3月25日(日)に「ES2015(ES6)なJavascriptで簡単なゲームを作ろう!」というイベントを開催しました。
講師には沖縄でフロントエンドを中心に活躍されている仲田翔太(ナカダショウタ)氏をお迎えし、プログラミング言語の一つであるJavascriptでコーディングを行い、簡易ゲーム作成を進めていきました。
講師の仲田氏が作成したQiitaの記事をもとに、ES2015なJavascriptでプログラムのコードを作成していきました。
ESとはECMAScriptと言われ、EcmaInternationalという国際的な標準団体によってJavascriptの標準化がなされたスクリプト言語を指します。ES2015とは2015年に公表されたECMAScriptのJavascriptの仕様のことをさします。
イベントでは、簡易ゲームの機能を段階ごとに分けて、仲田氏の解説のもと進めていきました。
大まかには、ゲームフィールドの作成から始まり、プレイヤーのマークやフィールド内の壁の作成、プレイヤーが壁に接触した際にゲームオーバーになるように設定する、自動的に壁が動くようにコーディングしていくといった順序で進めていきました。
基本的に仲田氏が作成済みのコードをコピーまたは真似をして進めましたが、コードの変更点については仲田氏の説明を受けることで参加者の皆さんもコードを理解して次の段階に進むことができていました。
参加者の皆さん、自分のコードでゲームが動くことを楽しんでいるように見受けられ、ゲームを完成させてからは、フィールドの色や動く速さをカスタマイズして自分なりの工夫をされている方もいらっしゃいました。
仲田氏によるとJavascriptはこれからさらに進化していくプログラミング言語であるとのこと。
フロントエンド言語のJavascriptは、世界的にはすでに人気のある言語です。さらに、Javascriptのサーバーサイド実行環境の一つであるnode.jsを利用すればサーバーサイドの機能も実装することができるようになったことで、web開発言語としての注目を集めるようになってきました。
webアプリケーションの見た目の部分に限らず、機能面もJavascriptを使って書けるようになったのはJavascriptが人気である一つの要因になっています。
ITの発展は凄まじく、いま主流である言語が数年後も使われているとは限りません。現場で実際に働くエンジニアから情報を入手し、世界的なトレンドを意識してプログラミングに取り入れる能力もエンジニアには必要な力かもしれません。
イベントに参加した参加者の方からは、「普段はJavascriptを触っていないので今回のイベントはいい経験だった」というお声を頂きました。使用したことのないプログラミング言語の情報収集の場としても、今回のようなイベントを利用して頂けると幸いです。
また、CODE BASEには現場で働くエンジニアの方もお越しくださるので、最先端の情報収集の場としてもぜひご活用ください。