6月24日(日)は、講師にRFID/NFCエバンジェリストの大坂 泰弘氏をお招きし「今日から始めるIoT、ICタグを使ってみよう!」というイベントを開催しました。
商品の在庫管理などでICタグが使われていることはよく知られていると思いますが、今回はそのICタグを生活の中に取り入れるにはどうするか、というお話です!
ハンズオンイベントでしたので、実際にICタグを使ったオリジナルNFCアクセサリの作成も行われました。参加者の皆さんのイベントへの積極的な参加の様子から、ICタグへの関心の高さが伺えました。イベントの前半は講話を中心に進め、後半はハンズオン形式でICタグに実際に触れていきました。
まず、ICタグはどのような場所で利用されているかの例を考えていきました。大坂氏が例としてあげたのは小売店の「在庫管理」です。アイテムが箱にまとめられて届いた際に、ICタグがあれば大きく手間を減らせます。ICタグに商品の情報を読み込ませておけば、商品を一つづつ確認することなく、納品することができます。
従来のICタグの用途といえばこのようなものでしたが、大坂氏はさらに、ICタグを日常生活に活用する方法を話されました。その中の一つは「冷蔵庫内の在庫管理」です。冷蔵庫の中にICタグを設置し、ペットボトルを置くとICタグが反応できるようにプログラムを書きます。すると、コンピューター上でペットボトルの本数を管理できるようになる、というものでした。なんでも大坂氏の夢は「喋る冷蔵庫を作ること」らしいので、これからのICタグ用途の進化が楽しみですね!
今回のイベントは、大坂氏が実際の試験動画を講話の端々に用意されていたので、参加者の皆さんもICタグがどのように動作するかを容易にイメージできているようでした。また、実際にICタグに触れて体験し、ICタグの仕組みを学ぶことができた参加者の皆さんは、イベント後も講師の方との歓談を楽しんでいらっしゃいました。参加者、講師の方を含め、有意義なイベントになっていたようでした。
CODEBASEでは、7月も「Mac初心者講座」「クリーンコード講座」の他、外部からの持ち込みイベントもございます。イベント詳細は「connpass」というサイトにて掲載いたしますので、そちらもチェックしてみてください!