Z世代から支持される人気チャットアプリ『Muze』を、Y世代が触ってみた

REPORT
2021.06.17

こんにちは。編集部の福田です!

今、Z世代に大人気の『Muze』というアプリをご存じですか?

なんでも、感覚的に遊べるというのがハマる理由なんだとか。

今回は、私Y世代の福田がMuzeを実際に使ってみたうえでのレビューをまとめてみました。

この記事を読めば『Muze』がどんなアプリなのかが、“感覚として” 分かる内容になっています。

是非最後まで読んでくださいね♪

参考までに
Y世代:1980年~1990年後半生まれ。デジタルネイティブ。ブランド志向。空気を読む。話好き。ムダを楽しむ。理想を求める。

Z世代:1990年後半~2012年生まれ。SNSネイティブ。本質志向。多様性を重視。接客が苦手。ムダを省く。リアルを求める。

※世代の定義については様々な議論がされているので必ずしもそうではない

Muzeを使ってみた

結論から言うと、面白い!

チャットアプリと聞いていたが、少し違う。

テキストや写真、スタンプに動画などを真っ白い画面に貼っていくんだけど、これまでのチャットアプリとは違って、対話する相手と自分とで画面が左右に分かれているわけでもなく、誰のターンといった概念もない。
お絵かきできる日記みたいな感覚で、自由度はめちゃくちゃ高いのが特徴。
これまでに、ありそうでなかった感じ。

ひと言では言い表せないので、実際のキャプチャを使って説明していきます!

さっそくMuzeを開くと、画面が真っ白!

UIは画面いっぱいに真っ白です



インターフェイスは、普段触り慣れているチャットアプリと大差はない。

まずは試しにとテキストをタップ。

フォントの種類や装飾、配色の多さに戸惑う。

カラー調整が指一本で簡単にできちゃう。

 

HelveticaやAvenir、Futuraをはじめ、全部で36種類のフォントが搭載されている ※2021年6月現在



適当に書いてみるが、いつもと様子がおかしい。

なんだなんだ!?

テキストを移動できたり、拡大できたり、普段のチャットアプリと違ってどう使えばいいのか分からない。。

指でピンチアウトして拡大、文字を押したままドラッグで移動できる



しかし私もデジタルネイティブ世代の端くれ。

3分くらいあちこち触っていると、
はいはい、感覚で分かってきましたよ。

「言葉ではなく心で理解できた!」

ここで自己紹介なんかしちゃったりして



テキストの形、大きさ、色などを自由に選べるので、適当に並べてもなんか派手さが出る。

画像も同じ様に移動や拡大といった操作が感覚でできちゃう。

なんか凄く自由過ぎて、不安になるなー。

まっ、正解はないのだろう。気にしない気にしない。

ユーザーとやりとりしてみる

1人で遊ぶのも飽きたので、他ユーザーとやりとりしてみる。

Muzeも従来のチャットアプリみたいに「友達かも?」の機能がついていて、私の電話帳にある同僚らしき人物がリストアップされる。(リストアップされるには相手にもMuzeアプリをダウンロードしている必要がある)

そして、ちょっとした遊び心なのか、左上のmuzeロゴをタップすると、ロゴの色やテクスチャが変わるようになっている。

丁度良い感じでリストされているユーザーを発見したので実験に使ってみる



友達申請をすると相手も暇だったのだろうか、即レスが返ってきた!

2人で使うとどうなるんだろう。。?

私の好奇心が湧いたと同時に相手からテキストと写真が貼られてくる。

おぉ!興奮してつい英語になってしまう。w(゜o゜)w

使い方が分からない同士でやりとりをすると、あっと言う間に真っ白なキャンバスがカオスな状態になった(笑)

もはや会話になっていないが、予測不能なやりとりが逆に新鮮でクセになりそう



相手からのコメントや写真の上に、自分が書いたテキストや写真などを上書き配置することが出来る。

キャンバスのどこに書いてもいいという自由度の高さは、逆に何についてのレスなのかが分かりにくくなるので、その辺は上書き配置でカバー。

そのほか、フリーペン機能もついているので、お絵描きしたり何かを説明するときなどに使えそう。

感覚で書けるデメリットを機能面できっちりカバーしている



ごちゃごちゃカオスな感じが、かえってアーティスティックに仕上げてくれる気がする。

やりとりしたあと、振りかえって見るのが楽しみにもなりますね♪ 1つの作品の様です。

 

まとめ

感覚でのやりとりは何も考えないで良い分、受け手の捉え方によって伝わり方が変わるので、『伝える』というコミュニケーションにおいては従来のチャットアプリのほうが使いやすいと言える。(ガチ感想)

しかし、Muzeの良さは感覚的にやりとり出来るからこそ、枠に捕らわれないクリエイティビティの高いコミュニケーションが可能になる。

今Web上では、一生かけても消費しきれないほどのコンテンツが溢れていて、有益な情報の取捨選択を瞬時に判断しながらも、いかに無駄を省き生産性を高めていけるかということが重要視されている。

動画を倍速で見たり、ながら学習ができる音声メディアといったいわゆる「時短」が注目されているのがその証拠だろう。

そんな中、MuzeがZ世代に人気なのは、前述した内容と矛盾するようだがその “分かりにくさ” “伝わりにくさ” にあると使ってみて感じた。

“伝わりにくい” から生まれる「あはは、何それ?」と言ったコミュニケーションから新しい話題が派生して、そこから面白い発見が生まれる。

なんでもかんでもWeb上で調べれば解決できる時代に生きる若い世代にとって、
何が起こるか予測できないMuzeは、“新感覚なコミュニケーション” に触れられる場所なのかも知れないですね^^

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この記事を書いたひと:福田 聡樹(ふくだ さとき)

株式会社プロトソリューション Webマーケティング部所属。自社ホームページ編集長。ブログ/インタビュー/動画などのコンテンツを使って、プロトソリューションのサービスやタレント情報を発信しています。
好きなもの:爬虫類全般、本のにおい。


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