QAエンジニアがJSTQB Advanced Level TestAnalystの学習で得た呪力?で領域展開した話

REPORT
2022.03.14

自己紹介とこの記事について

こんにちは・こんばんわ。プロトソリューションの川満です。
QAチームに在籍し、今年で9年目となりました。

昨年の8月に取得したJSTQB Foundation Levelを勉強していく中で
これまで業務で培った知識が一般的なソフトウェアテストの常識とマッチしていない(通用しない)部分があることに恐怖を覚え、Foundation Levelの取得だけにとどまらず、Advanced Levelにも挑戦していった中で感じたことやQAとしての観点を残したいと思いました。

またAdvanced Levelには参考書が存在せず、ISTQB・JSTQBが提供しているシラバス(学習事項)の資料から勉強しないといけないので学習方法に困る方が多くいらっしゃると思うのでそこも救えればと思います🙏

そして、業務で知識を活かせる(領域展開)タイミングについてもShareさせて下さい!

ISTQB・JSTQBって??

JSTQBとは、日本におけるソフトウェアテスト技術者資格認定の運営組織で、 各国のテスト技術者認定組織が参加しているISTQB(International Software Testing Qualifications Board)の加盟組織として2005年4月に認定されています。
ISTQBの加盟組織の各国団体は資格および教育・訓練組織認証について相互認証を行っています。つまり、JSTQBが運営するソフトウェアテスト技術者資格は海外でも有効な資格となっています。
※「JSTQB 認定テスト技術者資格」より

直訳するとソフトウェアテストを行うに相応しい資格との事。
QAエンジニアとしては是非、取得したい資格ですね!海外でも有効な資格になっているのもいいですね。

資格の種類

大きく3つあります!

Foundation Level・・・基礎レベルに該当するレベル🐣

Advanced Level・・・上位レベル👨

Expert Level・・・さら上位。スペシャリスト向けのレベル💪

JSTQBは日本語で受けられますがFoundation LevelとAdvanced LevelのTestAnalyst、TestManagerのみ対応となっており、Advanced LevelのTechnical TestAnalyst(自動化や非機能テスト部分をメインで学べる)とExpert LevelはISTQBで受験する(英語で)必要が出てくる。

Advanced LevelのTestAnalystはどう業務に活かせる?

TestAnalystはテストアイテム(検証対象)に対してどのようなアプローチを行うか?という所を適切に扱う事が求められます。つまり、テスト設計のスペシャリスト的な立ち位置ですね。

ここでの選択が各テスト工程での肝になるので責任重大です。

ブラックボックステスト技法(ペアワイズ、クラシフィケーションツリー、状態遷移図、同値・境界、デシジョン、ユースケース)を特定の条件に適応出来る設計スキルや経験ベーステスト、要件やユーザーストーリーのレビューする為の観点スキル…等が求められるのでQA対応の確度をあげたり、テストアプローチを明確にする事が出来るのでこれまでの悩みなども解消できる部分が出てくるはずなので物事がスムーズに進む様になります!※なると信じている。

テストコントロールをする上での根拠を提示する事が出来る様になると思います。※もちろん品質確保も

テスト設計に自信の無い方やスキルアップを目指される方は是非、挑戦してみましょう。

Advanced Levelの勉強方法って???

FoundationLevelは青本 ※参考書があるので参考書を読みつつ、テス友を解いていけば試験で点数は取れると思います!※僕はこれで受かりました。

だがしかし、前述した通りAdvanced Levelには無いんです。参考書が・・!

一応JSTQBの方からこんな感じの問題がでるよ。って動画がYouTubeにあがっているのですがそこで難しいアドバイスが・・・

👨(講師の方)「グループを作ってK4・K3レベルの問題を出しあって、回答し合う事をおススメします!」

🐣(僕)「問題を出しあう??問題のサンプルも少ない(公式な参考書・問題集もない)ので勉強難しいなぁ」

そんな中で勉強の進め方を模索していた中でみつけたのがconnpassのイベントでした!

問題のサンプルも少ない

上でも記述してますがALは公式の問題集がありません!という事でなければ作ろうという試みを
イベントを主催して頂いているTanoguchiさんやコミュニティの皆さんと共に実戦形式で進めていきました!

シラバスから学習目的である重要箇所を題材にJSTQBの技術委員会(資格試験の問題を作成する方々)と同様に問題を作成し、参加者同士で答え合うという取り組みなので最初をハードルが高いかな。と思いましたが、コミュニティのメンバーと切磋琢磨しあう事でなんとかK2・K3レベル(JSTQBの理解度レベル ※K1~K4まである)の問題を作成する事が出来ました!※K4は異次元過ぎて作れなかったです😂(次回トライ)

この勉強中で最も大切だと感じたことはシラバスの読み方です。

読み方①

読み飛ばしがちですが、シラバス各章の学習目的をしっかりと読む!

※対象章・節の冒頭にあるので要チェック(引用元のシラバス)

読み方②

読み方①で確認した学習目的を意識して対象の章・節を読み込む!

勉強会に参加するまでは目次かな?程度で読み飛ばしていた学習目的の大切さを勉強会を通して、知る事が出来て本当に良かったなと思いました😭

また問題作成は学習目的の要点を理解しないと作成出来ないのでとても良い勉強方法でした!※脳に沁みました。

これからAdvanced Levelを受験される方は絶対参加するべきです!(絶対受かるとは言っていない)

業務で活かせた体験談(領域展開!!!)

業務で行っている開発ライフサイクルがアジャイル開発になるのですが、QA担当が最も効果を発揮できる所はスクラムイベントのリファイメントになると私は思います。プロダクトバックログで発生したユーザーストーリーに対して受け入れ基準をリファイメントで私たちのチームでは決めています。そこでもし受け入れ基準が足りず(もしくは明確ではない)、機能要件漏れが発生した場合下流のテスト実施で検知出来たとしてもそこから発生するコストは甚大になってしまいます。

そこで私はAdvanced Level TestAnalystで学んだユーザーストーリーレビューの観点でPOの方や他のメンバーが定めた受け入れ要件をレビューするようにしました。QA(テスト)可能なのか?という観点で受け入れ基準を考えるチームは少ないので発言もしやすくなりましたし、受け入れ基準を明確にする事が少しづつですが出来るようになってきたな。と感じています。

※引用元のシラバス

最後に

勉強を通していく中でこれまで業務で慢心していた部分(知っているつもりが全然わかってない)があったなぁ。と感じました。勉強会に参加しさまざまの方々と理解を深めていく事の大切さを知る事が出来ました!またTestAnalystの存在意義を知る事で自身の市場価値も増すな。と感じる事が出来たのでワクワクしながら勉強出来ました!今年2月に試験を受けたので4~5月頃の発表です!ドキドキしながら発表を待っていますw
受かってますように!最後までお読み頂き、ありがとう御座いました!!!

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