった感じです。
その結果、観光客が40%未満。県民が60%以上。なので県民の方が多い傾向にありますね。




理由の一つはアナログな運用にあります。例えば、CYCYは電動アシスト機能がついてるんですが、そのバッテリーを人の手で交換しています。
また、月間80台近くのパンク修理費用とその工数がかかっているので、効率が悪いんですよね。
ですので、将来的には非接触でバッテリー充電ができる運用や、電力供給ができるステーションの設置を検討しています。




という計算式で算出しています。



短い距離を移動する際に、気軽に利用できる二次交通としてユーザーの選択肢の1つになって欲しいですね。
具体的には今ある自転車の台数を530台から880台へ。ステーションを180箇所から360箇所にする。CYCYが利用できる地域を増やしていきたいと考えています。


■最後に
シェアサイクルCYCY OKINAWAは、自動車や公共交通機関といった一次交通手段を補うものとして利用される便利なサービスです。
ニーズに応じて多様な使い方ができるシェアサイクルは、今後も大きな活躍が期待できそうですね^^
最後に、開邦中学校の皆さん、プロトソリューションにお越しいただき有難うございました!
■シェアサイクル「CYCY」とは?
株式会社プロトソリューションが2019年10月より開始したシェアサイクル事業です。ICTを活用し、地域に根ざしたシェアサイクル事業を行うことで、観光客の利便性向上を図り、交通渋滞緩和、環境への配慮を目指します。なお、本サービスは、OpenStreet株式会社が提供する自転車シェアリングシステム「HELLO CYCLING」を活用して行います。
沖縄のシェアサイクル CYCY(サイサイ)の料金・概要はこちら
この記事を書いたひと:福田 聡樹(ふくだ さとき)
株式会社プロトソリューション Webソリューション部所属。自社ホームページ編集長。ブログ/インタビュー/動画などのコンテンツを使ってプロトソリューションの取り組み、サービスやタレント情報の発信をしています。
好きなもの:趣味は水泳。推しはXGのHINATA。ボダコ🐕と暮らす陽気な中年