新型コロナウィルス感染拡大が続いている状況ですが、指数関数的に増加した3~4月に比べると、現在の感染者数は減少傾向にあります。

人が多く集まるイベントなどは、集団感染の発生リスクが高いとして禁止され、会議や飲み会といったものはオンラインへ移行し、スーパーでは距離を確保する『ソーシャルディスタンスシール』が目立つようになり、私たちの生活に様々な変化が出てきました。
始めはストレスを感じていた自粛期間も今ではすっかり慣れてしまい、コロナ禍で生まれた“感染対策”といった取り決めを、私たちは日常に取り入れながら生活していると思います。
さて、そのコロナウィルスの流行ですが、収束はせず今後数年は続くと予想されています。
ニューノーマルに備える
残念ながらコロナウィルスの流行はまだまだ続くと言われています。むしろ、収束しないといった考えでいた方が実は良いのかも知れません。
と言うのも、今回のパンデミックによって私たちの生活、つまり労働・教育・消費が、オンラインといったITを通じて大きく変化したことを実感していると思いますが、それは一過性のものではなく今後も継続し、常態化していくということです。
「コロナが落ち着いたら・・・」と考えるよりもコロナと共存しながら新しい常態(ニューノーマル)に備え、働き方・教育・暮らし、それらに必要な知識・技術を身に付けていくことが重要ではないでしょうか。
テレワークやデリバリーサービス、ソーシャルディスタンスなど新しい行動様式に世界中が移行し、この半年で従来の常識や価値観が様変わりしています。
コロナ以前の状態に戻るのをただ待つのではなく、自身の常識をアップデートさせて次の時代(アフターコロナ)を迎えるのが賢明と言えるでしょう。
『新しい生活様式』の実践
新常態(ニューノーマル)に備えるのは理解したとして、日本政府から提言された「新しい生活様式」を実践していきたいところですが、具体的にどういったものでしょうか。簡単にまとめてみました。
※厚生労働省が公表している詳しい実践例はこちら。
(1)一人ひとりの基本的感染対策
感染防止の3つの基本:①身体的距離の確保 ②マスクの着用 ③手洗い
(2)日常生活を営む上での基本的生活様式
こまめに換気、3密の回避、毎日の体温測定
私たち一人ひとりが出来ることを纏めている記事です。
基本は家から出ない。移動は最低限にすることですね!
(3)日常生活の各場面別の生活様式
買い物
通販を利用。電子決済を利用。
ネットスーパーといったオンラインショップを利用するのも良いですね!
金銭の手渡しを失くすことで感染症のリスクも下がります。
娯楽、スポーツ等
筋トレやヨガは自宅で動画を活用。公園はすいた時間、場所を選ぶ。
自宅で出来るストレッチ、有酸素運動をご紹介しています!
公共交通機関の利用
混んでいる時間帯は避けて。徒歩や自転車利用も併用する。
健康で経済的且つ環境に配慮したサービスを積極的に使っていきましょう!
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沖縄でシェアサイクルならサイサイで!
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食事
持ち帰りや出前、デリバリーも。対面ではなく横並びで座ろう。
冠婚葬祭などの親族行事
多人数での会食は避けて。発熱や風邪の症状がある場合は参加しない。
(4)働き方の新しいスタイル
テレワークやローテーション勤務。会議はオンライン。
職場は『3つの密』が形成されやすいです。テレワーク勤務が可能なら取り入れていきましょう!
新たな価値観に適応し、ポジティブに前進していく
前述しましたが、コロナウィルスによる非常事態がきっかけとなって、私たちに新たな価値観が生まれてきています。
衣食住の観点では、外出制限・自粛になることで余計な出費を抑え本質を追及するようになり、家に居る時間を使って自身のキャリア観を見つめ直し自己投資をするといった、不況の長期化に備えた消費行動をとるようになりました。
また、家族との時間が増えたことにより、家事や育児の分担を夫婦で見直すなど、家族としての安心感・絆が深まったのではないでしょうか。
このように非常事態の中で生まれた新たな価値観をポジティブに捉え、自身のスタンダードを築いていくことが、アフターコロナの世界を明るく照らす光になるのではないかと思います。
最後に、現在も感染者の治療に尽力されている医療従事者の方々と、私たちの生活を支えてくださっている全てのエッセンシャルワーカーの方々に敬意と感謝を申し上げます。
この記事を書いたひと:福田 聡樹(ふくだ さとき)
株式会社プロトソリューション Webマーケティング部所属。自社ホームページ編集長。ブログ/インタビュー/動画などのコンテンツを使って、プロトソリューションのサービスやタレント情報を発信しています。
好きなもの:爬虫類全般、本のにおい。