1,000時間削減までの1,000マイル ~テスト自動化までの道のり①~

REPORT
2020.04.14

川満 勇哉 Yuya Kawamitsu

2012年入社。プロトソリューション沖縄本社、ソリューション開発部沖縄のテストチームに所属。
開発エンジニアからの単体テスト完了後に、テスト計画、設計、テスト実行、完了報告といった工程の全てを担う。
これまでに、テスト自動化の実績として約1,000時間の工数削減を達成し、リリース後の障害も0件と、生産性だけではなく品質向上も実現させている。

今回は、川満氏より、テスト自動化導入の背景から導入後の成果までを語って頂いた。



現在の業務内容を教えてください。


現在プロトグループにて運営している、大規模WEBサービスに関連する開発案件のテスト業務を行っています。
業務内容としては主に、お客様から開発要件のヒアリングを行い、テスト計画・要件整理・テスト実施を行っております。テストといっても、要件が固まっているものだけではなく、最近ではユーザーが操作する観点から提案に入っていくなど、要件定義を含めユーザビリティを考慮したテスト計画を提案しております。



テスト自動化をするにあたり、課題となった部分を教えていただけますか?


まず、プログラム経験のない検証業務メインのメンバーが、どのようにして自動化ツールを実装していくか?というところからのスタートでした。と言うのも、『モノを作る』ではなく『評価する』のがテストチームの主な役割でしたので、自動化というソリューションに対してどういったアクションをしていくかといった情報収集に時間がかかりましたね。

とにかく「まず今、やりたいことは何か?」をメンバーで何度も話し合い、実現できる方法を本やネットの情報で検索して、色々と試しながら構築に至った感じです。


自動化となると、これまでの運用自体も変わったと思うのですが、そこでの抵抗や障壁はありましたか?


もともと、案件毎にテストケースを備蓄していくフローだったので、大きな運用変更はありませんでしたが、チーム内に浸透させていくのに結構な時間はかかりました。

基本的にテストケースを溜めていくことは変わらない。でも、それを自動生成していくまでの道のりが長かったように思います。

ただ、自動化に関わることで定型化すべき業務を選定することや、自動化ツールの構築、作らないといけないルールを話し合うMTGが増えたことにより、チームの絆は以前よりも強くなりましたね。後(第2話)で話しますが、品質の担保と生産性の両立が可能になったのも、自動化導入前の段階で何度も打ちあわせをしたことがプラスに働いたと思っています。




前例のない課題解決に向き合い、チーム全体で試行錯誤する。
一つのテストソリューションが誕生する裏には、エンジニアの弛まぬ努力がある。

次回は、テスト自動化導入の背景や、具体的な成果などに詳しく触れていきたい。




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インタビュアー:福田 聡樹(ふくだ さとき)
株式会社プロトソリューション Webマーケティング部所属。自社ホームページ編集長。
好きなもの:爬虫類全般、本のにおい。

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