クリーンアッププロジェクトクリーンアッププロジェクト

クリーンアップから広がる地域貢献の輪

2018年6月から有志によってスタートしたクリーンアップ活動。
ゴミ拾いを起点とした、社内の輪・行政との繋がり・地域とのコミュニケーション。
主体的にCSR活動に取り組む、Rinsakuさんにインタビューしました。

Rinsakuさん
Rinsakuさんメディア事業推進室に所属。
M&Aや広報など対外的な業務を行う中、職業人講話やクリーンアップ活動などCSR活動にも力を入れる。

クリーンアップ活動とは、どんな取り組みですか?

Rinsakuさん 環境を大切にして、ゴミを捨てない・ゴミのない地域を目指し、沖縄本社の近隣地域で週1回開催する活動です。

2018年6月から活動をスタートし、現在までで約50回、延べ400名の社員に有志で参加していただいています。沖縄大好きな私がメインで担当するようになったのは2018年の11月からですが、まず第一に継続することを重要ポイントととらえ、「無理をしない」ことをモットーに実施しています。

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それだけの回数を継続するために気をつけていることはありますか?

Rinsakuさん 心がけているのは、「強制しないこと」「少人数でもやること」の2点ですね。
無理のある活動は継続しないと思うので、先ほど挙げた「無理をしない」をモットーに、活動に意欲あるメンバーで実施することが継続につながっていると思います。社会に貢献したい!という想いからスタートしたプロジェクトなので、参加人数○○人!ゴミ袋○○個!と目標を定量的に定めてしまうと強制感が出てしまうので、あえて目標にはしていません。実際にキレイになるのを実感すると、こちらから強制しなくても自主的に参加してくれる方も増えてきていますしね。

実施し始めたころと最近とで変わったことはありますか?

Rinsakuさん 最初のころは、本当にたくさんゴミが落ちていました。
本社ビルの裏側が漁港になっているのですが、景色もきれいなせいか、空き缶や吸殻、バーベキューのゴミなど、レジャー系のゴミが多かったですね。
それが今ではほとんどゴミが落ちてないんです!とてもキレイな環境が継続しているのは本当に嬉しいですね。

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こんな変わったゴミ拾った!という経験があれば教えてください。

Rinsakuさん 本当に大きなヤドカリがいたんですよ!誰かが道路まで持ってきたんじゃないかな・・・、あれは衝撃でしたね。あとは、タイヤやクッション・ブラウン管のテレビなどの粗大ゴミが落ちていることもありました。

粗大ゴミはさすがに会社で廃棄できないですよね?

Rinsakuさん 行政(宜野湾市)に連絡をして、撤去していただきました。粗大ゴミは本当に困りますよね・・・。
それ以来行政とも連携し始めるようになり、現在使っているゴミ袋・軍手も支給していただきました。
今後も宜野湾市を含め、地域と連携して地域に貢献していきたいですね。

どんな方が参加していますか?

Rinsakuさん 私の所属する部署メンバーの参加率が高いのですが、役員・責任者をはじめ、新卒メンバーも率先して参加してくれています。
中には、マイ軍手を持参して参加してくれるメンバーもいて、意気込みの高さが伺えますね!

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クリーンアップ活動のやりがいを教えてください

Rinsakuさん やっぱり単純にキレイになると嬉しいですよね!
自分が働く職場が、雇用だけじゃなく地域に直接貢献できているという実感もあります。
最近では、近隣の企業でもクリーンアップ活動を実施されているようで、そのきっかけ作りに貢献できたのかなとも思っています。
地域の方々からもお褒めの言葉をいただいたり、コミュニケーションにつながったりしています。
一番は、ゴミの量がどんどん減っていっていて、この宜野湾市大山エリアがきれいになって、少しでも地域に貢献できているかもと思うのがやりがいですね!

今後の展望を教えてください

Rinsakuさん どこかの会社と一緒にタッグを組んでやりたいなと思います。
弊社ではビーチクリーン活動にも協賛しているのですが、このような活動のように、地域共同で会社を超えて地域のためにできることをやっていきたいなと思っています。

運動にもなるし、何しろ目に見えてキレイになるから笑顔が広がる。
清掃が目的ではあるけれど、そこから生まれるものに価値があると思っています。

輪が広がって、コミュニケーションができる場になれば最高ですよね。
地域に根ざす企業として、地域に貢献していきたいと思っています。

(取材/文・撮影:玉城久子(たまき ひさこ))

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